読書記録(2016年10月) - 2016.11.19 Sat
● COMMENT ●
キング三昧
>又左衛門さん
映画を見てから原作とか、原作を読んでから映画、はあると思いますが、並行していくのは、もう研究ですね!
本のほうは、想像力をたっぷり使えますし、映画は、どう見せるかが最重要となるでしょうか。
水丸さんの映画本、あるんですね。独特な絵のタッチはよかったです。
電通人
私の好きな写真家、アラーキーこと荒木経惟さんも電通の出身。
昔私が会社に入って間もない頃、上司からあの「鬼の10則」を教わりました。ただ「電通」ということは知りませんでした。でも特に強要されたわけではありません。仕事に対する心構えといった程度です。
水丸さん、村上春樹氏の本のカバーの絵が有名ですね。昔からのつきあいみたいですね。
「シネマ・ストリート」はキネマ旬報に連載されていたそうです。
>又左衛門さん
働くのは、まず人間のためであって、人間そのものが疲弊してはいけないのだろうと思いますけどねえ。
キネ旬は読んでいないし、いまは映画雑誌、読まなくなりました…。
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お二人の映画談議が面白かったなぁ...独特の「会話の間」みたいなものと、訥々とした水丸さん喋り方が味がありました。水丸さんの映画についての著書「シネマ・ストリート」2巻を持ってますが、イラストというか「ヘタウマ」な挿絵が実にいい味出しています。そして水丸さんの、洋画・邦画全般に関する博識は物凄い! 私はこの中で、ヘルツォークの「フィッツカラルド」のページが好きです。
さて9月からスティーブン・キング強化月間と銘打って(ウソ・笑)著書と映像化作品にどっぷりと嵌っております。
「11/22/63」の原作1000ページとドラマを観終わり、続いて「ドクター・スリープ」を読むための前段階として、「シャイニング」原作800ページを読み進めながら、映画版とドラマ版を同時並行で見比べました。こうするとかなりニュアンスが違うのが実感できました。
さらに続いて今度は、「ミザリー」原作500ページとロブ・ライナー版の映画を並行して比較しながら進めました。すると原作の方が映画よりももっと「陰惨」な描写なのが分かります。多分映画ではあれが「限界」だったのでしょう。
つまり、キングの世界を理解するには「原作を読むのが一番」という真理にたどり着きました。図書館から解説本とインタビュー本を借りてきて、時々読んでいます。キングという壮大なジグソーのピースとして。ここに映画「クリープショー」の最後の作品に出てくるゴキブリについての逸話が語られていますが、これが面白い。この映画にはキング自身も俳優として出演しています。
「ドクター・スリープ」いよいよ読み始めましたが、まだ序盤の130ページくらいなのでこれからです。