「吸血鬼ドラキュラ」 - 2016.03.08 Tue
ピーター・カッシングのヴァン・ヘルシング。
昔の作品でもあるし、ネタばれで行きますが…
ドラキュラの城に司書として訪れたジョナサン・ハーカー(ジョン・ヴァン・アイゼン)は、はじめからドラキュラの正体を知っていて潜入したのか~。
ほかの映画だと、知らずに雇われて餌食になってしまっていたような記憶があるが…。

彼はドラキュラと女性ヴァンパイアを棺の中に見つけて、まず女性ヴァンパイアから先に退治しようとする。
逆でしょ! 先にドラキュラをやっつけなきゃまずいって。
あーあ、だから言ったのに…。でも、そうならないと話が進まないか。(苦笑)
ちなみに、この真っ先に登場する女性ヴァンパイアは、胸のあたりがとっても目立つヴァレリー・ゴーントさん。
ジョナサンの許婚(いいなずけ)のルーシー(キャロル・マーシュ)もドラキュラに狙われ、彼女の義姉のミーナ(メリッサ・ストリブリング)までも!

ヘルシングに協力するアーサーには、マイケル・ガフ。1989年から始まったバットマン・シリーズで執事アルフレッドを演じた俳優だ。若いなー。
家のお手伝いさんが、ルーシーに頼まれて、ニンニクを片づけたうえに窓も開ける。そのおかげでドラキュラが侵入できてしまうのだ。
絶対にそんなことしちゃダメですよ、と義姉か兄がお手伝いさんに厳命しておくべきじゃないかな、と思った。対策、甘いです。でも、そうならないと話が進まないか(再び苦笑)。
退治されたあと、最初の豊胸ヴァンパイアは老婆に変わり、ルーシーは美しい(元の)顔に変わる。この違いが、おかしい。謎。
ドラキュラの最後は、明るい光と十字架によってでしたね。
3人の女優の画像を上げたが、なんだか、みんな似ているじゃないか!

(3月6日)
DRACULA
1958年 イギリス作品
監督 テレンス・フィッシャー
出演 クリストファー・リー、ピーター・カッシング、マイケル・ガフ、メリッサ・ストリブリング、キャロル・マーシュ
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) Warner Home Video
● COMMENT ●
ツッコミどころは
お約束の行動
子供の頃、ドラキュラ映画といえば、この二人でしたねぇ。
そして、お約束のように、見ている側が「やっちゃだめ~、行っちゃだめ~」と叫びたくなるようなことをやってくれました。
>宵乃さん
噛まれたあとに、再び、その甘い噛まれる恍惚(?)を求めてしまうとは、なんて憎い方なんでしょ! ドラキュラ!(笑)
あ、そうか! 何年も吸血鬼で生きたから老婆なんだ! 宵乃さん、すばらしい解釈力です! おばかな私。
>Катя カーチャさん
吸血鬼ドラキュラといったら、この映画ですからねえ。クリストファー・リーはドラキュラの代名詞?
やっちゃだめなことをやりたがるから、きゃー、となっちゃいますよね。
ニンニクが鉢植えで出てきたのには、ちょっと、びっくりしました。球根じゃなくて葉っぱですから。
こんばんは。
今の吸血鬼は定番がなかなか効かなくなってますが、本作では定番アイテムがよく効く効く。(^^)
観ていて安心できますが、逆に、そんなことするんじゃない!ということも分かっちゃいますよね。
トラックバックさせて頂きました。(^^)/
>白くじらさん
ありがとうございます。
もう、昔っから知ってはいたけど見ていない、という作品でした。
心臓に杭、にんにく、日光、十字架、と、さまざま出てきましたね。
クラシックなドラキュラ映画を見せていただきました。
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このドラキュラは案外弱いので、人間もこれくらい油断してないと話が進まないということか(笑)
>退治されたあと、最初の豊胸ヴァンパイアは老婆に変わり、ルーシーは美しい(元の)顔に変わる。この違いが、おかしい。謎。
豊胸ヴァンパイアは何百年も生きていて、魔力的なもので美貌を維持していたけど、ルーシーはまだちょっとしか経ってないから、元の姿もぴちぴちだったんですよ。…たぶん!