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2023-12

「タワーリング・インフェルノ」 - 2016.11.11 Fri

公開時期的にも、「ポセイドン・アドベンチャー」に続く、パニック・アドベンチャー大作という認識がある作品だが。

テレビ画面で見たせいで迫力が減ったのかもしれないけれど、この当時、よく作ったなあとは思ったが、感動するまでは行かなかった。

ポスター

ビル火事の原因は、結局、手抜き工事。安い電線を使っていて、ショートして発火。
そもそもですね、私は思いますよ、あんなに高い(高さ、高度のことね)ものを作って、どうするよ、と。
背が高いから、すごいんでしょうか。偉いんでしょうか。

ビルの中間層で火災が起きるが、最上階で300名が出席するパーティが開かれていて…。
ビルの設計士のポール・ニューマンも救助に参加、消防士の隊長のスティーヴ・マックィーンと協力しながら、がんばります。


勢揃い
みんなで記念撮影?

逃げ遅れた男女ふたりのエピソードには、オーマイガッ(ああ、神様)。
男の子、女の子を含む危険な脱出劇は、助かってくれ、と泣けてきます。
ジェニファー・ジョーンズフレッド・アステアのふたりも印象に残る。
悪役はオーナー(ウィリアム・ホールデン)の娘婿リチャード・チェンバレンが一手に引き受けています(笑)。
のちに殺人事件の容疑者となったO・J・シンプソンは、保安係として、いい役。

ほかに、下記以外では、ロバート・ヴォーンロバート・ワグナースーザン・フラネリーなどが出演。
主題歌は、モーリン・マクガヴァンの“We May Never Love Like This Again”。(「ポセイドン・アドベンチャー」の“The Morning After”のほうが印象的だったけど。)



(11月3日)

THE TOWERING INFERNO
1974年 アメリカ作品
監督 ジョン・ギラーミン、アーウィン・アレン
出演 ポール・ニューマン、スティーヴ・マックィーン、ジェニファー・ジョーンズ、フェイ・ダナウェイ、スーザン・ブレイクリー

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)


(c) Twentieth Century Fox, Warner Bros.

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● COMMENT ●

高い建物は

昔から権力者がつくりたがりますよね。バカは高いところが好きに通ずるものがあるような(笑)
ビルとビルにワイヤーを張って移動する下りは、高所恐怖症にはひえ~という感じでした。
記念撮影の様子は映画とは打って変わって微笑ましいですね~。

>宵乃さん

ありがとうございます。
私は高所恐怖症です!
壁があれば大丈夫ですから、ビルは平気ですが。
ワイヤー移動は恐怖でしょうねえ! ヘリ宙吊りも!
記念撮影的なのは「ポセイドン・アドベンチャー」でもありました。恒例だったんでしょうか!?

ロバート・ボーンさん死去

83歳だったそうです。急性の白血病だったとか。「ブリット」が印象的でした。O.Jはその裁判を中心にドラマ化されてますよ。「裸の銃を持つ男」シリーズが面白かった。

しかしこうしてみると、まさに「オールスター・キャスト」ですね。この映画、二人で監督してたんですか!どういう風に分担したんだろう?
昔はこういう「パニック映画」が流行ったなぁ....

わたしの中ではこれが元祖

こんばんは、
 パニック・アドベンチャーの元祖といえばこれ、って言うくらいこの作品が好きですわ。
ポール・ニューマンが好きっていうものあるけど。気に入らないキャスティングはフェイ・ダナウェイ。ああ、すべて懐かしい。

>又左衛門さん

いろいろあって、遅くなりました。
ロバート・ヴォーンは私は、0011ナポレオン・ソロと「荒野の七人」ですね。
O・Jは、事件の主役としてのほうが有名になってしまって…。

アレンは、アクションシーン監督と、クレジットにも出ていました。ギラーミンは主にドラマ部分担当ということなのでしょうね。

>カーチャさん

おはようございます。
日本語を忘れていて、遅くなりました。
そうですか! これが印象に残る作品なんですね。
フェイが気に入らないのは、お好きなポールの相手役だったせいもある…邪推でしたか…彼女、そんなに出番はなかったような気がしますが。

「タワーリング・インフェルノ」 と 「インフェルノ」

「タワーリング・インフェルノ」 にも 「インフェルノ」 を冠していて、同じ 「地獄」 をタイトルにしていたとは、「インフェルノ」封切の今回に気がつきました。

単に、ビル火災を扱ったものとして記憶するばかりでしたが、「地獄」だったのですね。

>iinaさん

ありがとうございます。
英語圏の住民には、タイトルを聞いただけで「地獄」のイメージが頭に浮かぶのだろうと思います。
「タワーリング」も、ビルの高い塔と、そびえたつような印象がありますね。

アーウィン・アレン

と云えば....
遥か昔、小学生の頃、NHKTVで毎回楽しみに観ていたSFドラマ「タイムトンネル」を忘れちゃいけません(笑)BJさんは観たことおありですか?
これ、アメリカの砂漠の地下に密かに作られた、とんでもない施設。でっかい金属のトンネルがタイムマシンになっていて、過去のどこにでも旅行ができるという代物で、主役の二人の外人が歴史上の大事件に遭遇します。たしかリンカーン暗殺とか、火山の噴火とかあったような記憶が。

15年くらい前、LDBOXが出てて、買うか迷ったんですが、今はDVD化されてますね。そのうちスカパーでやってくんないかな(笑)

>又左衛門さん

見たことないですねえ。
アーウィン・アレン、活躍していたのですねー。
「タイムトラベラー」なら見たかも?

「タワーリング・インフェルノ」があるなら「タワーリング・ヘブン」があってもいいじゃないか!

・・・高層ホテルに出張するデリヘルみたいだな。f

>ふじき78さん

そびえたつ天国…ものすごいスケール感で、ものすごく期待しちゃいますけど?

こんにちは。

仰られている通り、パニック映画としては、「ポセイドン・アドベンチャー」と双璧をなしているんじゃないでしょうかね。
で、ちと落ちて「大地震」や「エアポート75」とか。(^^;

有名人が多く出ているところでは、お祭り映画の感も少しあるのですが、もう何度も観ている大好きな映画です。
ところが、トラックバックしようとしていたら…記事がない!(@@;;がーん
音楽も好きでしたよ。

ちょっと話は変わって、上の 又左衛門さんが書かれている「タイムトンネル」にひかれてしまう!(^^)
まだちゃんと機械の調整ができていなかったために、毎回ラストで別の時代へ飛ばされてしまう主人公2人…いろいろな有名な時代の場所での話が楽しかったです。タイムスリップものが好きになったのはコレがきっかけかな。
DVDが出ていたとは!購入検討です。
当時は他にも「宇宙大作戦(スタートレック)」や「巨人の惑星(野球ではない)」などSFが多くってよく観ていたものですよ。

>白くじらさん

「ポセイドン~」「タワーリング~」の順で、2大巨頭パニック大作、みたいなイメージです。

「宇宙家族ロビンソン」の記憶はあります(が見てはいなかった)。「ウルトラマン」なんかと同時期くらいだったような。
ラストで、いろんな時代に行っちゃうアイデアはいいですね。続きものの作り方としては。

深夜にテレビ放映してたのを録画して見てましたよ

タワーリングインフェルノ この作品は深夜にテレビのシネマを録画してみてました。
また健在だったおふくろも とってもよかった、と言ってました。

 ひどいことに 予算を減らすために 正規のビル用の電気配線を ビル用に不向きな電気配線・・・つまり 安い電気配線を使用するお粗末さ。

 大電流に耐え切れず 焼き切れてしまったことがこの惨事に・・・

 ポール・ニューマン演じた設計士が
「予算を減らしたいなら ビルの高さを減らせばよかったんだ。このビルはただのハリボテだ」
 火が鎮火したあとのニューマンのセリフ
「このビルは このまま残しておこう。人間のおごりが招いた 象徴として」
 と言ったのが印象的でした。
 人間の おごり、虚栄のむなしさ タイタニックと同じですね。

>zebraさん

手抜き建築の例は、いまも時々露見しますね。
住むほうにしてみれば、たまったものではない。
ヒトとしての責任をすっかり忘れている、たわけものがいるのですねえ。

絶対安全な建築ならいいですが、日本は、地震雷火事おやじ(最後は関係ないかも)がありますから、どうにも。少なくとも、人災は最初から避けてほしいものです。


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