fc2ブログ
topimage

2023-10

「ゴジラ」(2回目) - 2014.07.30 Wed

オリジナルのゴジラである。

伊福部昭さん作曲のゴジラのテーマは、もう、頭に刷り込まれたように、すぐに思い出せる名曲だ。
私なんぞは、この映画の半分以上は、あのテーマ曲のおかげじゃないかとすら思っている

ゴジラ初代

山の向こうから、ぬっと顔を出すという初登場シーンは、けっこう印象的。
全体的には、当時の技術なら、このくらいの映像なんだろうなあという感想。着ぐるみだし…。

終戦から9年後の映画で、再び東京などが蹂躙される悲しみや、ゴジラが水爆実験で安住の地を追われたとする設定、恐怖の対象のゴジラが放射能を帯びていること、ある発明が武器として使用されないように命を賭す研究者が登場する、などの要素から、反戦、反核のにおいをまとった娯楽映画ということになるのだろう。

エンディングも沈痛。
志村喬のセリフ。「あのゴジラが最後の一匹だとは思えない。もし水爆実験が続けて行なわれるとしたら、あのゴジラの同類が、また世界のどこかに現われてくるかもしれない」
…続編は次々に現われましたね。

(7月26日)

1954年作品
監督 本多猪四郎
出演 志村喬、河内桃子、宝田明、平田昭彦

好き度☆☆☆(3点。満点は5点)


(c) Toho Co. Ltd. ALL RIGHTS RESERVED

ブログパーツ

● COMMENT ●

おはようございます。
そうそう、このテーマ曲がゴジラ映画の肝ですよね(笑)
あとモノクロでゴジラのきぐるみも迫力を増してたと思います。
モンスター映画というより社会派な作品だったので、ちょっと肩透かしでしたが、志村さんが観られたのでよかったです♪

>宵乃さん

こんにちは。ありがとうございます。
なんといっても、テーマ曲が頭に浮かびます。
モノクロもいいですね。カラーだと明るい色彩も入ってくるので印象は変わると思います。
着ぐるみは、「生きている体」感は出るかもしれないですね。
志村喬さんが出演なので、作品の「重し」のようで、ちゃんとした映画になりました。

観ました~

映画館の大きなスクリーンで観ました。一ヶ月前に。(笑)
確かに、着ぐるみ丸わかりでしたが、60年前のざらざらした映像が、
ほどよく着ぐるみ感をフォローしてくれたように思います。
あの不気味さはモノクロ映像の勝利かも。

メインキャラの中で、アイパッチ博士だけ知らない俳優だったんですが、
母に聞いたら「久我美子の旦那よ~」
知らんがな。

>小夏さん

おおっ! 映画館上映で観ちゃったんですかー! すごい!
やはり、黒白映画では、不気味さは出ますね。
たとえば、カラーになったウルトラマンシリーズなどで、怪獣が怖いという思いはなかったですもん。中に人が入ってるんだなーと分かってたせいもあるのか…?

アイパッチ博士(笑) 平田昭彦ですね。あ、久我さんのダンナなんだー? 私もよく知りません。生まれてないしっ!

志村喬も最後の一匹だとは思わなかったのだけど、後から出てくる生き残りが「シェー」をやる事までは推測出来なかった。

>fjk78deadさん

「あのゴジラが最後の一匹ではない。シェーをするゴジラが、まだいる」というのが原案だったそうです。(ウソ)


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/2732-9b0a21ef
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

映画評「ゴジラ」(1954年版)

☆☆☆(6点/10点満点中) 1954年日本映画 監督・本多猪四郎 ネタバレあり

映画『ゴジラ、60周年記念リマスター版』を観て

14-47.ゴジラ、60周年記念リマスター版■配給:東宝■製作年、国:1954年、日本■上映時間:97分■料金:1,000円(特別料金)■観賞日:6月7日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷) □監督:本多猪四郎◆平田昭彦◆志村喬◆河内桃子◆宝田明◆堺左千夫◆村上冬樹◆菅井きん◆山本廉...

ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版

評価:★★★☆【3,5点】(05) ゴジラの咆哮を劇場体験できただけで十分満足だった。

ゴジラ(1954)

【GODZILLA:THE KING OF MONSTERS】 1954/11/03公開 日本 97分監督:本多猪四郎出演:志村喬、河内桃子、宝田明、平田昭彦 19XX年、南太平洋で行なわれた核実験によって、ジュラ紀の肉食恐竜が甦った。ゴジラと名付けられたその怪物は、大戸島を襲った後、東京へと歩を進...

ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版/宝田明

日本が世界に誇る特撮怪獣映画『ゴジラ』の60周年を記念してシリーズ第1作(1954年)の初回上映状態を再現するために制作されたデジタルリマスター版です。当初観るつもりではなかった ...

「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」 (1954年 日本)

ゴジラ生誕60年&「GODZILLA ゴジラ」公開記念で「ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版」が上映されると聞いて観に行ってきました。その翌週にTV放送された日にゃ、あららら~でしたけれど、まあ、初代ゴジラを映画館で見る機会なんて二度とないと思うので、まっいいかー、と。 ちなみに、鑑賞したのは一ヶ月前の話なので、かなり今さら感が漂っておりますが、バリバリ不定期更新の当ブログでは毎度の...

ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版

今観ても全然飽きずに観られるクオリティー。

ゴジラ(1954)

GODZILLA:THE KING OF MONSTERS 1954年 日本 97分 SF/特撮/ドラマ 劇場公開(1954/11/03) 監督: 本多猪四郎 脚本: 本多猪四郎 特殊技術: 円谷英二 出演: 志村喬:山根恭平(古生物学者) 河内桃子:山根恵美子 宝田明:尾形秀人(南海サルベージ技師) ...

『ゴジラ』『シン・ゴジラ』を新文芸坐で観て、シンが本気で好きだな

新文芸坐が企画したゴジラ二本立て。 ◆『ゴジラ』 五つ星評価で【★★ナポレオン睡眠に勝てない映画】 傑作の名前を欲しいがままにしているゴジラ映画最初の一本。 折に付け見てるので少なくとも5、6回は見てる。 もう心の中で擦り切れちゃって特に感慨がなくなってしまってるらしく、 割と何時見ても緊張感を維持できず寝てしまう。残念な事だ。 つまらない訳ではない。でも、注意力がいつも散...

「ゴジラ(1984年版)」 «  | BLOG TOP |  » 「GODZILLA ゴジラ」(1回目)

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード