「メイジーの瞳」 - 2015.08.01 Sat
ジュリアン・ムーアさんがロック歌手(!)の役で、夫婦仲がよろしくなく、ツアーに出るときには娘は連れていけず、というお母さん。
幼い娘は別居(離婚?)の父と母、双方のところに交代で暮らすことに。アメリカ映画でよく見る光景ですねえ。

父のところには若い女性、母のところには若い男がそれぞれいて、娘メイジーは彼らとも仲良くなっていく。
仲良く一緒に暮らせない父母を、しかし、メイジーが嫌っていないのがいい。
それでもお母さん、それでもお父さん。
ふたりとも悪い人ではなくて憎めない。ただ、夫婦の仲がうまくいかない…そういうのは、どうしようもないんじゃないかと。でも、幼い子にとっては、翻弄されて、かわいそう。

父母、若いほうの男女、4人とも好演。その中で、幼いなりに、いっしょうけんめいに生きるメイジー役のオナタちゃん(名前が珍しいよね)も素晴らしい。
原題は「メイジーの知ったこと」。原作が、ヘンリー・ジェームズだと知って、そんな有名な文学者の作品!? そんな昔の話? と、びっくり。
でも、今風に直して、内容も柔らかめにしたらしい。
(7月26日)

WHAT MAISIE KNEW
2012年 アメリカ作品
監督 スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル
出演 オナタ・アプリール、ジュリアン・ムーア、ジョアンナ・ヴァンダーハム、アレキサンダー・スカルスガルド、スティーヴ・クーガン
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2013 MAISIE KNEW, LLC. ALL Rights Reserved.
● COMMENT ●
>ふじき78さん
この映画、良かったなー。(まだ感想書いてないけど)
メイジーちゃんが健気で可愛かったし、若い二人もそうなって良かった。
勝手な両親はどーでもいい(苦笑)
>オリーブリーさん
残暑きびしきおり、体調にお気をつけくださいねー!
若いほうのふたり、お互いに知り合ったし、こっちのペアが親になればいいじゃん、と思って見ていました。
親も子も、いろいろ、たいへんですね!
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