「ジャングル・ブック」 - 2016.08.31 Wed
予告編で、少年モーグリと母オオカミとの別れに泣いて、そのあと流れてくる雄大な音楽に感激して。何度もその予告編は見て、本編も見てみたいという気持ちがふくらんだ。
2D吹替版で観賞。
物語は、すっきり簡単で良い。大勢いた子どもたちの観客も、だから飽きなかったのだろう、うるさくすることがなかった。

オオカミが、なにしろ、かっこいい!
子どものオオカミは、かわいい!
私はネコ好きなんだけど、オオカミはイヌ系だから、イヌも好きなのか!? ネコ派なのかイヌ派なのか…。
けっきょく、どちらも好きなのね!? と結論。なんのこっちゃ。
モーグリ、火を落っことして火事にしたの、怒られないんだろうか。
あと、めっちゃハチに刺されていたが、平気そうで驚き。蚊に刺されるようなものじゃないと思うんだけど。

吹替版だったので、スカーレット・ヨハンソンさんの声を聞けなかったのが残念だったのだが、エンドロールで色っぽい歌が流れてきたとき、もしかしたらスカヨハ歌ってる?と思った。
クレジットを見ていたら、やっぱり彼女の歌だった。ちょっと、うれしい。
クマのバルーが歌い、サルのデカイやつのキング・ルーイも、ミュージカルもどきに歌う。
バルーは、はちみつを取りたいけど、崖を登れない。ところが、モーグリを助けるためには崖を登るんですよね。そう、友だちのためなら!
そういうのを、さらりとやっているのも、いいところ。

トラさんが、ひとり悪役だったのは、かわいそう。(上画像は黒ヒョウですよ。)
それを考えると、今回とてもいいやつだったクマさんも、なにかの拍子には人間を襲ったりもするわけで、善い悪い、なんて相対的なものなのかも。
動物の声担当を、吹替版、英語版の順に書いておく。
最初にモーグリを保護した黒ヒョウのバギーラ…松本幸四郎、ベン・キングズレー
クマのバルー…西田敏行、ビル・マーレイ
モーグリの母親代わりのオオカミのラクシャ…宮沢りえ、ルピタ・ニョンゴ
ベンガルトラのシア・カーン…伊勢谷友介、イドリス・エルバ
ニシキヘビのカー…朴璐美、スカーレット・ヨハンソン
伝説の巨大類人猿ギガントピテクスのキング・ルーイ…石原慎一、クリストファー・ウォーケン
オオカミのリーダーのアキーラ…大川透、ジャンカルロ・エスポジート

そして、ヒーローの少年モーグリを演じるのは、ニール・セティくん。吹替は、北原十希明くんでした。
本作の監督のジョン・ファヴロー自身も、コビトイノシシの声を演じたそうです。
なぜか、(監督の)サム・ライミも、大リスの声を。何のつながりで出演したのでしょうね?
(8月29日 イオンシネマ 板橋)
THE JUNGLE BOOK
2016年 アメリカ作品
監督 ジョン・ファヴロー

かっこいい!
参考:ジャングル・ブック|映画情報のぴあ映画生活
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
● COMMENT ●
>SGA屋伍一さん
予想では・・・
お話が違うけれど、先日イソイソト身支度を済ませ「ゴースト」の出てくる映画に行こうとしたのだけれど、直前に、急に気持ちが失せてWOWOW三昧になってしまったのですが、今朝、ボーさんのところのレビューやコメントを読まさせていただいて、気持ちが失せたのは正解だったのかなって思ってしまいました(笑)
>kiriyさん
たぶん(絶対!?)「ゴーストバスターズ」のことだと思いますが、そりゃー、観てみなければわかりませんよ。観てみたら、大好きかもしれませんし。
でも、観に行く気がなくなった自分の気持ちを信じたほうが健康的と思っていたほうがいいですね。
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