「アナと雪の女王」(1回目) - 2014.03.18 Tue
こんなに「愛」がいっぱいで、映像も内容も美しくて、楽しくて、泣けて…。

ツイートで「『アナと雪の女王』よかった〜! なんて美しいアニメの表現力。歌もいいし。あの顔って昔のゴム人形の感じ?」と書きました。
アニメはあんまり見ないけど、この絵の美しさは本当に驚くこと、しばしばで。
たまに実写かと思ったときもあった。
ここまで来ると、実写以上に思ったとおりの表現ができるのではないかなあ。

姉妹の幼い頃は、やっぱり子役が声を担当していたようだけど、クリステン・ベル、イディナ・メンゼルのおふたり、声優としても歌手としても素晴らしい。
イディナさんは私は2005年の映画「レント」で知っている。ブロードウェイで活躍する実力派ですね。
姉が凍らせる魔法を使える理由はわからないけど、それはどうでもいいこと。
魔法のせいで氷や雪、吹雪の描写が多いということは、それを表現できる画力が大事で、それがまた、綺麗にできてるんだ!

映画のなかでは、このシーンはなかったようだが…。
劇場の予告編で、姉のエルサ(声:イディナ・メンゼル)が歌う“Let It Go”を聴いて、聴くたびに泣かされて、映画を観に来ようと決めたので、ディズニーにしてみれば、してやったり!だ。
でも、1曲だけを、まるまる見せる、聴かせる予告編は珍しいし(と書いてから思いついたのは、「レント」の予告編も、キャストが並んで歌っているものだった)、すごい。
アカデミー賞をとったからって、よほど自信がなきゃできないよ。
映画の中で女王エルサ役のイディナ・メンゼルさんが歌うバージョン。
そして、いい曲です。少なくとも私はハマリました。
この前向きさ、勇気づけてくれる力強さ…。
エルサは何年の間、ひっそりと隠れて暮らしてきたのだろうか。かわいそうに。それが開放される喜びの爆発もある。
映画のなかでは、けっこう前半のうちに歌われたので、あ、もう? と少々びっくり。
デミ・ロヴァートさんが歌うバージョンは、エンドタイトルで流れます。
ほかの曲では、一度聴いた限りでは、アナとハンスのラブソング“Love Is An Open Door”は好き。トロールたちが歌う“Fixer Upper” は曲の構成が面白い。
キャラクターでは、やはり、妹のアナの一途さがいい。
姉が落ち着いていて妹がきゃんきゃんしてる(?)のはパターンかもしれないけど、まったく嫌味がなくて、いっしょうけんめいさが、いとおしくなる。
性格の作り方に無理がない。

よくある話の「真実の愛」について、どう物語をもっていくかについても、よく考えられていて、新鮮な感動があって、さわやか。
あーもー、泣けるよ。
子どもには、雪だるまキャラが受けるかもね。
トナカイさんも大活躍。
大ヒット間違いなし。

