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2023-03

読書記録(2017年1月) - 2017.02.20 Mon

1月の読書記録。

帰蝶
「帰蝶」 諸田玲子
濃姫、他の呼び名を帰蝶とも。織田信長の正室、斎藤道三の娘。ほとんど知られていない彼女の人生を構築してみせる。そして、本能寺の変の舞台裏には京の商人が?(1月15日読了)

ふしぎ
「人間心理のふしぎがわかる本」 清田予紀
ネットで知り合って、たまにお会いもしている著者自身から新作をいただきました。いろんなネタが大量につまっていて、さすがによくご存じだなあと。ひとつだけ挙げておくと、手を洗うと決断に自信が持てる、というのは何となくわかる。洗ううちに気持ちが落ち着くんじゃないかなあ。(1月24日読了)

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● COMMENT ●

ちきちょーっ! と叫ぶのが人間心理。

「ちきちょー」は「帰蝶」であり、「人間心理」と、2冊まとめて紹介したわけね。…わかりにくいなっ!

本能寺の変の真相?

最近、光秀の子孫という人が書いた「本能寺の変」の真相が話題になっていますね。
 
実はあれは、信長が家康を本能寺におびき寄せて、光秀に家康を暗殺させる計画だったという説。光秀は、たとえ家康を暗殺しても、どうせいずれは自分も殺されるはずだと確信して、寝返って信長を討ったという。だから本能寺の護衛が少なかったというのは理解できます。あれは家康に油断させるための「罠」だったんですよ。
 
家康はその謀略を知っていたのでは? ポルトガルかイスパニアだかの宣教師だかが残した本に、信長は「自ら死を招いた」と喋ったと書いてありましたよ。TVで観ました。

 だから家康が自分の孫の養育係に、謀反人の光秀の部下の娘(春日局)を抜擢したのか不思議だったのですが、ようやく納得できました。家康は光秀に感謝していたんだと思います。なにしろ「命の大恩人」ですからねえ。

>又左衛門さん

光秀の子孫の話は知らなかったです。(織田の子孫は知ってますけど)
家康暗殺説、なるほどな話ですねー。
信長か光秀に真実を聞いてみたいですね。
…じつは本能寺は火事で焼けただけでした、誰も亡くなっていません、なんてことになったら、大騒ぎ!?

東洋文庫

先日、NHKの「探検バクモン」という番組で、文京区にある東洋文庫ミュージアムという施設を紹介してました。何故ここに書くかというと、その膨大な書庫の映像とコレクションを見て、丁度京極氏の「書楼弔堂」を連想したからです。
 
本編は未だ途中ですが(最後の「未完」の章)、東洋文庫にはあのジョン万次郎が書いた本物の本がありました。当時の日本人に英語を教えるための教科書みたいなもので、英語の言葉にカタカナで読み方が書いてあります。興味深い本でした。

「書楼弔堂」の「未完」にあの中禅寺さんの祖先?が出てきたのは意外でした。

 今はトーマス・マンの「魔の山」を40数年ぶりに再読しているところです。全集物で2段組みで770ページくらいありまして、260ページくらい読みました。忘れている部分も多いですが、青春の日々が蘇る(笑)気もしますよ。

>又左衛門さん

そんなに、でっかい書庫みたいな場所、あるんですねえ。
国会図書館なんかも、本の山なのかなと想像しますが(行ったことないです)。

そうそう、中禅寺の先祖でしたか、出ましたね。
いろいろ、小ネタがはさまると楽しくなります。

昔に読んだ長編を再読するのも、感慨深いことですね。楽しみながら進めてください。

本能寺の変はエンドレスミステリーでこれからも色々な説が飛び交うのでしょうね。そんたびにへぇ~と思う私を想像できます。

>しずくさん

相手が、信長という大物ゆえに、事件としても大きなことだったのですね。
いろんな説が出るのは、想像するのが楽しくもあるのでしょうね。


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帰蝶

帰蝶(きちょう) (PHP文芸文庫)著者 : 諸田玲子PHP研究所発売日 : 2018-11-10以前から興味を持っていた濃姫、大河「麒麟がくる」を観ていてもっと詳しく帰蝶を知りたくなった。帰蝶は本能寺の変よりずっと以前に早世したか離縁させられたと考えられていたが、近年京都の織田家過去帳に78歳で亡くなった帰蝶らしき人の記載があり、著者は帰蝶は生きていたとみる説が自然ではなかろうかと考えたと...

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