読書記録(2016年4月) - 2016.05.07 Sat
● COMMENT ●
翻案もの
>又左衛門さん
私も文庫の全集で読んだので、単純に全部読んだ気になっていましたが、収録されていない作品もあったのかもしれません!(苦笑)
「白髪鬼」は読んだ覚えがあります。
映画版は観ていないのです。原作を読んだあとだと、興味をひかれます。でも、どこかでヒョイっと借りてくるのは難しいかもしれませんね。
去年が乱歩50年忌
女優・満島ひかりが明智に扮するという異色のキャスティングでしたが、『心理試験』と『屋根裏の散歩者』の2本がオンエアされました。どちらも滅多にドラマ化されないので貴重です。特に『心理試験』は原作に忠実で面白かった。天知さんのは脚色しすぎですから。『屋根裏の散歩者』は被害者役に元柔道の篠原信一という、これもまた意外な配役。
数年前、フジテレビでドラマ化された『ビブリア古書堂の事件手帖』でも乱歩の『少年探偵団』が扱われました。再放送を待ってるんですが、なかなかありませんねぇ。
>又左衛門さん
そうそう、満島さんが明智?と思った番組宣伝は、ちらっと見ましたけど。
映画のほうは、だいぶ脚色しているだろうなあと想像はつきます。
NHKは、わりと面白いものをやりますね。有料チャンネルみたいなものですから、がんばってもらわないと困るわけですが。
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私も小学生の頃からの愛読者ですし、講談社版の全集(文庫)も買いましたが、ここには入ってませんね。他社の文庫の解説で読みましたが、外国の小説を黒岩涙香が翻案したものを更にリライトしたと書いてありました。「白髪鬼」もやはり涙香の翻案をリライトしたものだそうで。こちらは原題が「ヴェンデッタ」だとか。映画でありましたよね。
私は天知茂さんの明智小五郎ものが好きで殆ど観ました。「幽霊塔」は「大時計の美女」だそうです。