原題は“FROZEN”。凍っちゃってる~って? 氷の国? 氷につつまれて? みたいな?
今度は、吹替版も観てみようかな。
エンドロールが終わったあとにも、もうちょっとオマケがあるので、さっさと帰らないようにしましょう。
(3月16日 イオンシネマ 大井)
FROZEN
2013年 アメリカ作品
監督 クリス・バック、ジェニファー・リー
声の出演 クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョシュ・ギャッド、ジョナサン・グロフ、サンティノ・フォンタナ
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「LEGO アナと雪の女王 オーロラの輝き」
参考:アナと雪の女王@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆☆★(4.5点。満点は5点)
(c) 2013 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
● COMMENT ●
>とーふさん
もう観ちゃいました? よかったですよね~!
私は字幕版で観て、今度は吹替版もちょっと観てみたいです。
こんにちは
私は吹替えで観ましたがこちらも良かったのですが
2回目は字幕で観たいです。
モーリーン!
アナ雪効果、さすがですね。
『レント』のモーリーン役もすごく良かったなあ、彼女印象的でしたよね。
ボーさん、大分気に入られたみたいですね!もしかして、これベストに入りそうなレベルでしょうか!?
>yukarinさん
満足でした!
吹替版もチェックしたいですね~。3Dにしてみるかな~。
>とらねこさん
「レント」も、大好きでした! 1回しか観ていないんですけども。
アナ雪は気に入りましたよ! 点数からして、もはやベスト10入りですよね。
だって、いやなところ、ないし。
>officeroaderさん
字幕版も、エンディングのデミ・ロヴァートさんは、歌手らしく自分の曲としてのアレンジで歌っているので、May J.さんも同じポジションですよね。
イディナさんは、エルサというキャラクターに添って歌っているような気がします。素直というか、まっすぐに弾けてるような。
>ふじき78さん
また字幕で(笑)
学生達でいっぱいでしたが、帰りしな、「英語のほうが良かった!!」と力説していた男子団体と遭遇(笑)
リピーターが多いみたいですね。
私、2度目の方が泣けてしまった、、、。
凍ったアナにしがみついて泣くエルサの声だけが、静まり返るスクリーンにも会場にも切なく響いて、、、。
これ、「トイストーリー3」に次いで大好きなディズニーとなりました。
>オリーブリーさん
英語のほうがよかった、という男子もいるんですね。
私は吹替版もチェックしたいと思っていますが、観に行きたい劇場が字幕上映なんですよね~。
そのシーン…思い出したら泣けてきた…今週末、ぜったい観たい!
6回目ですか!
相当なお気に入りですね~
でもこれは納得です。
歌が本当にいいですよね。
私はどちらかとうと日本語の歌の歌詞が気に入っているのですが、吹き替え版もご覧になりましたか??
>ノルウェーまだ~むさん
明日、6回目に行くかも、です。
いまだに、寝る前に動画で歌を聴いてます。ありのままに~じゃなくて、「とびら開けて」を聴いていますよ。
吹替版は1回観ています。吹替が嫌なのではなくて、偶然、字幕版上映を観たということで、吹替も素晴らしいですよね!
下記の記事に載せた、神田さんと津田さんの生歌、聴いてみてくださいよー!
http://bojingles.blog3.fc2.com/blog-entry-2689.html
http://japanese412.blogspot.jp/2014/02/8.html
http://japanese412.blogspot.kr/2014/02/blog-post_1116.html
http://japanese412.blogspot.kr/2014/06/gay-days.html
>ムサシさん
でも、エルサとアナは姉妹愛と思いますけど。
松たか子さんの ありの~ままの~♪が 素晴らしかったです
…と書こうとしたら、同性愛?? びっくり
少なくともエルサとアナは姉妹愛ですよねー
>makiさん
どんな愛でも、思いの強いほうが勝つ!?(のかな~?)
ボーさん、こんにちは!
さすがミュージカル好きのボーさん!
確かにイヤな所の無い映画でしたね~
特にレリゴ~は胸に迫ってくる名曲で素晴らしい☆
「とびら開けて」も曲はいいけど、
後から分かる真実からすると、
どういう心境であの男は歌っていたの?と
言いたくなります。
>YANさん
6回です~。ソフトが発売になったのに、いまだに映画館でも上映していますね。
「とびら開けて」は、そう、男の心境は問題です。
でも、あんなふうに仲良く歌うときには、それが「ふり」であっても、なんとなくアナ可愛いなあという思いは出るんじゃないでしょうか。大悪党じゃなくて、小悪党なら、なおさらに。
まあ、それはそれとして、純粋に、「歌の良さ」を考えています。だって、いいんだもん!
私も一度は3Dで観たかったかな…
字幕版の方が多いのですね、イディナさんの声を満喫でありますね!
そしてそう「あ、この歌早いね?」と後半に盛り上がり曲が少なかったですね〜。
>まおさん
私は、いまだにディスクは買っていませんが、どうしようかな~。
ありのままに~は、意外に早い登場で、ああ、こういう「途中」の歌なんだーということなんですね。
後半…? ああ、もう歌のこととか、気にしてなかったです!
確かに映像美や音響を楽しむには劇場のほうが良いですが…7回とはー!
でも、本当に美しい映像でした!氷の宮殿とか圧倒されました。
素敵なブログ、ぜひリンクさせてください♪
>ihuruさん
「ムーラン・ルージュ」(2001年)あたりから、好きになった映画は何度も映画館に行くようになりました。ぜいたくかもしれませんが。
リンクは喜んでお受けします! そのあと、こちらからもリンクいたしますね。
ありがとうございます♪
今後ともよろしくお願いします。
>ihuruさん
これからも、よろしくお願いします。
ボーさん、大絶賛!8回も観てるし~

私のブログのコメにむにゃむにゃとか書くから、てっきりイマイチなのかと
焦りましたよ~

私は基本吹き替え版は観ないのですが、観たのが遅かったので
吹き替え版しかなくて

でも、吹き替え版もすごく良かったですよ
あと7回の感想も徐々に読ませていただきますね~
ところで、目黒シネマまでいらしてたんですか!
私の家から近い!駅で一駅
歩いて、15~20分です。お茶でもお付き合いできたのに・・・
残念

最近はあまり、というかここ何年も行っていないのですが・・・
ps.あいさつ回りではないです(笑)
放置しっぱなしのブログにコメをつけて頂いたのが
嬉しかったので、お礼参り(笑)です^^
今のところはあまり時間が無いというか余裕がないので
仲良くして下さっていた皆様のところに
挨拶まわりには行けなくて

