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2017-10

「マリリン・モンロー/わが妹、マリリン」 バーニース・ベイカー・ミラクル モナ・ラエ・ミラクル - 2014.08.24 Sun

マリリンの異父姉バーニース・ミラクルと、その娘モナ・ラエ。

ふたりが、マリリンの思い出をつづった本を、彼女の死から32年後、1994年になってから出版した。

私はマリリン・ファンといいながら、映画は見ても、彼女に関する書籍は、これまで、それほど読んではいないと思う。
マリリンの経歴は、母ひとり子ひとりで、孤児院にも入り…といったふうに、女優として売り出すときに作りごとを交えて作成されていたから、きょうだいがいるということは、かなり長い間、私自身、考えてもいないことだった。

姉妹がお互いの存在を知らされたのは、バーニースが19歳、ノーマ・ジーン(マリリンの本名)が12歳のとき。
(バーニースには2歳上のロバート・カーミットという兄〔つまり、ノーマ・ジーンにとって異父兄である〕がいたが、彼は14歳で亡くなっている。)
お互いを知っても、バーニースは大陸の東側、ノーマ・ジーンは西側のロサンゼルスと大きく離れていて、すぐに会うことはなかったようだ。

はじめて会ったのは、1944年の秋、ノーマ・ジーンが姉一家のいるデトロイトにやってきたとき。彼女は夫のジムが商船隊の海上任務に出ている間に、ひとりで姉を訪問した。
バーニースは25歳、ノーマ・ジーンは18歳になっていた。ノーマ・ジーンの姪であるモナ・ラエは5歳。ノーマ・ジーンはモデルの仕事を始めていた。
はじめて会った喜びにあふれた姉妹の会話は興味ぶかく読める。
このときは、何日くらい滞在したのだろうか。

カバー

ノーマ・ジーンは、バーニースの夫がロサンゼルスで仕事を見つければ、姉妹一緒に暮らせるからと、しきりに誘ったようだが、ついに、そのようなことにはならなかった。
一緒に住んでいたら、ノーマ・ジーンの運命は変わったのだろうか…。

1946年夏、今度はバーニースがモナ・ラエを連れてロサンゼルスへ。
神経を病んでしまった母親のグラディスも病院を退院していて、一緒に過ごしている。ノーマ・ジーンはフォックスと契約をし、映画スターの道を歩き始めたところだった。
グラディスは娘ふたりと過ごしても、打ち解けなかった…。バーニースもノーマ・ジーンも、どんなにつらかったことか。
このときのバーニースたちの滞在は、予定していた3か月よりも少し短かったようだ。

1961年7月、バーニースは2週間の休暇中、大スターになったマリリンのニューヨークのアパートメントを訪問する。
マリリンは胆嚢手術後で療養の最中だ。

手紙のやりとりは多かったらしいが、姉妹が会ったのは、以上の3回ほどしか書かれていない。
もし、たったそれだけしか会っていないのだとしたら、なんだか、かわいそうな気がするが、でも、姉や姪がいるという喜びを、ノーマ・ジーンが味わっていたという点については、ああ、よかったね! と思う

姉しか知りえない(姉にしか見せない)妹の様子や感情の記録を読むと、素顔のノーマ・ジーンを知るようで、とても感慨深い。
赤の他人が書いたマリリンの本よりも、「姉」が書いたもののほうが、もちろん、心がこもっていて真実っぽいといえる。

(8月21日読了)


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● COMMENT ●

マリリンの数少ない肉親が書いた本だから、何となく愛情が感じるような文章だったような気がしました。実際に会ったのは数回だけでしょうけど、それでもきっと素顔のノーマ・ジーンに戻って話していたんでしょうね。
私もこの本が出るまでマリリンに姉がいる事を知りませんでした。

バーニースさんは現在95歳ですよね。マリリンにアカデミー賞名誉賞を贈ろうという活動では、もし受賞できることになったときは、オスカー像を壇上でバーニースさんに受け取ってもらうことにしようという計画になっています。それまでご健在でおられることをお祈りいたします☆

>たけしさん

やっと読みましたよ~。
姉妹と分かったら、もっと頻繁に会わなかったのかなとも思いましたが、自分の場合を考えてみると、離れて暮らしていると、それほど会わないものかもしれません。
ましてやアメリカ大陸の東と西ですし。
でも、いつも心の中にお互いの存在があるのは、素敵なことですよね。

>officeroaderさん

あ、チェックしていませんでしたが、まだご存命なんですね。
ご長寿ですね~。すばらしい!
アカデミー名誉賞、署名数がまだまだ全然不足のようですが、ぜひ、もらえるといいです!

ちょうどこの本にマッチしたslideをみつけましたのでUPさせていただきます。(YouTube)https://www.youtube.com/watch?v=6odIb1lzBTY

>officeroaderさん

ありがとうございます。
本にも載っていた写真や、手紙の文面も。
5分半あたりに「嵐の園」出演シーンがカラーでありますね!


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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