「17歳のエンディングノート」 - 2015.02.26 Thu
死を目前にした人間が、やりたいことのリストをつくって…という映画は、これまでにもあって、新味はない。
こういう映画は、短い生が、そこにあるから、「生」の意味が浮かび上がってもくる、というものですね。

ダコタん(きちんと呼ぶなら、ダコタ・ファニングさんである。一応、説明。)は、白血病で化学療法を受けない選択をした少女の役。
空中遊泳体験で、宇宙服みたいなのを着用して、ヘルメットから顔の範囲だけが見えるシーンでは、まるで少年の顔のようにしか見えないダコタんでした!
「社会から離れていれば、病気でなくなる」というセリフがあって、ああ、そうか、と思った。
もしも、自分ひとりだけで暮らしていれば、心配する周囲の人たちはいないわけだから。自分だけの問題になる。
ただ、それは家族や社会のなかで生きていたら無理なことではあるが。ヒトは社会的な動物なのだ。
やりたいことのリストに、「法を破ること」があって。でも、万引きをするというのは、ちょっとどうなのかな…。
こういう映画なので、当然のごとく、泣きました…はい。
原作は、ジェニー・ダウンハム著「16歳。死ぬ前にしてみたいこと」。

獲物の男を狙っている女ヴァンパイアとかではありません。ダコタんの友人役のカヤ・スコデラーリオさんです。美人。
(2月22日)
NOW IS GOOD
2012年 イギリス作品
監督 オル・パーカー
出演 ダコタ・ファニング、ジェレミー・アーヴァイン、パディ・コンシダイン、オリヴィア・ウィリアムズ、カヤ・スコデラーリオ
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2012 Blueprint Pictures (Now) Limited, BBC and The British Film Institute. All Rights Reserved.
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