topimage

2017-11

「ボディ・ダブル」 - 2014.02.27 Thu

デ・パルマ的「めまい」「裏窓」ミックス!?

ヒッチコックにオマージュということでいえば、ヒッチ映画に出演したティッピー・ヘドレンさんの娘であるメラニー・グリフィスさんの起用も、そのひとつだろう。

DVD

お話は、豪華マンションの一室の留守番を頼まれて、望遠鏡で向こうの家を覗いてみると(「裏窓」風)、下着姿の女がひとりでダンスしてます。
彼女が怪しい男に狙われてると思って、車で彼女のあとをつける(「めまい」風)けど、肝心なところで男は閉所恐怖症で困ってしまう(「めまい」は高所恐怖症だったが)。

ポルノ映画撮影所のシーンで、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの名曲「リラックス」が、まるでビデオクリップ!
メラニーさんも出てくるし、ラブシーンでは2人のまわりを360度カメラが回っちゃうお得意の撮影術も。YouTubeの動画でチェック!



もっと「めまい」的なストーリーもあるけど、伏せておく。
前半はメラニーさんでなくて、元ミスUSAのデボラ・シェルトンさんが活躍する。

(2月16日)

BODY DOUBLE
1984年 アメリカ作品
監督 ブライアン・デ・パルマ
出演 クレイグ・ワッソン、メラニー・グリフィス、デボラ・シェルトン、グレッグ・ヘンリー、アネット・ヘヴン

メラニー

好き度☆☆☆(3点。満点は5点)


(c) 1984 Columbia Pictures. All rights reserved.

ブログパーツ

● COMMENT ●

のぞき趣味

人間誰しも好きなのが「覗き」。しかも美女があられもない姿で踊っているのを見つけたら、夢中になりますよね(笑)そんな男の弱点をまんまと利用された物語。そこに「殺人」が絡むと益々興味をそそられる。この手の趣向の作品はこの後いくつも作られていく。そしてどんどんB級化していく。ヒッチコックの格調を超えるものは無理。
メラニーは残念ながらお母さんとはかなりの隔たり。ちょっと下品だしね(笑)彼女の出演作では「ワーキング・ガール」が好き。下着姿もセクシーだし。
ここでは「謎の女」ことデボラ・シェルトンがいいですね。

元々「ダメ男」の主人公。冒頭の「棺桶の中で閉所恐怖症の発作」に襲われるイントロが面白い。これラストに繋がっていますね。家に帰ると女房は寝取られていて散々な人生。「謎の女」の後を追って、ショッピングセンターで女が捨てた下着をゴミ箱から拾うシーンがワクワク(笑)匂い嗅いでましたっけ?

>ラブシーンでは2人のまわりを360度カメラが回っちゃう
 これの元ネタは「汚名」でしょう。ケーリー・グラントとバーグマンの。

印象的なのは、タイトルが出る撮影所のシーン。広大な砂漠の風景が映りますが、それは巨大な映画用の絵で、移動していく場面に驚かされます。
そもそも「ボディ・ダブル」という意味が「体の吹替え」ですからね。エンディングでのおっぱいの吹替えも勿論好きです(笑)デ・パルマの作品の中では一番好きじゃないかな。放送されるたびについつい録画してしまいます。

「めまい」は起こさないけど

ヒロインの扱いが「めまい」の逆にしてあり、なかなか面白いですよね。

>ラブシーンでは2人のまわりを360度カメラが回っちゃう
横レスになりますが、又左衛門さんのご記憶、敬服いたします。僕は「めまい」にもあったような気がするけど多分記憶違いで、「汚名」ですね。
「汚名」はヒッチコックを敬愛したトリュフォーが大好きだった作品。しかし、僕は観る時によって物凄くよく思えたり、まあまあに留まる時もあってなかなか評価の固定できない作品です。

最後に、弊記事までTB&コメント有難うございました。

>又左衛門さん

この作品もB級といえばB級な匂いがプンプン。
ヒッチ大好きなデ・パルマが好きなように作ってるのを、楽しく見守ってあげるみたいな気分で観賞です。

匂い、かいでたような記憶、ありますねえ。ポケットに入れたまんま、刑事に見つかるという大恥かいてましたね。しょーがねーなー、デ・パルマ。と、あたたかい気持ちで苦笑しちゃいます。
「汚名」は記憶が薄れています。そもそも回ってたかどうかの記憶が、もはやナシ。(ふたたび苦笑)

>オカピーさん

キスシーンで周囲をカメラぐるぐる、は「めまい」でもありました。
最近観たときの記事にも書いてあるので、たぶん、そうです。自分の記憶は、もはや、あやふやですが。(笑)
「汚名」も、また見たいです。バーグマンのヒッチコック作品。「白い恐怖」も。

ヒッチコックと乱歩

江戸川乱歩とヒッチコックが日本で対談してたんですね。
光文社版「乱歩全集」の「悪人志願」の中に載っています。昭和30年12月15日、雑誌「映画の友」の座談会で、数寄屋橋の日本料理屋にて対面。同席は植草甚一、双葉十三郎など。この対談で乱歩は「あなたの作品では『疑惑の影』『断崖』『レベッカ』『見知らぬ乗客』『ダイヤルM』『裏窓』を観たが、『疑惑の影』が一番好きだ」と述べています。

ここで気付くのが、乱歩の作品に「化人幻戯」という作品があり、冒頭で望遠鏡で殺人現場を目撃するシーンがあるのです。
乱歩は「鏡好き」「望遠鏡好き」で知られますが、「湖畔亭事件」でも望遠鏡で殺人事件を目撃したのに、死体が消失するという話を書いています。ひょっとするとヒッチコック作品の影響を受けたのかも....

