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2024-04

「七年目の浮気」(9回目) - 2005.10.01 Sat

七年目の浮気の一場面(ポストカード)
きちんと観たのが9回目。少ない! 少なすぎる!

妻子を避暑に送り出したあと、独り者状態になった気楽さで、浮気の虫がうずく中年男の話なので、できれば、夏に観たい映画ではある。
今回は、夏の終わりにギリギリ、セーフだったか。

DVDの特典に入っている番組を見ても分かるように、この映画の製作当時のハリウッドには、ヘイズ・オフィスの検閲というものがあった。性、暴力、反社会的な描写などについてチェックをするのだ。

「七年目の浮気」も、当然、検閲の対象になった。カトリックの団体までもが、撮影のチェックに来たという。

脚本段階で、男のベッドでヘアピンが見つかる場面が削除される。
次に、映像が削除されたという2つのシーンは、
1.マリリンがお風呂に入っていて、足の指が水栓にハマってしまい、工事の人を呼んで、抜いてもらうシーンで、工事人が工具をバスタブの中に落としてしまい、手を入れて工具を探るところ。
これは、水中で卑猥なことをしていると想像させるから、という意味でカットされたのだろう。

2.おなじみの、スカートが地下鉄の風で舞い上がるシーンで、「すごく涼しいから、きっと特急ね。あなたはズボンだからムンムンしてるでしょ」とマリリンが言うところ。
英語で何と言っているのか分からないが、「ムンムン」あたりがダメなのだろうか。もしかして、ムズムズ、みたいな意味にとれるということだろうか?

まあ、小うるさいことである。こんな中でセックスシンボルと言われて騒がれたマリリンが受けていたプレッシャーたるや、想像以上のものがあったに違いない。よく頑張ったよ、マリリン。

ちなみに、DVD特典にある未公開シーンの地下鉄のほうは、紹介されているフィルムが間違っているのではないか。現在、公開されているシーンのほうが流れていると思うのだが。

マリリンの相手役には、ウォルター・マッソーが候補に上がっていて、DVD特典では、彼のスクリーンテストも見ることができる。
結局は、舞台でも同じ役だったトム・イーウェルが演じることになったが、マッソーでは、なんというか、風格がありすぎる感があるので、やはり、より小市民的なイーウェルで正解だったのだろう。

なんといっても、この映画は、
男の妄想癖の面白さ(「地上より永遠に」のパロディなど、最高である)と、
それに対抗たりうるマリリンの魅力
音楽は
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」
「チョップスティック」

上の写真は、男がマリリンにキスしようとして、2人一緒に、ひっくりかえってしまう場面。
男は「すまない、こんなことは初めてだ」というのに対して、マリリンの答えは?
「あら、わたし、しょっちゅうよ」
(9月25日)

THE SEVEN YEAR ITCH
1955年 アメリカ作品
監督 ビリー・ワイルダー
出演 マリリン・モンロー、トム・イーウェル、イブリン・キース

トラックバックは、七年目の浮気@映画生活様に。

評価☆☆☆☆☆(マリリン映画は別格なので無条件に5点。満点は5点)

● COMMENT ●

9回って少ないですか?

充分な回数だと思いますが。という私は、何度観たかなんて数えてませんが。当時の状況が分かったうえでこの作品を観ると、あの厳しさの中でよく作ったなあって思いますよね。テーマからして既婚者の浮気心なんてもうアウトじゃないですか!それを何とか通して作ったビリー・ワイルダーって、凄いです。結果、名作になった訳ですし、何てったって、可愛いマリリンが拝めるんですから!マリリンに役名が無いというのもポイントです。もしかして役じゃない本当のマリリンかも?って思わせようという事でしょう。
カットされなかったのが不思議なのが、あの名セリフ「下着を冷蔵庫で冷やしてるの」のシーン。つまりは今は全裸っていう意味にもとれるでしょ?服も見えないし。でもそういうイヤラシさを感じさせないのがマリリンなんですよね。

>次も、たけしさん

少なすぎる、というのは、お約束の冗談です。気づいてない方のほうが多いと思いますけど…(それじゃ意味ないですね。)
はい、ワイルダーは酒浸りの話や保険金殺人の話なんかも作ってます。際どい内容の映画をクリアしてます。「七年目の浮気」もワイルダーじゃなくて、小物監督だったら、ボツにされていたかもしれないですね。舞台でOKなのに映画はダメだなんて、困った話ですが。

マリリンが役名なしで、終盤にトム・イーウェルが、キッチンにいる金髪って何のことだ?と聞かれて「マリリン・モンローかもしれんぞ」と答えるジョークもありましたね。
ワイルダー&マリリンの組み合わせが生んだ傑作コメディの1本でした。

そういえば

10年以上前、一回だけニューヨークに旅行したんですけど、たまたま5番街かどこかを歩いていたら、あるお店のショーウインドーにマリリンの大きなイラストがあったんです。で、イラストと共に、例の地下鉄の風のシーンの白いドレスを着た、マリリンのマネキンが飾られていたんです。その前で写真を撮ったのを思い出しました!実際に撮影に使われたドレスだと思うんですよ。かなり古そうだったし。あのお店、なんの店だったんだろ??

>紅玉さん

コメントありがとうございます!
その写真、下さいっ!!
どこの店でしょうね。シャネル?
ニューヨーク行かれたのですね。いいなー。私は、まずはロスのハリウッドへ行きたいです。 

せめて

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ってみたいッス。
ああ、なんて謙虚な私☆

>小夏さん

ああ、そういうものもありましたっけ!
アミューズメントパークに、ほとんど興味がない私でした。

おおお!ラフマニノフ~♪

ボーさん、ついに来ましたね、「七年目」!
白いドレス、ピンクのシャツとパンツのマリリン、豹柄のドレス(?)のマリリン、バスタブのマリリン・・・
可愛いマリリンがいっぱいですね^^
ラフマニノフのピアノコンチェルト2番がすっかり気に入ってレンタルCDに走った記憶が・・・(笑)
あ、チョップスティックも一応弾けます。。
小さい頃、ピアノを習ってる友達に教えてもらったんですが、あの映画で初めて「チョップスティック」って言う題名だったんだ、と知りました♪
「地上より永遠に」のパロディ部分も可笑しいですね~。

>UNIKO@ニャンくんさん!

ほんと、可愛さ全開のマリリンです!
こんなに無垢で気のいい可愛い隣の娘がいたら、まさに、それは天国です! アイム・イン・ヘブンです!
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、他の映画でもよく使われる定番ともいえる曲ですよね。「七年目の浮気」でも、ばっちり合ってます。
私もチョップスティックの名前は、この映画で知りました。なにしろマリリンが「チョップスティックね!」と叫んでますもん! 忘れられるものでしょうか。いや、忘れません。
渚での名場面パロディをはじめとした妄想シーンは、いつ観ても傑作ですよねっ!!
素敵な映画を残してくれたマリリン、ありがとう!


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  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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