「ダーク・プレイス」 - 2016.07.01 Fri
私は彼女に会いたいがためだけに、彼女の出演作品を見るのだ!
ほかのことは何も知らない。ただ、「ゴーン・ガール」の原作者が書いた本の映画化なのは、前もって知った。

シャーリーズ・セロンさんが演じるリビーは、子どもの頃に母親とふたりの姉を殺された。彼女は兄を犯人と証言。
リビーは現在、36歳。保険金や犯罪被害者の遺族への寄付金などで暮らしてきたが、それらも底をついてきている。
過去の事件を検証して解決しようとする団体から、出席の誘いが来る。ギャラは出るという。わずかでもお金が欲しい彼女は了承。
それを機に、自分自身でも事件のことを調べはじめるが…。
現在と過去を交互に見せる構成。
なかなか地味です。
シャーリーズも、キャップをかぶってジーンズで、というスタイルを通すので、色気を抑え気味。過去の出来事によって殻にこもった格好といえるのかもしれない。
若い頃の兄が出会う女性が、クロエ・グレース・モレッツさん。
童顔だけど大人びて、彼女の行動を見ていくうちに、悪い女ですかっ? と(笑)。
何が(笑)なのか、わかりませんが。

刑務所にいる兄と、少年時代の兄と、演じる俳優が違うのだけど、見かけが、ずいぶん異なる印象。心労で変わったのか!? と好意的に考えてみたが、やっぱり違うなー。整形した!?
なんで、この配役?
犯人が確定(?)するところは唐突で、なんで、わかったん?と自問自答してしまった。なにか証拠あったんだっけ?
若い頃の兄が、あんな疑い(殺人以外のね。)をかけられた理由も、よくわからない。
シャーリーズには、もちろん注目だが、彼女の少女時代を演じたスターリング・ジェリンズちゃんの可愛さも良い。可愛いというより、美人の類に入りそうだが。
調べてみてわかったけど、彼女は「ワールド・ウォー Z」、「死霊館」、「最高の人生のつくり方」、「クーデター」、「死霊館 エンフィールド事件」などに出ているんですね!

これも後で知ったけど、監督が、私が大感動した映画「サラの鍵」をつくった人だったとは!
今作は、そこまでは(やっぱり)いかなかったなあ…。
「サラの鍵」のときは、監督の名前がジル・パケ=ブレネールなんだけど、今回は「ブランネール」と表記されている。どうしたもんじゃろのう…。
(6月26日 イオンシネマ 板橋)
DARK PLACES
2015年 イギリス・フランス・アメリカ作品
監督 ジル・パケ=ブランネール
出演 シャーリーズ・セロン、クリスティナ・ヘンドリックス、クロエ・グレース・モレッツ、スターリング・ジェリンズ、タイ・シェリダン
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 2014 DAMSELFHISH HOLDINGS, LLC ALLRIGHT RESERVED.
● COMMENT ●
そうそう!
>kiraさん
やはり、監督が誰であれ、まず脚本あってこその映画なのだなと分かります。
「サラ」のほうは、ぜひ、見てくださいな!
「偽りなき者」、検索しちゃいましたよ。おー、なるほど。
えっ! もてる男は? じゃあ、気をつけないと私!(とても冗談です)
サラの鍵の監督と知ってて、なおかつシャーリーズだから期待してたのですが、、、、退屈ではないけどすぐ忘れちゃいそうな、今までもあったような話の映画でした〜、、、印象に残らなそう。
>migさん
同じ原作者の「ゴーン・ガール」はインパクトがありましたが、こちらはパッとしませんよね。印象には残らないです。
まともに作ったら、地味で面白みがないのかなーと思いました。
地味でしたね
シャーリーズの抑えた演技でより一層地味な作りになっていましたね。
お兄ちゃんの28年後は、私的には違和感なかったです~どこか優しそうなかんじしましたから♪
>ノルウェーまだ~むさん
ただ、もうちょっと何か、惹かれるものがあったらなあと思います。
お兄ちゃんは、服役しているのは替え玉で、本人は脱走済みなんじゃないかと(笑)。(冗談です)
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長いことレンタルショップに行ってませんが
ボーさんが大感動した作品、お盆休みの宿題とします。
>若い頃の兄が、あんな疑い(殺人以外のね。)をかけられた理由
まさにあそこは「偽りなき者」と同じ理由。
モテる男は気を付けないといけない。(どぅやって?^^;)