>ひろちゃん
半年ほども上映していましたね。おかげで何度も観に行っちゃいました。
あとの時期になってくると吹替版しか上映がなくなりました。
結局、吹替版で観たほうが多くなりました。吹替えも素晴らしかったですね!
こんなに観たなら、去年のマイベスト1は当然…ですよねー。
目黒に近いのですか! では…ブログ経由でメールいたします!
で、やっと本物を見たのですが…「きゃんきゃん」しているアナに、ど〜もついて行けず…。私も(魔力を封じ込める目的ではありませんが!)小さい頃、手袋をはめていることが多かったので、アナが姉(=女王様) の手袋を、力ずくで剥ぎ取った時点で「何ばしよっと‼︎」とキレました(>_<)
更に、戴冠式当日に国政放棄してしまう女王様(←とネット上で非難されていた…)ってのも、同情できず…
(´・_・`)
アンデルセンさんがこれを見たら「何がオマージュだよ⁈」って泣いちゃうんじゃないかと…。同じアンデルセン原作でも「みにくいアヒルの子」の映像化は、お見事だったと思うだけに、残念…(数年前、やっと原作を読んで「これ、ディズニーの映画通りだ〜!」と驚いて、泣けました)。
「Let it go〜♪」って、皆さん簡単そうに歌っているのですが、カラオケで挑戦してみたら、かなり難易度高かったです。
どういう訳か、カラオケの映像が昭和の「太陽にほえろ!」みたいなドラマ仕立てでした。倉庫街みたいな所で、あやしい人たちがアタッシュケース片手に逃げる…みたいな。これってそういう歌( 犯罪者への応援歌?)?と、肩震わせながら、歌い続けるの、大変でした(^_^;)。
少々悪く書いてしまったお詫びに…「オラフの替え歌」( オラフを演じた俳優がテレビのショーで替え歌を披露した)は「Josh Gad Sings His Way Into James Corden's Monologue」
You tube で見られます(最近は、設定で英語字幕も出てくるんですね)。
好評だったのか「美女と野獣」バージョンで第2弾もやってくれています。ホストもオラフ体型なので、かなり暑苦しいというか…でも本当、歌は上手いです(内容はくだらない…(^_^;))。
>モペ改め「謎の」ミトンさん
てか、「アナ雪」見てなかったんですかー!?
私は、末っ子のせいか、アナ派なんですよ! マイペースで突っ走りますが、かわいいとしか思えないというか。
手袋だって、はぎとったわけではあらしまへん! 偶然とれたんでしょー。それを機会に、今まで積もり積もっていた気持ちを吐き出しちゃったの。
お姉ちゃんの国政放棄だって、なにもそんなこと思わなかったですね。もともと嫌なんだから、いつ起きたって同じことだし。
アンデルセンうんぬんも、なんとなく、そんな感じ?で、たんに最初のアイデアだけで、話はずいぶん変わったわけでしょうし、周囲がアンデルセンアンデルセン言うから、まあ、元はそうなんですけどね、と対応しているだけのことなのでは? と勝手に解釈しておりますの。
…と、まじめに意見を開陳してみました。感じ方は個人それぞれなので、どう思うかを知らせていただくのは、なるほどねえと思えるし、気づきもあり、とてもありがたいことです。
私は、レリゴーの予告編に惹かれたのですが、見た後は、♪ 愛は開いた扉~ ♪ が一番お気に入りでした。マジに半年以上、毎日YouTubeで見ていました。
おおオラフの! あとで見てみます!
こんにちは
あと、25か国語の「Let It Go」の動画も見ました。すごい迫力!
松たか子さんの歌も各国の方に負けてませんね。
>両親がエルサを隔離しちゃったこと。
ここは本当に可哀そうでした。あの年齢の子には心の傷になってもおかしくない…。さらに、彼女の問題を解決しようと旅に出た両親が亡くなったということで、エルサは自分をどんなに責めただろうかと想像したら辛くて…(涙)
姉妹愛で試練を乗り越えられたからいいものの、やはり少女一人で背負うには重すぎる運命でした。
>宵乃さん
全部読んでいただくとは、うれしすぎます! たいしたこと書いていないこともありますが。
予告編で「Let It Go」に感動して、映画館で映画鑑賞したわけですが、観たあとは「Love is an the door」(とびら開けて)のほうが大好きになりました。
でも、松さん(も神田さんも)すごいです。
子どもを外に出さないのは、やはり、ちょっとどうかなと思いますよね。手袋させて、力を使わないように注意させる、というのが普通でしょう。
そのへんは、映画なので…あんまり気にしないで(笑)
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わたしもさっそくでかけてきました。予告編だけでも泣けてしまうすばらしさでしたねえ。