「メリー・ポピンズ」 - 2013.08.26 Mon
「午前十時の映画祭」で観賞。
ちなみにTOHOシネマズのチケットをオンラインで買うと、楽天ポイントを使うことができる。私はチケット代1000円からポイント分を割り引いて、600円台で買った。
でも、この映画は、1000円払っても、決して高くない。

見るのは6回目になる。
140分あるけど、カットしてもいいと思うところがないくらい、好きですね~!
民放のテレビ放送だったら、短くするために、歌のどれかをカットしそうだけど、そんなことしたら許せません!
幼い姉弟にとって、魔法使いのような(実際、そうなのだが)乳母の存在は、夢のようで、次々と楽しいことを体験させてくれる。
映画を見ている子どもたちも、楽しめると思うよ~。それとも今の子は冷めてるから、そうでもないか?
一方、両親はといえば、パパは銀行の仕事ひとすじで、お堅くて、子どもたちと関わる時間を作らない。ママは女権運動だか政治に関する活動だかで忙しくて、出かけてばかり。
子どもたちは乳母に任せきりなのだ。
そんな家庭問題も扱っている…とはいえ、そんな堅苦しい話は、さらっと表現されていて、ほとんど楽しさいっぱいの映画。

ディック・ヴァン・ダイクの「芸」(しかも、エンドロールで明かされる、驚きの2役! えっ! あの人も彼が演じてたの!?)、ジュリー・アンドリュースの歌。
両親や、おじさんの歌も味わいがあるし、実写とアニメの融合も楽しい。
私はサントラ盤LPを持っていたから、どの歌もおなじみ。いい曲ばかりで、どれが一番好きか、なんて決められない。
そうなると、映画を見た場合、ラストで歌われる「凧をあげよう」が耳に残ることになるのだが…。
アカデミー賞では、主演女優賞(ジュリー・アンドリュース)、作曲賞(リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン)、歌曲賞『チム・チム・チェリー』、特殊視覚効果賞、編集賞を受賞。
ゴールデングローブ賞でも、女優賞をとっている。

ということで、では、
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」
って言ってみてください。
よく知らない方は検索を。
いえ、悪いことじゃありませんよ。
(8月24日 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ)
MARY POPPINS
1964年 アメリカ作品
監督 ロバート・スティーヴンソン
出演 ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク、カレン・ドートリス、マシュー・ガーバー、ジェーン・ダーウェル

この記事の分類「映画感想(私にとっての永遠の名作)」についての説明は、こちら。
参考:メリー・ポピンズ@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
● COMMENT ●
DVD持ってます
>又左衛門さん
この暑い時期、映画館の中は快適ですが、そこにたどり着くまでが大変ですよね。
「ウエスト・サイド物語」は、映画館で観るのとテレビで見るのとでは、迫力が断然違う映画のひとつだと思います。ぜひ、観に行かれてください。
今どきなら、技術的に合成なんて簡単でしょうけど、本作はそういうシーンなどで、アカデミー賞の特殊視覚効果賞をとっていますから、当時としては見事なものでしょう。
そういえば、ディック・ヴァン・ダイクも、コロンボに出ていましたね。見た覚えはあります…。
LPで勉強されたのですね。
先週、NHKのラジオで流れて、アナウンサーが曲紹介の後、「あ~、言えた…」と、一息つかれていました。
私事ですが、引っ越しまして、段ボールの山に向かって「指パッチン」をしているのですが、全く片付いてくれません…。
「指パッチン」…死語かと思っていましたが、そのアナウンサーも使っていました。
鳴らしているうちに、「じぇじぇっ、ジェット団との対決に行かんと」と、街へ出て、ギャロップして…(ません)。
「ウエストサイド物語」のリニューアル版記事も、期待して待っています。
自分は、来週鑑賞予定です。
段ボール?まぁ、そのうち…
>モペ改め「謎の」ミトンさん
ん? そんな話をしましたっけ?
なつかしいといっても、あれは「マンマ・ミーア」上映の頃…。ウン年前ですね。
アナウンサーがトチったら恥ずかしいですが、原稿があって、ゆっくり読んだら、間違わないと思いますよ。
だいじょうぶです。うちなんて、引っ越して2年半たちますが、いまだに片付きません!
指パッチンしすぎて、ジェット団から誘われました。じぇじぇ。断りました。
え? リニューアル版記事?
観るなら府中に出張ですが、観たとしても、前に書いた以上のものは、もう、おらには書けねえ…かも。
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
今までちらちらとはみたことあったんですが、
本格的に観たのははじめてでした
知ってるこの曲~~ってのがいっぱいあって、やはり名作のひとつですよね!
そもそもが「ウォルト・ディズニーの約束」を借りてきたので、
だったら…と、ついでに借りてきたんですが、みてよかったです
両方の作品とも、ああ、うん、ここでね!みたいな親近感が沸いたりして。
>makiさん
「ウォルト・ディズニーの約束」と「メリー・ポピンズ」をセットで見るのも素晴らしい考えです!
この呪文、「ティック」につなげて「エクスピアリ」の部分を言うときが難しいです、私の場合は。「エクスピアリ」って、ディズニーリゾートのなかにあるショッピングモールみたいじゃんか! って、なぜかディズニーつながり。
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当地では12月公開予定になってますね。実は今月の初めに「冒険者たち」をやってたので、よほど観に行こうかと迷ったのですが、猛暑には勝てませんでした(笑)
当地で9月に「ウエストサイド物語」が上映されますので、行ってみようかとも思ってます。
この「メリー・ポピンズ」。ディズニーだけにアニメと実写の合成が見事ですね。ロンドンの空を飛ぶというと「ピーターパン」を思い出します。
ディック・ヴァン・ダイクは「刑事コロンボ」の「逆転の構図」で凶悪で知能犯の犯人役を演じてまして、好きな作品でもあります。