「シンデレラ」(1回目) - 2015.05.06 Wed
顔立ちが少し似ていることもあるし、何よりも、全体に漂う気品のようなものに心をひかれる。
まさに、シンデレラにふさわしいのではないか。

監督のケネス・ブラナーは、もともとシェークスピア俳優で、さまざまなジャンルの映画への出演や演出も手掛ける人。
これがまた、「シンデレラ」という、かなり正統派(?)のおとぎ話の監督にも、ぴったり向いていた!
そこへ持ってきて、継母役にケイト・ブランシェットさんでキメの「くさび」を打ち込んだようなもので、布石は盤石となる。

同時上映の「アナ雪」短編を9割がた楽しみにしていて、「シンデレラ」? そんな王道すぎるお話なんて今さら…と考えていた私が浅はかでした。
素晴らしかった。こんなに素晴らしいとは。
単純な私なので、エラ(シンデレラというのは「灰まみれのエラ」という意味)の母の「勇気と優しさ」という教えを聞いただけで感激してしまうのでした。
その後の、エラの境遇にも涙して、変身魔法や、ドレスの美しさに目をみはり…。

まんまと、ディズニーの、ケネス・ブラナーの、リリーさんの、ケイトさんの、その他大勢の術中に、はまりました。
吹替版で観たのだけれど、高畑充希さんの、雰囲気を壊さない素直な姿勢も良かった。
たぶん、リリーさんの演技を生かすことを優先して演技していただろうと思います。
けっこう過激な舞台「いやおうなしに」での熱演を観ていたあとの高畑さんなので、振り幅の大きさに、さすが女優だなと!
「アナ雪」短編も、また観たいので、今度は字幕版で観賞予定。
(4月29日 イオンシネマ 大井)
CINDERELLA
2015年 アメリカ作品
監督 ケネス・ブラナー
出演 リリー・ジェームズ、ケイト・ブランシェット、ソフィー・マクシェラ、ホリデイ・グレインジャー、ヘレナ・ボナム=カーター
関連記事:「シンデレラ」(2回目)
参考:シンデレラ@ぴあ映画生活
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
● COMMENT ●
こんにちは♪


グレイス・ケリーのよう…おぉぉ


ドラマの話ばかりで恐縮ですが、


>kiraさん
いまのところ、グレース・ケリーうんぬん、という記事は見たことがないので、そんなものなんだろうか、世間は? 私だけの脳内ポイズンイメージなのか? なーんて思いますが。
ほんとに素晴らしいです!(でも私は「イントゥ・ザ・ウッズ」の意地悪おとぎ話も好きですよ。)
>モペ改め「謎の」ミトンさん
舞踏会のシーン、彼女の青いドレスが圧倒的にゴージャスで映えるんですよ。ほかに青を着ていた人はいたかもしれないけど目立たない!
わー! 今、調べて分かりましたが、NHK日曜夜の「ダウントン・アビー3」ですね! 姪のローズ? 見てみよう! 教えてくれて、ありがとうございます。
マリリン風の人が出たドラマとは? そして、その女優は? その答え、首を長くしてお持ちします。いや、お待ちします。
意地悪役は美女がいい
王道のディズニー、プリンス、プリンセス映画で、何もかもが美しく豪華で存分に楽しむことができました。
リリーさんは清楚且つ背筋のピンと伸びた役にぴったりのお嬢さん。対抗の継母がこれまた筋金入りという感じの美女ケイトさん。吹替えの声もよかったです。(こちらは吹替えしかないのよ(泣))
かぼちゃが馬車に変わって白馬に引かれて走るシーン、シンデレラのドレスが舞踏会用に変わるシーン、子どものころ夢みたシーンの実写版。感激でした。
>カーチャさん
まさに王道な「シンデレラ」、そして素晴らしかったですね。
いまさらな話を、これだけ見事に映画化するとは思いませんでした。
たとえば、ドレスが変わるシーンは、リリーさんが首や肩を回すような(?)、ドレスをフィットさせるみたいな、(「はああ~」みたいな恍惚感とも?)仕草が何度か入っていたりして、よく考えられて表現してるなーと感心もしました。
確かに、グレース・ケリーのように、品のある美しい女優さんでしたね。
実写ってチョッピリ不安だったんですが、新しいテイストを加えながらも子供の頃の夢を壊すことないステキな作品でした。
アナ雪の短編、とっても可愛かった!!
エルサって、くしゃみもチャーミングなのね(笑)
(なりふり構わないオバちゃんとは違う)
LINEゲームツムツムでのくしゃみもキュートです♪(笑)
>オリーブリーさん
はい、リリーさんも良かったです!
シンデレラ・ストーリーという、夢のあるお話を、今の技術を上手に使って見せてくれましたよね。
くしゃみって、実際にも小さく「クシュン」とやる人、います。ああいうのって、遠慮しながらやってるうちに、それが当たり前のやり方になったんじゃないかなーと思うのですが。…などと脱線いたしました。
LINEゲームツムツム? まったく知らないですけど、そう聞くと興味が出てきますねえ!
マリリン風の人が画面に出てくるのではなく、うむむ…これ、説明するのが難しいです、すみません!
今からMYダーリンが待っている「ダウントン屋敷」に走らないといけないので、気が向いたら、また補足します。
シンデレラの義姉さんも「ダウントン」に出ているのですが、お気付きになりました?
>モペ改め「謎の」ミトンさん
ジャニュアリー・ジョーンズさんは映画で見たことあり。
ダウントンは昨晩は放送休止じゃなかったですか?
ドリゼラ役のソフィ・マクシェラさんですね。ダウントンのサイトで登場人物を見て分かりましたよ!
義姉のふたり、どっちがどっちか、あんまりよくわかってないんですが。
ローズは、煙草

