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2024-03

「トリック劇場版 ラストステージ」 - 2014.01.26 Sun

「上田、これが最後って、どういうことだ」

「なんだ、誰かと思えば、705番目の弟子の山田じゃないか。いったい、どうしたんだ」

コンビ

「今回の映画、ラストステージってことは、訳したら、『最後の舞台』じゃないですか。ということは、上田さんとの縁も、これっきり、終わりということですね…」
「いくら寂しいといっても、俺に泣き落としを仕掛けてもダメだぞ。これは、堤なにがしという監督が決めたんだからな。それに、ユー、俺が言った『705番目の弟子』の意味に気づいてないだろ? つまり、705というのは…」
腐れ縁も、これっきりかあ。あー、せいせいするなー」
「おい、話を聞かんか!」

「でも、またジャングルみたいなところに行くんですよね。最後くらいハワイとか世界一周とかに連れてけ!」
「俺に言うんじゃない。俺だってスポンサーの出してくれる金で海外に出かけるんだからな。しかし、行った先で、ユーのお母さんに会いそうな気がしてならないのだが」
ムッシュムラムラでですか?」
「ムッシュム・ラー村だ」
「いったい、海外で習字を教える需要があるんでしょうかね」
「ユーを心配して来ているんじゃないのか、口には出さないけど」

じゅじゅちゅし

「今回、『じゅじゅちゅし』がいるそうですが、これが偽者かどうかを調べるんですね?」
「『じゅじゅちゅし』じゃない、『じゅじゅちゅし』だ」
「…同じじゃないですか!」
「ああ、これが、なんと、水原希子さんが扮しているのだ。俺なんか最後まで外国の方かと思っていたぞ」
「さすが、エキセントラックな女優さんですね」
エキセントリックだろ!」

「しかし、東山紀之さんがフツーの商社員なので、びっくりしました」
「ユーには、歌って踊るイメージが強いんだろう。だがな、俳優というものは進化するのだ。私だって学者としての進化は隠しようもな…」
「最大の見せ場は、やっぱり、どこをとっても、何から何まで、すっかりですね。上田さんだって泣いてましたよね?」
「いや、あれはお化けのような格好が笑えるほど泣けてだな、」
「ごまかさなくてもいいです。今回は最後にちょっと感動的にしてみましたので、ぜひ皆様、私の美貌とともに、ご堪能ください!」
「…終わりにならないかもしれないがな」

お見通しだ!

(1月13日 MOVIX さいたま)

2013年作品
監督 堤幸彦
出演 仲間由紀恵、阿部寛、水原希子、東山紀之、野際陽子

参考:トリック劇場版 ラストステージ@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆(3点。満点は5点)


(c) 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会

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● COMMENT ●

こんにちは

笑ったー。
二人のやりとりが目に浮かびます。
実は私も...じゅじゅちゅしは外国人だと思ってましたよ(笑)

>yukarinさん

ありがとうございます。
笑ってもらえると、うれしいですねー。
まさか、じゅじゅちゅしが! じゅじゅちゅしがねえ。

なんじゃこりゃー!!
大爆笑じゃないですかァーー!!

そう、じゅじゅちゅしと東山、オーラ消してましたね(笑)
「じゅじゅちゅし」って、言い難い^^

>オリーブリーさん

なんですってー!
大爆笑でよかったですー!

本人っぽさのオーラが消えていたんでしょうかねえ。
ところで、2枚目の画像の「じゅじゅちゅし」、首が長すぎますよね? 変じゃないですか? まさに、呪術師?(あ、言えた)

こんにちは。

エキセントラック(^^)な水原さん呪術師を引き継いだ美貌のマジシャンの活躍、
愉快にそして、うるっと楽しめました。

また、どこかで上田と奈緒子のコンビに会えるといいな☆と思います。

>みぃみさん

こんばんは!
最後は、うるりとさせましたよね。
このコンビ、終わりというわけじゃないので、ひょっこり再開(再会)でも、まったく、かまわないですよね!

じゅじゅちゅしはキリンさんの血を引くのかも(ガッツ石松虫がいる世界だからなくもない)

>ふじき78さん

首ながじゅじゅちゅし。
ガッツ虫は嫌いでしゅ。

こんにちは

まるで2人が話してるかのような様子が目に浮かびますなー(笑)
じゅじゅちゅしとか噛むところかもありえそうで笑えます
後半10分は良かったですねえ
仲間さんの笑顔が多かったような気もするけど…

>makiさん

こんにちは。
このシリーズの感想は、すべて会話風お笑い(違うか)にしてありますので、よろしかったら探してみてください。
これで終わりっぽいですけど、気が向いたら、再開してくれてもいいかな。(偉そうに)

こんにちは~。
二人のやり取りに笑わせてもらいました。もしかして映画より笑ったかも!?
映画はいいかげん金儲けはやめて完結させろよと思ってたので、やっと終わったという感慨がありました。
これでまた本当のラスト!とかやりだしたら怒りますよ?(笑)
それにしても、じゅじゅちゅしさんが日本の方だったとは。カタコトしゃべりが上手でしたね~。

>宵乃さん

こんばんは。
ありがとうございます! これで笑ってもらえると本望ですね!
…と主役のふたりも言っております。
私にとっては、だらだらと続いていても、まるっとOKなので。でも、終わり、といってるから、だいたいは終わりでしょう。(笑)
私は、じゅじゅちゅしは、現地の人だと思っていました。

うまい!二人そのもの!(笑)
前作までの映画化をみて期待していなかったせいか、ラストのいかにもラストらしさはよかったであります。
これで終わりにならなかったら、がっかり…かも。

>まおさん

ありがとうございますー。
なんだか、「トリック」の観賞記録は、こんなふうにしちゃうんですよね。
ラストっぽくなってました。
たぶん、ラストのつもりだと思います!(強めな語気で! 笑)


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映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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