「12人の優しい日本人」 - 2016.08.19 Fri
見るのは3回目。
1954年のアメリカ映画「十二人の怒れる男」にならって、日本で同じような話をつくったら、どうなるか。それを「三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ」が脚本にした。
製作当時は、いま施行されている裁判員制度はなくて、架空の話だったけど。
11人が無罪、と簡単に結果が出るかと思われたが、相島一之くんだけが有罪に一票。
全員一致でなければ評決は決まらない。相島くんは「話し合いましょう」と、やけに熱心で…。
おもしろい!
「十二人の怒れる男」もおもしろかったが、こちらも負けていない。
いかにも日本人的だなあ、という、それぞれのキャラクター設定が楽しい。

演者を陪審員5号を見習ってメモしておくと…
陪審員長が塩見三省。進行役。
陪審員2号が相島一之。
3号は上田耕一。パフェも食えば、酒も飲む(笑)。
4号は二瓶鮫一。気弱そう。
5号は中村まり子。メモ魔。
6号は大河内浩。早く会社に戻りたい。
7号は梶原善。お調子者っぽい。途中から、すねてしまう(笑)。
8号は山下容莉枝。優柔不断気味な主婦。
9号は村松克己。かっちりしていて議論をリード。
10号は林美智子。優しそう。
11号は豊川悦司。興味なさそうであまり参加しないが…。
12号は加藤善博。仕切りたがり。
守衛は久保晶。
ピザの配達員は近藤芳正。
上のジャケット写真には、トヨエツだけ、いないみたい。(どこ行った?)
山下さんが2回出てる。
(8月8日)
1991年作品
監督 中原俊
出演 相島一之、村松克己、中村まり子、山下容莉枝、林美智子
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
● COMMENT ●
流されやすい日本人
>宵乃さん
裁判員はやりたくないなあというのが実感です。
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もう少し短い作品だったら、私も楽しめた気がします(汗)