ボーさんの場合、リリーさんの登場シーン以外は、早送りだったかも知れませんが(笑)、衝撃のラスト・シーン!

MYダーリンの「…だよ、MYダーリン」(←原語で見ていると、私の

現在、彼はディズニー・アニメの実写版映画の撮影に入っているとか?ディズニーの実写化、「シンデレラ」→「美女と野獣」…この流れだと、次は「ターザン」なんだが…(←ブロードウェイ・ミュージカルになったことがあるのです)。
>モペ改め「謎の」ミトンさん
キョンキョン・ファンの私が言うべきセリフじゃないですか!
そのとおり、早送りして、ローズ(リリーたん)が出てきたな、という場面だけ見ました。実質、それほどの時間は出ていなかったですね。
ラストシーンは、わかりました。なんてこった!ですよね。あの人が誰なのかもわかりませんが、なんてこったです。
ダーリンだったんですか!? あれまー。
次シリーズも、ローズが出るなら、また早送り見するかもしれません。
気品のある雰囲気と、淑やかな物言いが、
とっても素敵にシンデレラ!と言う感じで、
どれすのひらっひら具合といい馬車のキラキラ感といい、
最高にロマンチックで素敵なシンデレラの実写でした!
さすがケネス、わかってるぅ、とかそんな感じで。
>makiさん
よかったですよね、王道をはずし気味だったディズニー、子どもに見せても何の問題もない、夢のあるシンデレラ。
「シンデレラ2」なんか作ったら、また王道をはずすかもしれませんが。(作らないでしょうけど。)
昨日、一足先に(ドヤ顔!)「美女と野獣」(←スペイン語字幕付き…)を観たのですが、ハーちゃん(ハーマイオニー)、シンデレラより「美女」の役の方で良かったよ…と個人的には思いました(^ ^)
いつの間にか美しく成長されたハーちゃんは、歌って良し、踊って良し、顔も良し、頭も良し…って、あたしがオーディションで落とされたのも納得でした(?!)
スペインでは、現在の興行何とかが一位となっている「美女と野獣」…なのに、私が今いる所が地方だからでしょうか、上映予定が2週間しかありません( ; ; )せめて日本では(私が帰国するまで!)長く上映してくれるとありがたいのですが…。
ボーさん、プロポーズが順調に進んでいらっしゃる頃でしょうか…いよいよカウントダウンですね⁉︎
>モペ改め「謎の」ミトンさん
エマワト、歌えるんですね!? 美女とヤジュウ、私はヤジュウで出たかったんですけど、じつは美男の王子だと言われて、採用されませんでした。
では、ミトン&ボーふたりで主演でつくりましょうか?
カウントダウンとは、いったい? なんのことやら…えーと、誰にしようかな…(え?)
透き通るような
こちらは吹き替え版でもぴったり嵌っていて違和感ありませんでした。昔ながらのシンデレラを見事に映像化していたと思います。
>宵乃さん
王道的でありながら、つまらなくないし。キャストも、ばっちりでしたよね。
こういうのは、できあがった作品も幸せです。
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ちょっとだけ、バーグマンに似てるかな~と思いながら観てたけど、
イメージ的にはケリーかもね(^_-)b
シンデレラはこうでなくちゃ~という、王道さが良かった!
ディズニーは子供の味方であって欲しいと、いつも思ってマス♪