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2017-10

「蝉しぐれ」 - 2005.10.29 Sat

文四郎(市川染五郎)と、ふく(木村佳乃)

(c) 2005 「蝉しぐれ製作委員会」

私にしては珍しく日本映画を観た。
自主的にではなくて、チケットをもらったので観に行ったのだが。

藤沢周平の原作小説を、黒土三男監督が15年の準備をかけて映画化した作品。
藤沢氏本人に映画化の許可を取るのにも、3年がかりだったという。
一昨年にはNHKでテレビドラマになっているので、ご覧になった方もいるだろう。

東北の小藩での話。下級武士の家に育った文四郎と、幼馴染の娘ふくとの切ない恋。
大雨による川の決壊、藩主の跡目争いなど、いろいろな事件が続くが、若い2人の関係のほうは、ほとんど進展しない。
好きなのに、口には出さない…。
日本人の奥ゆかしさというものでしょうか。

木村佳乃さんの出番は、思ったより少ないが、最後の場面などは美しかったなあ。
キャッチコピーが「20年、人を想いつづけたことはありますか。」
あります。
想いつづける、の意味は、初恋、失恋など、さまざまだろうけれど、20年は行っていないかもしれないけれど、人には、それぞれに、そのような思い出があるのではないでしょうか。

そうした想いを重ね合わせて観れば、泣くなというほうが無理。

ラストは、しみじみとさせる。
文四郎の、ある言葉を聞いて、うるうるしてしまいました。

殺陣で感心した場面。ありったけの刀を集めて畳に刺しておき、人を斬って刃こぼれした刀を次々と取り替えながら戦っていた。
リアル。ただ、刺しておいた刀を敵に使われたら困るんじゃ?

山形県の庄内で8割を撮影した映像は、情緒たっぷり。

今田耕司、ふかわりょうは、案外、違和感なかったぞ。
それにしても、またもや柄本明が出ていた。私が観る邦画の2本に1本以上は出てくるなあ…。


少年時代の文四郎(石田卓也)

(c) 2005 「蝉しぐれ」製作委員会


文四郎の少年時代を演じた石田卓也がよかった。
彼は「JUNON SUPER BOY コンテスト」の読者投票で1位を取り、フォトジェニック賞に輝いた実績の持ち主。
映画では、凛々しくて、演技もしっかりしていて、なかなか、かっこよい。今後に期待しよう。
途中で市川染五郎にバトンタッチするが、石田くんが主役を張っていた時間のほうが長かった気がする。
実際にそうだったのかどうかは分からないが、それだけ印象は強かったということだ。

ふくの少女時代を演じた佐津川愛美(さつかわあいみ)も、くりくり目で可愛らしい。
(10月23日)

2005年作品
脚本・監督 黒土三男
出演 市川染五郎、木村佳乃、石田卓也、佐津川愛美、緒形拳、原田美枝子、今田耕司、ふかわりょう、柄本明、加藤武、大滝秀治

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評価☆☆☆(3点。満点は5点)

● COMMENT ●

「蝉しぐれ」

こんちわー
「蝉しぐれ」...私は絶対に観ないタイプの映画です(^^;
ちなみに「たそがれ~」真田広之が好きで観たけど、あまりにも地味で私としてはいまいちでした。

DVDばかりだけど、今日は韓国のイ・ビョンホンの「バンジージャンプする」というのを観ました。
感想は明日にでも書くけど、輪廻再生を信じる私には驚きの内容で感動しました。あ、イ・ビョンホンは特別好きじゃないけど~

私ねぇ・・・

個人的に、木村佳乃さんのファンだったりするんですよ。
彼女の落ち着いた声のトーンが何とも心地良くて好き♪

だから、この映画は観ようと心に決めてたんだけど、次から次へと観たい映画が目白押しでつい・・・。(ほほほ)

ルッカさん、小夏さん

ルッカさん。私も、チケットがなければ、まず観ない映画でした。
でも、観たら観たで、まあまあ楽しめましたね。
「バンジージャンプ~」…韓国映画も余裕があれば観てみたいけど…。

小夏さん。なるほど。落ち着いた声ですか。そう言われれば、そうかもしれないですね。喋り方自体が落ち着いているのかな? そういう感じは、時代劇には合っている女優なのかもですね。


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蝉しぐれ

 今回で最後。『蝉しぐれ』である。

蝉しぐれ

 時は江戸時代-  15歳の牧 文四郎(石田)は、東北の下級武士の父親の助左衛門(緒形)を尊敬し、剣術と学問に明け暮れていました。  隣家に住む幼馴染のふく(佐津川)に淡い恋心を抱いていた文四郎でしたが、ふくもまた優しく頼れる兄のような存在の文四郎に憧れ

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