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2017-05

「赤い靴」 - 2016.03.09 Wed

映画的な視覚効果で見せるバレエ。

赤い靴」の同名バレエ・シーンは、映画中盤に十数分にわたってある。
単にバレエを踊るのを見せるのかと思ったら、人の形の新聞紙と踊ったり、観客席が海に変わったり…いろんな映像処理をやってみていて、楽しませてくれた。

新聞紙

舞台に関わるメンバーの人間関係を描く、バックステージもの。
モイラ・シアラーさん。もう、ずーーーーーっと昔から、名前は知っていた。もちろんバレエのプリマでもあったという、彼女の代表作。見るのは2回目だが、まったく記憶にないので、初めて見るのと同じだ。

バレエを取るか、愛(彼氏)を取るか、の普遍的っぽいテーマが最後に発生するけど、こういう問題は困ったもんです。
どっちも取れるように、できないものか。
芸術至上主義と恋愛至上主義がぶつかるのはいいとして、その間で引き裂かれるのは、たまったものじゃない。
赤い靴を脱ぐエンディングが劇的すぎて、かわいそうすぎる。

海

撮影が、ジャック・カーディフ。パウエル&プレスバーガー監督のもとでは本作や「黒水仙」
前日見た「ナイル殺人事件」もそうだが、マリリン・ファンには何といっても「王子と踊子」! 名撮影監督です。

エンドロールで、デジタルリマスター製作にマーティン・スコセッシ監督の名前が。おお!

(3月6日)

THE RED SHOES
1948年 イギリス作品
監督 マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー
出演 モイラ・シアラー、アントン・ウォルブルック、マリウス・ゴーリング、レオニード・マシーン、ロバート・ヘルプマン

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)


靴

(c) 1948 Carlton Film Distributors Limited. All Rights Reserved. Licensed by ITV Studios Global Entertainment Ltd. and Distributed by Park Circus Limited

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● COMMENT ●

そうそう、スコセッシがリマスター盤に携わったとのことで、当時話題を呼びました。
これ、面白かったですよね。
映画の記憶が、いろんなことを思い出させるものでした。
『ブラック・スワン』と比較して観るとまた深みを増して感じられました。

あー、そう言えばバレエを取るか愛を取るかの二者択一でしたねえ。何となくなんですけど今なら宝塚の女優さんと結婚した殿方が「ヅカを取るのか俺を取るのか」って言いだしそうなイメージがありますね。やっぱりヅカに行っちゃうと全然、普通の生活が断絶しちゃいそうだから。

>とらねこさん

スコセッシが本作を好きで手直ししたなんて知りませんでしたよ~。
「ブラック・スワン」と2本立てで上映しても面白いですね。
1948年の映画ということを考えれば、バレエ・シーンは息をのむほど印象的だったのではないかなと思います!

>ふじき78さん

もう、大きく言うと、仕事か家庭か?となってしまうのかもしれません。
いまの朝ドラだって、仕事に熱中する嫁の話ですが、それでもうまくいっている夫婦って。みんながそういう家庭だったら、問題が何もなくなりそうですよねえ。

こんにちは

オーナーは芸術至上主義と見せかけて、お気に入りのプリマを独占するために建前でああいうことを言っているように見えました。
劇中劇と重なるラストが悲劇的でしたね。

>宵乃さん

こんばんは!
ええ、女性は気をつけたほうがいいです、愛に生きても、死んだら困ります。…て、なにを言っているのか、なんとなく、そういう話だったっけ?と。(苦笑)
でも、悲劇のほうが心に残るから、どうにもねえ。と思います。


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という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
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  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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