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2017-08

「アリス」 - 2013.11.19 Tue

このアリスはいい!

人間が演じるのは、少女アリス役のクリスティーナ・コホトヴァちゃんのみ。あとは人形アニメだ。

アリス 少女

まずは、クリスティーナ・コホトヴァちゃんがいい。無理に演技していなくて少女そのものの存在を表現している。彼女は本作のみしか映画に出ていなくて、もしかしたら素人の子なのかも。

アリス 人形

体が小さくなると、人形のアリスになるのだが、この人形の表情が可愛いとはいえず、意地悪さや酷薄さをうかがわせるようなところが、また、いいのだ。

白ウサギ

白ウサギにしても、体が破れて、中のおがくずが出てくると自分で縫ったり、アリスに石を投げ続けたり…どのキャラにしてもそうだが、セリフがあまりないから、行動が際立つ。
帽子屋と三月ウサギのお茶会では、帽子屋が、きれいなカップでお茶を飲みたいとか言って席を移って、三月ウサギもそれにともなって席を移り…を延々繰り返すシュールさ。

鍵

アリスが引き出しを開けようとするたびに、必ず引き出しの持ち手がスッポリと取れてしまう繰り返し。
トランプの女王が登場すれば、スッパスッパと首が切られ…。
アリスの物語は、こうなんだ、(少女の本質の)シュールさ、残酷さ、不条理さは。といっていいのではないかと。

危ない!

シュヴァンクマイエルの作風は、アリスと似合っている。

3年の歳月をかけて作り上げた初の長編作品とのこと、シュヴァンクマイエルの、こういうのは好きだよ。

脱皮?

(11月16日)

ALICE (Neco z Alenky)
1988年 チェコ・スイス・イギリス・西ドイツ作品
監督 ヤン・シュヴァンクマイエル
出演 クリスティーナ・コホトヴァ

覗く

参考:アリス@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)


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● COMMENT ●

このアリス、私も昔見ました。全体的にシュールで、アリスも含めて登場キャラクターが皆そんなにかわいくないのも良くて、私も好きな作品です。ちょっと可愛いかと思ったネズミさんも、あんな事になっちゃいますし。最後のオチも、好きです。「ウサギは遅刻ね。首をはねなくちゃ。」って…アリスも残酷です。
ルイス・キャロルの原作も、実はなかなかシュールなんですけど、その雰囲気がうまく表現された映画だと思います。夢と現実が混ざりあった不思議な世界観がまた良いです。
星4つって…そんなに気に入りましたか!

ちなみにマリリンもアリスが好きで、貴重な原作本を持っていたんですよね。

>たけしさん

人形アニメと実写の映画、美術系を学ぶ方には興味がありそうなものですよね。
シュヴァンクマイエルの最近の長編は、いまいち好みのがないのですが、初期のは、どうやら面白そうです。
こういうムードは好きなんですよねー。
白うさぎ追っかけ体伸び縮みシーンが多くて、トランプ兵隊とかは最後のほうで短い時間に収まった印象ですが、この雰囲気は、原作の「アリス」の精神にある意味、最も近いのかもと思ったりします。

マリリン、原作本持ってましたか。…って、やっぱりマリリンのことに話が行きますねっ!

私も観てみたシュヴァンクマイエル作品の中では一番よかったです。
「こんな風に表現しちゃうのか!」という発想が面白いですよね〜そして唯一のアリスが可愛い。
縮むと簡易な人形になる辺りがまたなんとも(笑)

>まおさん

コマ撮り独特の動きとか、「間」とか、わりと好きだし、シュールなのもいいです。
アリスはそれなりに可愛くないといけませんね。
実寸は人間、縮むと人形、というアイデアは面白いですねー。


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映画評「アリス」

☆☆★(5点/10点満点中) 1988年チェコ=スイス=イギリス=西ドイツ合作映画 監督ヤン・シュヴァンクマイエル ネタバレあり

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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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