読書記録(2017年2月) - 2017.03.15 Wed

「ねじの回転」 恩田陸
ヘンリー・ジェイムズの有名な作品ではない。似たような雰囲気の話かなと思って読み始めたら、全く違って、二・二六事件の「もしも」的なSF的なもので、おもしろかった。(2月5日読了)

「スキン・コレクター」 ジェフリー・ディーヴァー
リンカーン・ライムのシリーズ11作目。犠牲者にタトゥーを入れる犯人の目的は? どこまで続く、ライム・シリーズ。おもしろいから、つきあうけど。(2月20日読了)

「トライアウト」 藤岡陽子
未婚の母、息子、トライアウト(簡単に言えば、契約を解かれた野球選手の再入団テスト)に望む野球選手。久々に、普通に文学っぽいのを読んで、それもまた良し。(2月27日読了)
● COMMENT ●
読書時間が増えると.....
>又左衛門さん
1日1時間弱ですね。読まない日もあります。
映画のほうは、目標の月10本ペースには届いていません。年間100本は行きたいところですが。
アカデミー賞は、例の作品賞騒動のところだけは見ました。シャレにならない間違いでした。「俺たちに明日はない」コンビが発表しただけあって、まさに、明日はない絶望が(笑)。
物故者でも間違いですか! それは、なおさら、いけません!
京極さんの「書楼~」は、いまひとつ、おもしろいところがないですよね。
アニメも面白い
凄いですね。通勤ラッシュの喧騒の中で集中できるとは !
昨年末くらいから、往年の古いアニメに嵌っています。BSとCSでですが、「一休さん」「まんが日本昔ばなし」「美味しんぼ」の三つです。懐かしさと興味の混じったような感じでしょうか。忘れていた、もしくは知らなかった話も多いです。
スカパーで、スターチャンネルを解約したので、代わりに66チャンネル観られる契約に変更しました。昨夜は野球のオープン戦で、巨人対ホークスの試合を観ましたが、久々に杉内がヤフオクで登板。2失点しましたが、ローテには入れるんじゃないかな。杉内対和田の投げ合いは面白かったです。和田は仕上がり完璧でした。
衛星放送だと昔のアニメをやったりするんですね。私は小泉今日子さんの昔の出演番組があれば見たいですが。でも放送予定があっても気づかないかも。
今年の野球はどうなりますか、予想しても当たらないでしょうし。見て楽しみな選手が多いといいですね。
午前十時の映画祭 8
4月からまた新たに始まりますが、当地では東宝が入っているビルが建て替えのため、今月末で閉館となります。それで今年からしばらくはあきらめておりましたが、中洲という歓楽街にある老舗の映画館で上映されることになりホッとしています。ただ、ここはかなり老朽化が進んでおり、消防法にひっかかるんじゃないかというくらいの造りで心配なんですよ(笑)
今年のラインナップでは、「裏窓」や黒澤監督の「野良犬」「天国と地獄」が楽しみですね。
>又左衛門さん
近年は、少ししか観に行っていませんが、今回はどうかな…気が向けばでしょうか。
閉館で上映なしになるのは、やはり、なんとかしたいと関係者も考えたのでしょうね。救済ありで、よかったです!
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3207-8df599a2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
痛しかゆしというのでしょうか....時間は有限ですからねぇ。
「魔の山」。全体の約半分、つまり380ページを超えました。
1月はけっこう映画の本数は15本くらいまでいったのですが、2月からスローダウンしています。これはしょうがないでしょう。観たい映画がそれほどないというのも一因でしょう。観始めて、序盤で「脱落」という作品が最近増えています。
話は変わりますが、今年のアカデミー賞授賞式、酷かったですねぇ。作品賞の発表間違えるとか、スタッフは「土下座」ものですよ。更に、「物故者」の追悼のとき、死んでない人の写真を死んだ人のそれと間違えて流したそうですよ。これは酷い。
京極さんの「書楼弔堂」。読み終わりましたが、続編も読みたいという気は起きませんねぇ。だって、京極さんらしさがまるで感じられない。