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2023-10

カセット「SEPARATION KYOKO」 キョン2ディスコグラフィ(11) - 2014.05.18 Sun

1983年9月5日、紙製の箱に入ったカセット2本組という形で発売。

小泉今日子さんのディスコグラフィを順番に書いてきたつもりだったが、このカセットのことを忘れていた。
オリジナル曲も収録されているので、この際、ちゃんとしておこうということで、これをディスコグラフィの(11)に入れて、その後の記事は(11)だったものを(12)にするなど、順次繰り下げる。
めんどくせー! だが、やるのだ! ファンの意地と根性である! …というか、こんなことが好きだから、やるんだろうな。


表
箱の表面

カセット版のみで発売というのは初めて。
アルバムの一種というべきか、収録曲はカセット1本のA面に3曲、B面に3曲で合計6曲
もう1本には「今日子、本当の事を言えば…」というタイトルがついていて、キョンキョンの「トーク」が入っている。お題をもらって、それについて話していて、ラジオのトーク番組のようともいえる。詩の朗読っぽいのもある。
おまけで、裏面に歌詞などが書かれた、写真カードが、たぶん12枚、ついている。(いま持っているものには、紛失したらしく11枚しかないので、推測で12枚ということで。)


裏
箱の裏面

曲の入ったほうのA面は、「パリン子学園No.1」でも時々歌っていたような、なつかしのアメリカン・ポップス
実際、3曲中のどれかは番組で歌っていたかもしれない。
1960年代頃のアメリカン・ポップスが受けたのは、音楽の明るさ、楽しさ、可愛さ、によるところが大きいのではないかと思う。聴けば、うきうきするような楽しさ。
17歳のキョンキョンが歌えば、それは彼女にしか出せないムードになる。こういうアメリカン・ポップスも、ぴったり。
今これからでも、もっと、いろいろなアメリカン・ポップスを彼女が歌うのを聴いてみたいものだが…。

B面はオリジナル2曲と、「半分少女」のアナザー・バージョン。
現在、配信があって、iTunesプレビューから、それぞれの歌を少し聴くことができます。


開き
開いたら、こんなふう

Side A
1. 大人になりたい(Too Many Rules)
作詞:Don Stirling、作曲:Gary Temkin、訳詩:漣 健児、編曲:矢野 立美
コニー・フランシスさんが1961年に歌った。ビルボードでは最高72位だったが、日本ではヒットした。
最初から、ノリノリ。私が英語を知らない当時には、Too Many Rulesという歌詞の部分が「夢見る」と聞こえたりした。
10時に寝なきゃいけないとか、ルールがいっぱいで、早く大人になりたいなー、という曲。
♪夜おそくに帰ると ママから お目玉

コニー・フランシスさんの歌は、こちら。



2. 素敵な16才(Happy Birthday Sweet Sixteen)
作詞:Howard Greenfield、作曲:Neil Sedaka、訳詞:漣 健児、編曲:矢野 立美
1961年、ニール・セダカの曲。もともとは男性が歌ってたんですね。表記は「すてきな16才」と、本来は「素敵」が平がなでしょうか。
YouTubeで探せば、弘田三枝子さんの歌や、本田美奈子さんがテレビで歌ったものもあります。
16歳になって口紅をつけたり、彼氏に抱かれてみたいなー、なんて、昨日とは違うレディなのよ、と歌う。
♪シャラララ… Happy Birthday Sweet Sixteen

ニール・セダカさんの歌は、こちら。



3. カラーに口紅(Lipstick On Your Collar)
作詞:Edna Lewis、作曲:George Goehring、訳詞:みナみ カズみ、編曲:矢野 立美
コニー・フランシスさんの1959年の歌。ビルボードで最高5位。
TouTubeで探すと、中尾ミエさん、伊東ゆかりさん、園まりさんのトリオで歌っているものなどが見つかりますよ。
彼のカラーに赤い口紅がついていて、証拠がちゃんとあるじゃない!私は桃色、赤じゃない! もう知らない! なんて、すねちゃいます。
♪ひとりぼっちで 待たせたあなた

コニー・フランシスさんの歌は、こちら。



Side B
1. パイナップル・フィーリング
作詞:森 雪之丞、作曲:タケカワ ユキヒデ、編曲:佐久間 正英
可愛い感じの曲。「ハート中あなたでいっぱいなの」なんて言われたいですねえ。
「私もぎたてフルーツ」「私とびきりジューシー」「パイナップルみたいに」とか新鮮フルーツ感満載!?
♪ねえ 抱きしめられたら 甘いジュースになっちゃう

2. 半分少女(アナザー・バージョン)
作詞:橋本 淳、作曲:筒美 京平、編曲:萩田 光雄
やっぱり、少し可愛いめにアレンジを変えている。
元がいいから、どうやっても心地よく聴けますね~。
♪あー 私の心は かなしくしく 泣いてるわ

3. 星にリボンをつけて
作詞・作曲:田代 雅裕、編曲:松井 忠重
これも可愛いめの、ゆっくりしてメロディが美しいバラード調。
「流れ星をみつけたら手をあわせて祈るの あなたが私にふりむくようにと」…なーんて、振り向くに決まってるでしょ、キョンキョンにはっ。
♪星にリボンをつけて あなたに贈ります


