「虹を掴む男」 - 2015.04.29 Wed
空想癖のある男が、実際にも事件に巻き込まれていく(?)騒動のお話。
出版社に勤めている設定は「LIFE !」と同じだが、こちらの場合はLIFE誌ではなくて、煽情的な表紙の絵で目を引く本などを扱う、大衆的な出版社のよう。
「七年目の浮気」の主人公が勤務している会社でも、ちょうど、似たような本をつくっていましたね。
空想シーンには、優秀な外科医、空軍の勇者パイロット、ポーカーのギャンブラーなどがあって、楽しませてくれる。
ダニー・ケイの、ものまねを入れた歌&トークは、私はあまり笑えない。うまいのだろうなあとは思うんだけど。
ケイの相手役は、ほかの作品でも何度もコンビを組んでいるヴァージニア・メイヨさん。
ノーマン・Z・マクロード監督というと、ボブ・ホープ主演の「腰抜け~」シリーズが思い浮かぶが、コメディタッチの俳優を生かす映画が上手だったのでしょう。

フランケンシュタインで有名なボリス・カーロフが出ているのには驚いた。ポスターの画像にも出ていますね。
それから、マンハッタン乗り換えです、という車掌(?)のコールで「マンハッタン・トランスファー」と言っていたのには感動。なぜかといえば、「マンハッタン・トランスファー」という抜群のコーラスのポップグループがあり、私は好きだったから。(残念ながらメンバーのひとりは昨年亡くなったのであるが。)
(4月28日)
THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY
1947年 アメリカ作品
監督 ノーマン・Z・マクロード
出演 ダニー・ケイ、ヴァージニア・メイヨ、ボリス・カーロフ、フェイ・ベインター、アン・ラザフォード
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
● COMMENT ●
>まおさん
マントラは来日コンサートを見たこともあって、好きでした!
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私もリメイク版を観て「随分と違う映画になったなー」と思いました。
マンハッタン・トランスファー!
確かになつかし〜まだ活動してたんですね、おおお。