「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」 - 2015.02.24 Tue
ライヴが始まる前に、スコセッシ監督側とストーンズ側の、撮影についての「やりとり」がある。ライヴが終わってからも、スコセッシが出てきて「来たぞ、ほら(撮れ)!」とか言ってる。
…別に監督自らが出てくる必要はないんじゃないか。俺が監督だぞって、でしゃばらなくても、名前だけ文字で出せば。…とか思いました。
しかも、単なるライヴなんだから(過去のインタビュー映像を挟み込んではいたけれど)、スコセッシが監督でなくたって、ねえ。
ライヴを映画にする意味を考えると、コンサートに行けない人のために映画で観てもらう。これが一番大きい意義だという気がする。
でも、映画館で観なきゃ迫力がない。
渦中にいないと。

クリスティーナ・アギレラ嬢と歌うのは“Live With Me”
知らないバンドを見てインパクトを受ける、というなら、テレビ画面でも意味はあると思うが、おなじみのバンドだからなあ…。
それにしても、ミック・ジャガーの動きは元気だなあと。
キース・リチャーズは、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ演じる、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの主役)みたい。ジョニデがキースをモデルにしてる、と言ってるから当たり前といえば当たり前か。(笑)
ストーンズの場合、ロックのストレートさが、長続きの秘訣なのかも。演る方にしても、聴く方もしても。
ミックが「(歌うのが)気恥ずかしくて、人にあげた」と言う“As Tears Go By”は聴いてて泣けた。歌い終わったあと「いい曲だろ」とミック。
(曲をもらったのは、マリアンヌ・フェイスフルさん。)
(2月22日)
SHINE A LIGHT
2008年 アメリカ作品
監督 マーティン・スコセッシ
出演 ザ・ローリング・ストーンズ、リサ・フィッシャー、クリスティーナ・アギレラ、バディ・ガイ、ジャック・ホワイト三世
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c)2008 by WPC Piecemeal, Inc. All Rights Reserved. (c)2007 by PARAMOUNT CLASSICS, a Division of PARAMOUNT PICTURES, SHINE A LIGHT, LLC and GRAND ENTERTAINMENT (ROW) LLC. All rights reserved.
● COMMENT ●
ボーさん、こんにちは!
>YANさん
渦中で観たかった! これ、公開のときは、どうしていたんだろう…知らなかったのかな…。
テレビでも、でっかい音で聴いてたら、まだ良いかもしれませんが。
2008年のライヴだから、7年も経っていますね。いったい何歳だ…変わりないのかなあ?
こんばんは
思い入れがない分、わりとDVD鑑賞でも楽しめました。ってか、還暦過ぎとは思えない圧巻のパフォーマンスにビックリ!
まあ、さすがに、顔にカメラがよると、どこかホラーめいた感じがしてしまいましたが。
AS TEARS GO BY は本当に良かったです。見終えてから、若かりし頃のバージョンも聞いたのですが、歳とってしゃがれた声のほうがこれは響いてきました。
照れ臭くてって言うミックがとてもチャーミングだったなぁ。
>ihuruさん
還暦…と言われると、そうなんだよなあ、だって、60年代からやってるんだよ、と。ビートルズと同じころですね。
AS TEARS GO BYも、歌詞も曲も、すごくシンプルなんですが、それが似合うストーンズ。いいです。
さすがに
ライブは何度行ってもいいものです。
>まっつぁんこさん
ポール・マッカートニーは今でも来ていますが…。
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だからもう興奮しまくりでしたよっ!
テレビでも多少はライブの躍動感が伝わったのでは?
ミックはいくつまであの動きができるんでしょうね~
出来れば「生」でもう一度観たいものです!