「ポゼッション(2012年)」 - 2013.06.15 Sat
1981年作の「ポゼッション」とは区別したいので、今回はタイトルに(2012年)と付け加えます。

その「箱」に秘められたものとは?
災いをもたらす木箱として、アメリカのオークション・サイトで話題になったという実話をベースにしているらしい。
妻と離婚した男が、娘ふたりと週末を過ごすが、下の子がガレージセールで古い木箱を手に入れる。
…それにしても、離婚して、元夫(または元妻)は週末だけ子どもと過ごす、というパターンの話が、映画の世界では、ものすごく多いような気がする。(ということを書くのも初めてではない気がする。)
つまり、実社会でも、それほど、このパターンが多いわけだろうか。

この映画のお父さん、ちょっとハビエル・バルデムっぽい風貌。(私は見る目がないので、うのみにしないでほしいが。)
お母さん役は、キーラ・セジウィックさんで、有名なんだけど、途中までは、そんなに出番がない。
箱のおかげで、あんなんなったり、こんなんなったりしちゃう娘はナターシャ・カリスちゃん。かわいいです。カナダの人?
憑かれたようになったり、自分を取り戻していたり、どう振る舞うのか、その表情も、しっかり演技している。

悪魔祓いは「エクソシスト」などを思わせるけど、こっちはユダヤ教で、多少の目新しさがある。
製作には、サム・ライミが参加。
ちなみに、今回はじめて行ったシネマサンシャイン池袋の「6番館」は、ほかのシアターとは入り口が違って、なんだか異境に行くみたい。ホラーにはピッタリ!?
箱の鏡に映る歪んだ顔。MRI検査で見える「もの」。のどの奥から現れる「もの」。最後に姿を現す「もの」。最後のオチ。…なかなか、です。

(6月8日 シネマサンシャイン池袋)
THE POSSESSION
2012年 アメリカ・カナダ作品
監督 オーレ・ボールネダル
出演 ナターシャ・カリス、マディソン・ダヴェンポート、ジェフリー・ディーン・モーガン、キーラ・セジウィック、マティスヤフ

参考:ポゼッション@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) 2012 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
● COMMENT ●
遅くなってごめんなさい!
>とらねこさん
あー、こないだ見たら、コメントが表示されてないと思ったら…。「悪魔つき」の文字がよくなかったでしょうか。
池袋は行きやすい場所なのに、映画はあまり行かない…ほかの映画館でポイントをためたりするからなんですが。でも、はじめて入るシアターというのは経験として面白いです。
こんにちは
全体的にはオーソドックスなつくりでしたね
実体化した悪霊の姿が宇宙人に見えてしまってつい笑ってしまいました
>makiさん
はい、オーソドックスでした。
やっぱり、見えないうちが怖さもありますよね~。
笑えてしまう造形だと、ちょっとねえ。
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せっかく久しぶりに遊びに来ていただいたのに、コメントがスパム扱いになっちゃってました…うーん!ごめんなさい
こちらからTBが反映されなくなってしまって…もう全滅。今後、コメントのURL欄のところに記事URLを入れる形で、TBとさせてくださいませ。よろしくお願いしますー。
そうそう、私もシネマサンシャインに行きましたよー。
ここ、以前ジャッカスの3Dなんかもやってて、その時はあまり眼鏡の見づらい3Dでした…。