>又左衛門さん

乱歩の全集は以前読みました。そういえば、対談がありましたか。
同席者も、すごい面々です。
昭和30年=1955年、「めまい」も「北北西に進路を取れ」も「サイコ」も、まだ作られていないときですね。6年後だったら、乱歩がどの作品を選んだのか…。

望遠鏡で目撃、もしかしたら…と想像するのは楽しいですね。いや、映画を観ているのでしょうから、無意識にでも影響はあるのでしょう。
乱歩の子ども向け以外のもの、また読んでみたいですね~。

検証その1

>匂い、かいでたような記憶、ありますねえ
 念のため、ショッピングセンターでのシーンをBDで確認。残念ながら(笑)そんなカットはありませんでした。でも「謎の女」が新たに買った下着、凄い「デカパン」なんですけど(笑)ちょっと色気に乏しい。
主人公の「閉所恐怖症」の発作、ここのエレベーターの中でも起きかけてましたね。効果音で分かります。

そして海岸の別荘まで尾行しますが、これ普通はとっくに気づかれますよね。
>「汚名」も、また見たいです
 念のためDVDで「汚名」のラブシーンを検証しました。リオの浜辺が見えるテラスは明らかに「合成」。このシーンはセット撮影ですね。今観ると意外にあっさりしたラブシーンに感じます。現在では普通かもしれません。
今作「ボディ・ダブル」での360度のシーンは「スクリーン・プロセス」ですね。背景は別撮り。
近々最初から再見するかもしれません。観てると引きずりこまれますから。

>又左衛門さん

かいでませんでしたっけ。
そうそう、大きなパンツでした。なんでやねん!?と思いましたけども。(寒かったんでしょうか)(笑)
尾行は普通ならバレバレです。「めまい」でも気づかれそうなもんだと思いましたけど、まあ、いいんでしょう、映画だし。

のぞき見最高!!!! 久しぶりに恥知らずなコメントです

 昔 ガキンチョだった頃 日曜洋画劇場でテレビで放送してたのを おぼろげながら見てた憶えてます。 なつかし~いv-291 まだ あの頃 チ〇毛が 生えてなかった小学生だった・・・・

>下着姿の女がひとりでダンスしてます。
 今は ゴールデンの時間帯に テレビで放送できないでしょうが 昔は そんなのお構いなしで放送してましたね。 ボクは 子供ながらに ニタニタしながら見てましたv-290


 大声でいいたいです。 ”そりゃあ あんなセクシーなダンスを窓からしてたら のぞきたくなるって!!!!”    だから 今現在 ボクは スケベオヤジになったと実感してます(笑い)

動画もご丁寧に 貼り付けてくださいまして、ありがとうございました。

 しかし メラニーのケツはキレイでしたv-10  デパルマ恐るべし!!!
そういえば デパルマは クエンティンタランティーノも尊敬してると述べてた監督でした。

>zebraさん

恥も知らずにありがとうございます。(笑)
こういうの、親といっしょにテレビで見てたりすると、恥ずかしいですよねー、きっと、お互いに!
おあつらえ向きにあんなダンスしているのは珍しいといっても、理由がちゃんとあったりしてますからね。
ふつう、観賞するでしょうね、窓開いてるしー!

デ・パルマは下世話なところも含めて、好きです!「アンタッチャブル」とか作んなくてもいいんです。こういうエロっぽいサスペンスっぽいのが合ってる!


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/2664-e3cbdc15
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

映画評「ボディ・ダブル」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 1984年アメリカ映画 監督ブライアン・デ・パルマ ネタバレあり

「トールマン」 «  | BLOG TOP |  » 「泥棒成金」

gooブログで当方URLが勝手に、はねられ、TBも行かない件。お返事をいただいた。違うgooブログ宛てであっても、同じURLからまとめて多量に送るのはダメで、あくまでも目安だが、10分間以内に3件以上トラックバック送信等実施した場合、規制対象になる可能性がある、という。3件送信した場合、10分ほど間隔をあけてから次のトラックバック送信をしてください、という。3件で「多量」ですか。映画のTBをするときは、まとめてしちゃうのが普通なんですけど、そんなんだったら、めんどくさくて、やらなくなるよ。みなさんも規制対象にならないように、お気をつけください。 この仕組みを知らずに規制されてしまったブロガーさんが他にもいるだろうに…改善してくださいと言っておいたが、返事はない。改める気なんかないんだろう。でも、改善しない限り、上記文章は削除しません。 あ、でも改めたとしても、わざわざ知らせてなんかくれないだろうから、永遠に削除できないな。(笑)(2015年1月問い合わせ済)


マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



日本マリリン・モンロー・クラブ 会員募集中!

このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


黒猫マリリンはカーソルで、かまってやってね!
鳴いたり、手を出したりするよ!


クリックで救える命がある。

プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード