「鑑定士と顔のない依頼人」 - 2014.01.19 Sun
評判を耳にしていて、気にはなっていた映画。

前日にブログお友達のkさんとお会いしたときに、この作品を観たというお話も聞いて、んだば行ってみるべか! と劇場へ繰り出した。
ネタばれあり。
美術品鑑定士の役は、ジェフリー・ラッシュ。鑑定のほか、見事にオークション進行もやってましたね。
ラッシュは、高ピーというかスノッブというか、高慢そうな人物を演じると似合う。
この鑑定家、家には高価そうな手袋を何十もずらりと並べてしまってあるし、事務所の雇い人は多いし。高収入なのが分かる。そこは、うらやましいぞ。
彼がある女性から鑑定の申し込みを受ける。家にあるものを売りたいから、という電話。
ところが、打ち合わせやら契約やら、顔を合わせなければならない場面でも彼女は一向に現われない。
そのへんからミステリーじみてきて、おもしろい。

美女好きな私としましては、シルヴィア・フークスさんとはじめてお会いしましたが、たいそうチャーミングで。
なかなか顔を見られずにいて、やっと、ちらちらっと垣間見られるとなると、美人がよけいに美人にイメージされる。
彼女と、ラッシュ君あっての物語。
上手い語り口に、大御所エンニオ・モリコーネらしい、いかにも映画!な音楽が合わさって、映画の物語世界を堪能できる。
鑑定士が相談を持ち込む男に、ジム・スタージェス。
私は、いまだに「アクロス・ザ・ユニバース」のイメージが強いのだけれど、どんどん活躍していますね。

ただ、自分としては、展開が読めてしまったのが惜しい。
これって、きっと、こういう…と、先を読まない私としては珍しく、思ってしまった。
そこまで大掛かりなことをやるか。いや、目的物がアレなら、やるんだろうな。
先が読めたのは仕方ないとして、この作品、「映画」を楽しめる1本だと思う。
(1月12日 TOHOシネマズ シャンテ)
LA MIGLIORE OFFERTA
2013年 イタリア作品
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 ジェフリー・ラッシュ、シルヴィア・フークス、ジム・スタージェス、ドナルド・サザーランド、フィリップ・ジャクソン
参考:鑑定士と顔のない依頼人@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) 2012 Paco Cinematografica srl.
● COMMENT ●
展開が、、、
>kiraさん
ジムくんのは、天地さかさま、みたいなのは観ていませんし…すいません、女優優先なので!
キャストはgoodです。
私は〆でした。
って、この映画、口コミ?なんですかねー。
ミニシアターへ行く度、いまだに一番大きな劇場で回数も多いし、観客もイッパイです!
>オリーブリーさん
〆?
キャスト、雰囲気は良かったですね。映画というものが楽しめます。
もっと驚いたら、星4つでも良かったかなと思います。
シャンテ、1番館で満席でした。口コミでしょうね。私もウワサを聞いて、なので、その口です。
余韻が半端なく・・
分かっても流れとかラストシーン、堪能しました。
見方を変えれば、ハッピーエンドとは言えないけれど、バッドエンドとも言えないかもしれませんよね。でも私、彼のコ・・・・が素晴らしすぎて、分かっていてもショックでしたよ。
あっそうそう。私も他の人のブログを読んで検索して行った口です。
>kiriyさん
いやいや、私が気づいたのは、結婚後です…。遅っ!?
考えてみれば、あのコレ××××は、真っ当に集めたものではないので、しょうがないといえばしょうがないとも言えます。
でも資金は出している…。
甘い話と美女には気をつけろ、と確認いたしました。
そういう口コミ…じゃなかったですけどね~。
遅くなりましたが
ボーさんから「“ネタバレあり”と先に宣言しておけば大丈夫ですよ」とアドバイスをいただいたのに、いまだに記事にできていません(トホホです)。
シルヴィア嬢、美女好きのボーさんにも気に入っていただけてなによりでした。
27歳というのも程よい年齢でしたね(何に程よいかは別にして)。
しかし、今も人が入っているというのはちょっと驚きですね。
>kiyotayokiさん
出演者、監督、音楽、撮影…。
…我が家は女優イチ押しですが。
程よかったですよ! じつに。
いまだに新聞広告も出してますし、ヒットしているようですね。
パブに入った鑑定士にマスターは話しかけた。
「それで、その依頼人ってのはこんな顔だったかい」 by MUJINA
>ふじき78さん
振り向いた鑑定士の顔も、何もない、のっぺらぼうだった。
という話ですね。
もしかして、早稲田松竹で「17歳」との2本立ですか? 「17歳」は観たいんですけどね~。
ボーさん、こんにちは!
男性なら皆そそられるでしょうね~(≧ε≦)
いかにも何か企んでそうで、わざとらしかったです。
その美女も外に出てから、謎の魅力が減って残念。
先が読みやすいのは、ミステリーに重きをおいてなくて、
主人公の心模様に焦点を当てているからという気がしました。
>YANさん
美女は、謎があるときが、いっそう魅惑的でもありますね。
そういえば、彼女、この1作だけで、私はほかに見ていないなあ…。
先が読みやすい…そうですね。私にも気がつくくらいですからっ。(笑)
映画として楽しめる作品でした。
でも確かにそうかな〜実は先にラストを知ってから観たので、え、こんなにうまく行くのかよ…とびびりながら観ちゃいました(笑)
美女の見せ方は上手かったですよね!
>まおさん
それは、なんとも…。でも、その見方をすると、逆に、こんなに上手くいくか、と、なるほど、思いそうですよね。
美女見せのテクニックの参考になりそうな?
観終わった今は、2人のその後が気になって仕方ありません。
>pu-koさん
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/2643-5bc5cafc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ミステリー度が薄れちゃったのが残念だよね~。
ジム・スタージェスくん、去年は何気に観る機会が多かった♪
キャストはよかったよね~~☆