「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」 - 2016.05.19 Thu
「わーい、ナマ変態仮面だー。今回、いちばん耳に残ったフレーズですね。『究極の~』を重々しくマジメに、『エクスタシィ~!』を『笑点』のたい平師匠の“ふなっしー”みたいに、高音に振り絞って、振り切ってぇ~!」
「…ん? そんな話をするとは、あなたは敵ではなかったのか…」

「あ、失礼しました。私は、しがないブロガーです! かぶりものナシですから一般人ですよ。狂介さん、いや、変態仮面の、へんたいな、いや、たいへんなご活躍、楽しく拝見しました」
「ありがとうございます。究極のエクスタシィ状態で、落ち着いてしゃべるのは極めて珍しいので、なんとも」
「なんとも、なんでしょう? …それはともかく、世界からパンティが消えたら、すごいですねー。世界からネコがいなくなる『セカネコ』ならぬ『セカパン』ですよねー。世界中からパンティ集めても、置き場所がないですよねー」
「なに変なこと言ってるんですか。あなたは」
「あ、愛子ちゃん! 会いたかったです。学食でランチしましょう!」
「こら、私の愛子ちゃんを誘うんじゃない! 愛子ちゃん、君のじゃなきゃダメなんだ!」
「君じゃなきゃ、じゃなくて、君のじゃなきゃ。一字違いで大違いですよ。ふふふ、変態仮面の正体見たり!」
「ありがとう、変態仮面!」
「いいんかいっ! …ま、そういう人だってわかってますからね。 ♪ それも愛、これも愛、たぶん愛、きっと愛子」
「歌わないでください! それに、最後、ドサクサにまぎれて『愛子』って言いましたね」
「気づいたかね。じつは私の正体は、ボーさんなのだ! さあ、君のパンティをよこすのだ。世界平和はそれで完成する」
「待て! そんなことは、この私が許さないぞ。これでも喰らえ! 変態秘奥義…」
「いいのか、変態仮面。世界平和だぞ! 邪魔していいのか? おいなりさんで邪魔するのか? おいなりさんはお参りするほうが似合うぞ」

「むう。しかたがない。愛子ちゃん、パンティを」
「そんな…。待って! どうして、わたしのパンティで世界平和になるの?」
「変態仮面に渡してしまうと、やがて街が闘いによって破壊されて、不幸な人々が生まれるのだ」
「う~ん、なんかのヒーロー映画で見たような…。でも、やだ」
「じゃ、パート3は、究極の~バトル~! かな?」
「あるのか? パート3あるのか! フォーッ!」
「監督は3部作構想のようですね」
「なんと! ただ、しかし…今回の映画について、振り返ってみれば、ほとんど紹介していないではないか!」
「真面目だからこそおバカでおかしい、そして鍛え上げられた肉体、とくにお尻を見てください、ということですかね。腰を振りつつ、ゆっくりと敵に向かって進んでいく変態仮面、そのときの、ひきつるような敵の恐怖を、笑いながら味わってほしいですね」
「変態仮面…狂介くん…ボーさん…」
(5月15日 ユナイテッド・シネマ 入間)
関連記事:「HK/変態仮面」
2016年作品
監督 福田雄一
出演 鈴木亮平、清水富美加、水崎綾女、片瀬那奈、柳楽優弥
参考:HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス|映画情報のぴあ映画生活
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会
● COMMENT ●
はずかしすぎて沈黙のエクスタシィ!?
ほとぼりが冷めたらレンタルする予定
この作品すごーく気になってるんですけど、劇場まで観に行く勇気はありませんわ。
前作もレンタルするのですら、かな〜り勇気が必要でしたから。笑
観たら観たで相当な衝撃で、見てはいけない物を見てしまった感がハンパなかったです。
ところでボーさんはマリリン・モンローにお詳しいんですね。
最近私はモンローやプレスリーなどの古い映画を時々観てるんですけど、シンプルで分かり易い昔の作品は肩が凝らなくていいなと実感してます。
>ケフコタカハシさん
映画館では、若いカップルもいましたよ。
タイトルも、ヒーローのコスチュームも、ジャケ写にでかでかと出ていると、恥ずかしい(かもしれない)ですね。
見たら見たで、恥ずかしい(かもしれない)ですよね。
レンタルのご健闘をお祈りします!
詳しくはないですが大好きです、マリリン。好きが先行して、シンプルという観点は考えたことがなかったですけど、たしかに、今どきの映画は難しいのも多いですからねー。
こんばんは
1作目よりヘンタイ度が足りなかったので完結編?はぜひぜひヘンタイ度アップでお願いしたいものです 笑
>yukarinさん
3部作と聞きましたよっ。
1作目は、敵のへんたい度もヒドかったですからねー! 柳楽くんは、へんたい方向にはイマイチかなー。
こんにちは
天狗面で銃弾はねとばすのも笑えました
>makiさん
なんだかんだと遅くなりました。
うーむ、むだ毛処理しているんでしょうかねー。
笑える、おばか映画、どんどん出現してほしいです。フォー!
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これは、なんとしたことだ…。