「初春狸御殿」 - 2015.02.21 Sat
といっても、彼女は歌いません! 演じて踊るだけ。でも華やかな映画の主演女優の存在感だけでも、いいんです。
市川雷蔵、中村雁治郎、勝新太郎、中村玉緒(どこにいた?)、水谷良重、江戸屋猫八、左卜全などが盛り上げる。
驚いたのは、河童の女子2名がトップレスだったこと! 肌色の上着を着ているのかも、とも思って見てみたが、そうではなさそう。
調べてみると、小浜奈々子、毛利郁子という方々。
小浜さんは日劇ミュージックホールのスターで、ヌードでも当然といえば当然だったのだ。
毛利さんは大映のグラマー女優。

歌は初めは民謡が多くて、あとのほうで和田弘とマヒナスターズなども登場。
歌と踊り(ショー)で、わあっと楽しげな雰囲気を満喫すればいい、お正月公開映画。
1959年の当時から、日本にも、こんな「ミュージカル」があったことを再認識。
そういえば、10年前に「オペレッタ狸御殿」という映画を観たことがある。
あれは、この系統だったのか。
(2月15日)
1959年作品
監督 木村恵吾
出演 若尾文子、市川雷蔵、菅井一郎、中村雁治郎、勝新太郎
参考:初春狸御殿@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 1959 角川映画
● COMMENT ●
雷蔵はん♡
>unikoさん
コメのないところに、ありがとうございます。
このシリーズご存じでした!?
「盛り上げる」って文のところに、雷蔵はんの名前を書かなあかん、と思いながら、まだ直していませんでした。主演なのに。このあと直します。
勝新は、言われなきゃわかりませんでしたよ。そもそも、こういう映画に出ると思わないし!
このあと、マリリン記事書きますから、見てくださいね。
連投失礼します!
そうそう、こちらでも若尾文子さんの可愛らしさが際立ってました。衣装替えも多くて、ファンには嬉しいですよね。
でも、可愛いからといって、顔が同じなら中身が違っても気付かない雷蔵さんはどうなんだ(汗)
薬屋の方は勝新だったんですか!?
まったく気付かなかったです。彼と一緒に登場する河童のお嬢さんの方に目が行ってしまって(笑)
大胆な衣装でした!
>宵乃さん
民謡でもミュージカルには変わりない! みたいなことで、楽しくできていました。
勝新って、やくざっぽい映画とか座頭市くらいしかイメージがないので、こういう映画で見て、びっくりです。
カッパの扮装も驚きですよね。
お正月は、映画館に繰り出して、こういう作品で、ほわーっと気分に、というものなんでしょうね。
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このシリーズ、華やかで能天気でビックリしますね!雷蔵はんも、勝さんもコメディー色強くって。映像も綺麗にリマスターされてるっぽいですね。