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2017-08

「青空娘」 - 2015.06.30 Tue

「若尾文子映画祭 青春」(HPは動画が流れるので音量注意)が6月27日から始まった。

日本映画は、あんまり見てきていない私ではあるが、若尾文子さんは以前から好きなので、この機会に何本か観てみようかと思う。

初日は2作品が舞台あいさつ付きだと知って空席状況をネットで見てみると、まだ端っこの席に空きがあった。チケットをゲット!
「青空娘」は、増村保造の監督第2作。若尾さんによると、監督がイタリー留学帰りで作ったもの。泣かないシンデレラの話だという。
映画祭のポスターにも、この映画のカットが選ばれているけど、まさに青春の輝きにあふれて魅惑的。

ジャケット

「青空」の言葉に象徴されるような、さわやかな映画で、さっぱりした若尾さんの若々しい、はつらつとした魅力がある。23歳ぐらいのときの作品。
映画全体として、セリフそのものやセリフまわしに、ちょっと「芝居くささ」みたいなものを、はじめは少し感じてしまったが。
…たとえば、セリフでいえば「よせやい」とか「ちぇっ」みたいな。今だったら(あんまり)言わないよね?

若尾さん演じる小野有子は、理想的な女性。
ガキにボールをぶつけられても泣いたり怒ったりせず、対応が素晴らしすぎ。ついにはガキは手なずけられてしまう。
というか、好きにならずにはいられない、よくできた、ステキなお姉ちゃん、なわけですよ。
実の父親の家に来て、女中のように働かされても、明るく立ち振る舞うのです。(まあ、それがシンデレラの話ですからね。)
原作は、源氏鶏太。

若尾さん自身も、「青空娘」は面白かったですね、と言う。『ヒロインはいじめられても全然泣かないし、自分ではいじめられたと思っていない。そして、最後には、いじめていた本妻の子どもたちをやっつけるでしょ。やっぱり、やってて気持ちいいですよ。あそこが増村さんの増村さんらしいところですかねえ。こういうやり方もあるんだと思ったし、すごく新鮮でしたね。』(「若尾文子“宿命の女”なればこそ」ワイズ出版)

女中さんの先輩役で、ミヤコ蝶々さん。声を聞いて、すぐ分かった。
抜群に楽しく盛り上げてくれていました。

撮影

上映後、舞台あいさつ。
杖をついて登場されたので、ちょっと心配。いま現在81歳になられます。
明け方まで仕事をしてちょっと滑って転んだ、と話されたのだが、翌日のスポーツ新聞記事には、数日前にひねった足を治そうとトレーニングを繰り返して、症状を悪化させたというのが真相のようだ、とあった。
「青空娘」で卓球をやるシーンがあって、そのことを聞かれると、一度もやったことがなかったのに、それらしく見えますでしょう?と笑いをさそう。
インタビュアーに質問されて「わたしですか?」と何回か受け答えされていたけど、そうです、若尾さん、あなたですとも! あなたに聞かなきゃ!
いろいろ、お話はありましたが、映画祭のタイトルにある「青春」にちなんで、若尾さんの青春を聞かれると、映画とともにありました、私の青春なんてほかにはない、映画と撮影所がわたしの青春、と。
最後に観客に一言、と言われて、ひとりひとりお会いしてお礼を言いたいけれども…と話されました。こちらの気持ちもあったかくなりました!

(6月27日 角川シネマ新宿)

おーーい!

1957年作品
監督 増村保造
出演 若尾文子、菅原謙二、川崎敬三、沢村貞子、ミヤコ蝶々

参考:青空娘@ぴあ映画生活

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)


(c) KADOKAWA

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● COMMENT ●

いいなー、ボーさん、舞台あいさつ見られて。

俺たちも、舞台あいさつって、してみたいなあ。

それ、無理!

うへえ! ばっさり切り捨てられたー。青空が目に痛いぜ…。


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