「ララミーから来た男」 - 2014.11.10 Mon
ふたりが組んだ映画は、1950年代に集中して8本ほどはある。西部劇が多いイメージだが、「グレン・ミラー物語」も、このコンビ作品なのだ。

老牧場主(ドナルド・クリスプ)と、出来の悪い息子(アレックス・ニコル)、息子の目付役(アーサー・ケネディ)、対立する牧場の女主人(アリーン・マクマホン)などの人物配置がうまくできていて、それぞれの行動や感情については、なかなかに見ごたえがある。
怒りを爆発させて相手にずんずんと歩み寄っていく映像表現や、手を撃たれた仕返しに、相手を捕まえて同様に手を至近から撃ったり、かたき討ちに行くものの視力が落ちているせいで果たせず、相手を目の前にしながら帰り、そのままあきらめていたりと、こんな描写をするのかと、ちょっと驚くような、印象に残るシーンもある。
おもしろかった。
(11月8日)

THE MAN FROM LARAMIE
1955年 アメリカ作品
監督 アンソニー・マン
出演 ジェームズ・スチュアート、アーサー・ケネディ、キャシー・オドネル、ドナルド・クリスプ、アリーン・マクマホン
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) 1955 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
● COMMENT ●
>宵乃さん
コメありがとうございます。これ、見てらしたんですね。西部劇も見ちゃうんですね。
私も、見たらガンガン削除しちゃいますよ。
これは、いいというか、きれいごとですませていないようなリアルな表現というか、そういう点では面白いなあと思ったのでした。
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この前観たんですが、三本連続の三本目だった上に就寝前だったので途中からぜんぜん頭に入ってきませんでした…。
しかも、うっかり消しちゃったし!
やっぱり、なかなか良い作品だったんですね。
またオンエアあったら録画します!