fc2ブログ
topimage

2023-05

「ラ・ラ・ランド」(2回目) - 2017.03.10 Fri

2回め、素直に、よかった。

初回観賞は、どんだけ受賞してんだっぺか、おい、そったら、はあ、すごいんかい、おまんは?(どこの人だよ)と多少かまえて観た感もあり。

だが! いいよ、いいよね!
1曲め、“Another Day of Sun”から楽しくて、うれし泣きする。
この場所で、みんなで、歌うかよ! びっくりするし。
そのうちに遠景まで見えてくると、マジ、ここで撮影したのかっ、と感嘆する。
曲が終わって、タイトルが出るところで、これはもう、拍手したい! 拍手していい日本の上映会は、ないの?? アメリカとかだったら拍手していいよね?



しかも、この1曲め、主役が出てこない、関係ないのか! ええ!? と思いきや、ちゃんと、そこから、つながりがあって、ふたりが登場、そのうえ、出会いまで果たしてしまうんだから、すごい。うまい。

2曲め、“Someone in the Crowd”も楽しくて、楽しすぎる!
女の子たちの楽しい気分に乗って。
いったん、エマ・ストーンさんの歌が静かになって、ああ、終わったかと思ったのに、間奏がゆっくり小さく続いていて、だんだん大きく、テンポも速くなっていくところが、もろに好みだよう、うっうっ!



エグゼクティブ音楽プロデューサーが、マリウス・デ・ヴリーズだと知って、おおっ!と思うよね、そりゃ! だって、私が大好きな映画「ムーラン・ルージュ」も、「エンジェル ウォーズ」も、彼が関わっているのだから。どちらの映画も、音楽が最高にイカしてるんだから。好みの音楽映画に関わってくれる確率が大なヒト、お方、才能なのか。

サウンドトラック盤を聴いてみると、音楽は全体に、ジャズに寄っている気がする。
主役男子が、ジャズ好きなピアニストの役柄だから、もちろん、それでいい。
(話はそれるが、マリリン・モンローさんが映画で歌った曲も、ジャズに分類されていいようなものは多かった。)

ライアン・ゴズリングの歌は、ちょっと不安に聞こえる。
エマ・ストーンさんのほうが安心して聴ける。
私がフェミニストで、ひいきをしているのではなく、普通にそう思う。

アカデミー主題歌賞をとった“City of Stars”は、私はそれほど好きでもない。
聴けば、いい曲だとは思うが。
エンディングで、ハミング・バージョンもあったことが印象を深くしたのかもしれない。
映画のなかで何回も現れる歌が、やはり主題歌の地位を得るわけか。

ジョン・レジェンドが歌う、ロック調の曲は、1曲だけ毛色が変わったものが、ポンッと入っているイメージだが、曲としては悪くない。どころか、いい。
けど、アルバムとして聴くと、統一感はなくなる。



エマちゃんが歌う“Audition (The Fools who Dream)”は感動的。
これ聴いたら、やっぱり、歌うまいじゃん、エマーッ! と思いつつ、涙なしには聴けない、盛り上がり必至。
これも、アカデミー賞主題歌賞にノミネートされてましたね。しかし、主題歌といってよさそうなほうの「シティ・オブ・スターズ」には負けちゃいますか。

ハッピーエンドが好きな私だけど、怒涛の切ないラストも大満足。エンドマークの時点で、またもや拍手したい。ブラボーと言いながら拍手したい。拍手していい日本の上映会は、ないの?? アメリカとかだったら拍手していいよね?

うー、今度は、いい音の上映館で、ラストになるかもしれないが、3回目を観たい。

コメント、TBがありましたら、お手数ですが、下記「ラ・ラ・ランド」(1回目)のほうにお願いします。

関連記事:
「ラ・ラ・ランド」(1回目)
「ラ・ラ・ランド」(3回目)

(3月5日 イオンシネマ 板橋)


ララ

(c) 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.

ブログパーツ

「ソムニア 悪夢の少年」 «  | BLOG TOP |  » 「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード