「17歳」 - 2015.11.01 Sun
自分でもなぜなのかは、よくわからない。
自分が何なのか、というのは常に考えていて。その行為の先に何かがあるかもしれない?
方法はどうあれ、学び、考えることなのだ。
好奇心はある。トライしてみる。
そして、基本的には、それが好きだった?
親身に思ってくれる相手もいた。危険に遭うようなことになる前に終わらせてくれたのは、彼の愛情を目に見えない何かがくみとってくれたのかもしれない。

若くて可愛い、というのが原題。
ドライに演じるマリーヌ・ヴァクトさんが魅力。モデル出身、納得。
姉のセクシュアリティをちゃんと受け止めている弟もよろしい。
シャーロット・ランプリングさんは、いつもながら謎めいて存在が深くていい。

フランソワ・オゾンの映画は、どこか魅力的なのだ。
(10月31日)
JEUNE & JOLIE
2013年 フランス作品
監督 フランソワ・オゾン
出演 マリーヌ・ヴァクト、ジェラルディーヌ・ペラス、フレデリック・ピエロ、ファンタン・ラヴァ、シャーロット・ランプリング
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)

(c) MANDARIN CINEMA-MARS FILMS-FRANCE 2. CINEMA-FOZ
● COMMENT ●
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>とらねこさん
「まぼろし」とか、よかったなーと思います。
オゾン監督、女性に対して性的に考えないから客観的に観察できているのかなあ、それとも、自分が女性的に考えているのか? なんて、いろいろ思いますが。
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オゾンとの相性も良くて。
オゾンの描く女性像っていつも本当に素敵。
彼自身はホモセクシャルなのに、だからこそか?女性の描写も事細かくて、惚れ惚れします。
なんだか彼はここ近年で、ますます好きになりました。