シングル「渚のはいから人魚」 キョン2ディスコグラフィ(17) - 2014.08.20 Wed
およそ3か月に1枚、シングル曲をリリースするのが当時のアイドルにとって普通だったとはいえ、2年間で9曲というのは、今考えると、その数の多さに驚いてしまう。
それだけファンは、次々と、いろいろな歌を楽しめたわけで、ありがたいことだった。

渚のはいから人魚
作詞:康 珍化/作曲:馬飼野 康二/編曲:馬飼野 康二
「渚のはいから人魚」は、Webの百科事典「ウィキペディア」によれば、オリコンでは初の第1位を獲得(年間では第25位)。売り上げは33万枚。歌番組の「ザ・ベストテン」での最高位は4位。
この年は、大晦日の第35回紅白歌合戦に初出場が決まり、これが出場曲目となる。番組で対戦したのは、同じく初出場のチェッカーズだった(曲目は「涙のリクエスト」)。
イントロ、そしてコーラスが「ズキンドキンズキンドキン」と始まるところから、もうノリノリ。体が自然と揺れますね!
「渚」と歌うには、発売日はまだ3月で、超先取り。
よく知らない人は、この曲、「渚のハイカラ人形」と思っていたりする。
「はいから人魚」という不思議なネーミングも、キョンキョンの路線(?)にバッチリはまってるわけですね。
私には「大きくNG」という歌詞の部分、CDで聴くと、どうしても「大きくエンジン」と聞こえる。というか、「エンジン」と言っているとしか思えないのだが…。でも、「エンジン」だと意味が通らないから「NG」で間違いはない。下に載せたYouTubeでの歌では、しっかり「NG」と言っているし。
「男の子って少し悪いほうがいいの」という歌詞には、私は反対します。「ちょい悪」なら、よさそうかもしれないけどさ。
♪渚のはいから人魚 キュートなヒップにズキンドキン
風のマジカル
作詞:湯川 れい子/作曲:NOBODY/編曲:鷺巣詩郎
東宝映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のエンディング主題歌だったが、現在は版権の問題で、映画のDVDなどには入っていないらしい。だとすれば、それは大変残念なこと。映画のエンディングでは、短縮版で入っている。
こちらも、とてもいい曲で、「渚のはいから人魚」に負けないほど好きだな~。
「汗ばむほど わたしを抱いて」「ね、キスして」などというところは、ドラえもんのアニメなんだけど、大人びた歌詞だなあと、多少思います。
♪Green, Green, Green 春の風がささやくわ
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● COMMENT ●
ボーさんへ>
>moonstarさん
コメントもらわないと、モチベーション低下で休載するかもしれません(笑)。
おお、なるほど、ここからですか! 私の場合は、やっぱり「まっ赤な女の子」から黄金時代ですね。
手を前で振るのが印象的な「振り」ですね。全体を覚えようかなーとも当時思いましたけど、このくらいでも難しい…(ていうか本気で考えてないか)
「風のマジカル」、映画のエンドタイトルでの歌をYouTubeで見つけたのは収穫でした。いまも映画に歌が入っていれば、DVDを欲しいくらいです。
>ボーさんへ
私的には「まっ赤な女の子」はブレーク期です。黄金というのは、オリコン1位という名実ともトップアイドルという意味で勝手に定義しています。
風のマジカルの版権の件は謎です。なにかもめたんですかね~。別に差し替えることないのにと思います。
この曲から怒濤のオリコン1位があの曲まで続きますね(笑)。
>moonstarさん
なるほど、オリコン1位は、ここから始まっていますからね。
私としては「まっ赤な女の子」から1位で当然だー!と自分の中で最高潮になってますから、黄金時代、オンリーワン、独占、独走ってなもんで。
小泉さんの歌は、アニメや子ども向けにも合うんですよね。「風のマジカル」が皮切りだったのかな~と。
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ついに、第1期黄金時代(私が勝手に言っている)の到来の曲ですね。ここから、小泉さんの快進撃が開始!!という印象の1曲です。
この曲は最初のフリもいいですよね。ついつい、一緒に手を振り振りしてしまいます(笑)
「風のマジカル」も確かに名曲ですよね。小泉さんのカップリングは結構好きな曲があり、これのその中の一曲です。でも、当時はアルバムしか聴いていなかったので、この曲を聴いたのはかなり後だった記憶があります。