1979年~1978年に見た映画ベスト8 - 2016.11.02 Wed
今回は1979年と1978年の2年間で、まとめる。前回は6年間でまとめたのに、今回たった2年間なのは、なぜかって?
なぜなら、2年で8本あるからだ!(笑)
私が「1979年~1978年に見た映画から選んだマイ・ベスト」であり、「1979年~1978年の作品から選んだマイ・ベスト」ではない。
ノートにつけた記録から計算するかぎりでは、1979年に見た映画は116本、1978年は82本。
映画館で観た数が少ないので、テレビ、ビデオなどで見た作品も合わせて、ベストを選ぶ。
◎ベスト8(初見の映画に限る。順番は時間をさかのぼって。好きな順ではない。)
見た年:1979年
「ライアンの娘」(1970年作品)
これが映画だなあ!という思いがするんですよ、デヴィッド・リーン監督の映画は、がっしりと手応えがあって、いい。好きだ!

「ミッドナイト・エクスプレス」(1978年作品)
映画館で観て、外国って、こんなことがあるんだ! こわいよ!と驚いた。今では驚かない。こういうことはあるんだよ、と分かる、すれっからしな人になったから。

見た年:1978年
「恋」(1971年作品)
大人の女性に対する、少年の淡い恋心。うろおぼえだけど、そんなふうだったか? いいですよねえ。あこがれですよねえ。

「スター・ウォーズ」(1977年作品)
テアトル東京で観た思い出。左右に長い湾曲したスクリーン。はじっこが、ゆがんで見えたりして。おもしろくて2回続けて観たと思う。

「マイ・フェア・レディ」(1964年作品)
有名なミュージカル映画、やっぱり面白かった。知ってる曲は多いし、レックス・ハリソンのセリフっぽい歌がユニーク。全曲、歌詞を訳してノートに書いた。

「屋根の上のバイオリン弾き」(1971年作品)
夢のシーンで、おばあちゃんが「テーヴィエ~、テーヴィエ~」と叫んで飛んで(たっけ?)、なぜか、おかしくておかしくて、笑えて、たまらなかった。重さはあるけど感動もする名作。

「早春」(1970年作品)
断片的にしか覚えていないけれど、これも大人の女性への少年の恋心。プールのシーンなんかがあったよね。けっこう強烈な印象が。民放でカットされたものしか見ていないので、すごく再見したい。

「禁断の惑星」(1956年作品)
イドの怪物、ロボット、おねえちゃんのコスチューム。SF映画らしい雰囲気いっぱいの作品で、これもまた見たいねえ。

次点で「激突!」「旅情」「鳥」「沈黙」とか挙げときましょうか。
年度別マイ(ベスト)ムービー検索用リストは、こちら。
(c) Metro-Goldwyn-Mayer, (c) Columbia Pictures, (c) Twentieth Century Fox, (c) Warner Bros., (c) United Artists, (c) Paramount Pictures
● COMMENT ●
こんにちは(^-^*)/
名作2本
「マイフェアレディ」の楽曲はいずれも馴染みの曲ばかり。元気が出る曲が多い。「時間通りに教会へ」とか「君住む街角」とかジャズでも取り上げられてて口から出てきます。このミュージカル知ったのは、去年亡くなった従姉が、私が小学生の頃「踊り明かそう」を口ずさんでいて知ったのです。
「激突」も好きですね。スピルバーグの原点はTVだと思います。「刑事コロンボ」も監督してますし...
>kiraさん
ありがとうございます。
見ていても、覚えていないもの、多いですよね!
でも意識しなくても、自分の血肉になっている(のではないか)と信じたい。
「禁断の惑星」は、知る人ぞ知る名作ですよ。ぜひ、どこかで!
>又左衛門さん
ああ、そうですね、さすがに「午前十時~」は名作をやりますね。
帽子が飛ぶのは名シーンとして伝えられています。そうそう、暴風雨のシーンもありましたっけ。
「マイ・フェア・レディ」は、知られている名曲が多くて、見ていても楽しくなります。「サウンド・オブ・ミュージック」などもそうですが、ポピュラーな曲が多いミュージカル映画は、やはり親しみ深いものです。
「激突!」や「鳥」などは、マイベストに入れるか入れないか、ぎりぎり?
午前十時の映画祭
>ヒロインの帽子が....×
ここは「ヒロインのパラソルが」の誤りでした(笑)BDで確認しました。記憶違いのメカニズムてのは、なかなか興味深いものがあります(汗) しかしこの場面の前、夜明け前の雲の群れが、風の音とともに流れていくシーンが、高速度撮影で撮影されて、だんだん夜が明けてくるのも素晴らしいと感じますね。
さて「午前十時の映画祭」。今週「七人の侍」を観てきましたよ。一番小さなホールでしたが満席でしたよ。意外にも若い人、若い女性も混じっていて感心しました。とにかくスクリーンで観るのが初めてなんですが、やっぱり良くできた映画だし、三船さんは「華がある」役者ですよ。なかなか観る機会がないので、貴重な経験となりました。
>又左衛門さん
私もそのまま、帽子だと思ってしまいました。まあ、風景としては帽子が飛んでいても不思議ではないですからね。
そのうちに見直したいものです。
「七人の侍」も評判はいいようです。おもしろいものは、いつになっても、おもしろいということですね。
「荒野の七人」をもとに新しく作った「マグニフィセント・セブン」という新作作品が近々公開ですし。
古い映画を観ようと思いながら、つい新しい映画を追ってしまい、そのままになってるものも多いので、最近一念発起で古い映画に挑戦中です。
70年代は名作の宝庫。『恋』はすごく好きです。
七人の侍
スクリーンで初めてこの作品に接して気付いたのは、音声の迫力。4Kなのかどうかはよく分かりませんでしたが、農民たちが野盗の襲撃を予感して、悲嘆にくれる場面。何故かバックに低い男声のハミングがかぶります。まるで「ロシア民謡」のようだと感じました。多分、ロシア文学に傾倒していた黒澤監督は、この農民たちを「農奴」のように表現したかったのではないかと推測しました。搾取され、虐げられた農民たちの怒りと悲しみ...クライマックスの雨の中の激闘場面には、なんと「墨」が混ぜられていたそうですね。若き日の宮口精二さんがかっこいい!
>pu-koさん
新しいものを追いかけると、過去の名作まで手が回らなくなりがちです。
「恋」お好きですか! メジャーすぎない、このへんを同意してもらうと、また嬉しいです。
>又左衛門さん
雨がよくわかるように、黒いものを入れたのでしょうかねえ。創意工夫は大事です。
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時代なのか、6本見てる♪
でも、、トシなのかほぼ覚えてない(^w^)
禁断のーー、そそられます★