「Dearダニー 君へのうた」 - 2016.10.03 Mon
見ず嫌いだったというか、ジョンの曲が使われていることは、ちらっと噂で聞いた気もするが、聞き流していたのか。

それに、これは私にとっては決定的なことなのだが、タイトルで「Dear ~」とつけて、そこに日本語がつづくのが超弩級に大・大嫌いなのだ。
映画の邦題に、ときどきあるのだ。ちょっと、いま調べて書いてみるから。
「Dear フランキー」「Dear フレンズ」が見つかった。まだ、なんかあったと思うけれど。タイトルの途中でいきなり英語で dear と入るのとか、なかったっけ。
幅を広げて、日本のドラマになると、「Dear ウーマン」「Dearママ」もある。
「Dear Danny」または「ディア・ダニー」ならば、いい。なぜ「Dear ダニー」なのだ。ふざけるのも大概にしてもらいたい。
しかも、つづくタイトルが「君へのうた」。「Dearダニー 君へのうた」なんて誰が見たいと思いますか。
そういうわけでも見ていなかった映画だが、素晴らしかった。
アル・パチーノ(大昔は、アル・パシーノだったはず)は渋くてかっこいいわ、アネット・ベニングさんとのラヴモーションの掛け合いは大人の余裕で粋だわで、見ていて心地が良い。

ジゼル・アイゼンバーグちゃんの多動性障害の娘役も、上手いし、かわいらしさ満点。
パチーノの若い彼女役のカタリーナ・キャスさんは、真正面からのオールヌード。画像は載せたいけれど、いつもいつも、なんてスケベなの!と言われるので今回は遠慮する。
パチーノが歌手の役で、早々に歌い出すものだから、えっ、歌えるんだ!? この映画で何曲も歌うの!? と驚いた。でも、結果、ほとんど歌わなかったが。
ジョン・レノンの歌はBGM的に流れて、「労働階級の英雄」「イマジン」「ビューティフル・ボーイ」「ラヴ」「インスタント・カーマ」など。
監督のダン・フォーゲルマン、調べてみると、「塔の上のラプンツェル」や「ラブ・アゲイン」の脚本家じゃないですか! 見ていないけど「カーズ」「ボルト」といったアニメの脚本も。
その彼の、初監督作品、しかも脚本も書いている。そりゃ、出来がよくても、うなずける。
(9月27日)

DANNY COLLINS
2015年 アメリカ作品
監督 ダン・フォーゲルマン
出演 アル・パチーノ、アネット・ベニング、ジェニファー・ガーナー、カタリーナ・キャス、ジゼル・アイゼンバーグ
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)
(c) 2015 Danny Collins Productions LLC
● COMMENT ●
パチーノ好き(^^♪
>kiraさん
ほんと、つまらなそうなタイトルですよ。
しかも、ダニーへの歌、ということになると、え、どういうこと?と考えてしまいます。(いや、普通そこまで深く考えないでしょうけど。)
パチーノが好きなら、観に行く動機がありますね。
高田純次ファンも、まちがって観に行くかも!?(笑)
●
アネット・ベニングの役がすごく良かったです。
真面目で仕事好きな、オバサンだけど魅力的な女性を自然に演じていて素敵でした。
あれ?ボーさんが一言も言及が無いということは…(^^;
>とらねこさん
あ、バレバレですかっ!?
いやいや、魅力的ですよ! 大人の魅力すぎて太刀打ちできないので、退散しました!(なーんて。)
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ですよねぇ~~。
そう思った記憶、確かにありました(笑)でも、、、殆ど
劇場鑑賞はキャストに左右されてしまうので、観に行ったのでした。
あの子役の小さな女優さん!可愛かった~。
素敵に成長して欲しいです☆