カードの1枚
写真カードの1枚

「今日子、本当の事を言えば…」のトーク編。
「勉強」について。勉強しなかった、宿題も写させてもらってた、漢字テストなんかもできなかった、など。今は休学中だけど、ドリルや問題集で、ちゃんと勉強してるよ、という話。
「先生」について。参観日で体育の授業をやって、なかなか台上前転ができなくて…体育とその先生が嫌いになった、など。
「友だち」について。たくさんいそうで、あんまりいないものだなと最近思う、小泉今日子が歌手なんだと意識しないで付き合ってくれる2、3人の友だちは気が楽でいいですね、などの話。
「衣装」について。「私の16才」の衣装は暗いところで光るので気持ち悪くて…印象的だけど。ステージ衣装の反動で私服は地味。そろそろステージでも黒とかのドレスでイメージチェンジしたい…など。
「休日の過ごし方」について。月に1、2回休みがあるけど、結局夕方に目が覚めてしまって…。お休みの日は家族や友だちといるのが気が落ち着いていいみたい、など。
「結婚」について。姉が結婚して身近に感じるようになって…頭が良くて物知りな人、子どもとか動物が大好きで可愛がる人、旅行や遊びでいろんなところへ連れて行ってくれる人がいい。など。


カードに書かれた言葉
カードの裏に、こんな言葉も

参考:ウィキペディアほか

関連記事:
シングル「私の16才」 キョン2ディスコグラフィ(1)
シングル「素敵なラブリーボーイ」 キョン2ディスコグラフィ(2)
アルバム「マイ・ファンタジー」 キョン2ディスコグラフィ(3)
シングル「ひとり街角」 キョン2ディスコグラフィ(4)
アルバム「詩色の季節」 キョン2ディスコグラフィ(5)
シングル「春風の誘惑」 キョン2ディスコグラフィ(6)
ファースト・コンサート 「消しゴムのない手紙」 キョン2ディスコグラフィ(7〔番外編〕)
シングル「まっ赤な女の子」 キョン2ディスコグラフィ(8)
アルバム「Breezing」 キョン2ディスコグラフィ(9)
シングル「半分少女」 キョン2ディスコグラフィ(10)
セカンド・コンサート「出逢いの瞬間(モーメント)」 キョン2ディスコグラフィ(12〔番外編〕)
シングル「艶姿ナミダ娘」 キョン2ディスコグラフィ(13)
アルバム「Whisper」 キョン2ディスコグラフィ(14)
シングル「クライマックス御一緒に」(あんみつ姫名義) キョン2ディスコグラフィ(15)


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● COMMENT ●

ボーさんへ

「SEPARATION KYOKO」ですか。
このカセット、私も持っていたはずなんですけど。。。

私はこのカセットだとすると何と言っても、
「星にリボンをつけて」がイチオシです。
やっぱり、バラードが好きなんですよね。

あと、そういえばテープ2本で、もう一本はトークでしたか。
そういえば、そんな記憶がありますね。こちらは、
そんなに沢山聴いた記憶がないので、全く忘れてました。

ちなみに、曲の音源の方は、iTunes Storeでおそらく今でも購入
可能だと思えて嬉しい限り。トーク版の方も購入可能にして欲しいですが、
小泉さんが嫌がるでしょうね(笑)

>moonstarさん

さっそくのコメ、ありがとうございます。
シングル、アルバム、コンサート…と考えていて、このカセットは忘れていました!
カセットテープだから、なおさら、このごろは聴かないし、というのもありますね。

やっぱり、バラード、お好きなんですねえ。私はアメリカン・ポップス編のA面のほうが、珍しさもあるし、楽しいので、好きかも。

トークのほうは、改めて聴きなおすまで、まったく内容を思い出しませんでした。
こういうトークを聞くと、ラジオの「キョンキョンワールド」なんかを思い起こします。
曲以外の配信は、いやでしょうねえ。恥ずかしいでしょうねえ。今現在のところ、30年もあとまで残っちゃって。でも17歳当時のお仕事記録ってことで。

うわーすごいですねぇ、カセットテープ!!
しかもトークが入ってるなんて…CDにも入れて欲しかったです(/´△`\)
とは言っても今とは違うアイドル今日子さんトークなのでしょうが…

私はA面のアメリカンポップス的な曲が聴いてて好きだったんですが、ほんとにカバーものだったとは知りませんでした。
お勉強になりました(。•ㅅ•。)ありがたや。

>優雨さん

コメ(米じゃないですよ)、書いていただいて、ありがとうございますっ!
アイドルトーク(?)は、いま改めて収録なんかされちゃったら、恥ずかしいでしょうねー。

原曲を知らなかったというのは、世代の違いを(多少)感じてしまいますが…ほんとにカバーなんですよう。
伊東ゆかりさんとか、さかんに歌ってた…はずで、私には記憶というほどじゃないですが、どこかで、かすかに触れていたような懐かしさもあるんですよね~。


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