「キングコング:髑髏島の巨神」(1回目) - 2017.03.30 Thu
ネタばれあり。

島に着いてからは、ヘリコプターの戦隊で楽しめるし、「地獄の黙示録」みたいなシーンも。
コングが、さっそく登場するのは出し惜しみがなくて、よいぞ。
そして、ヘリとのバトル。おもしろい! コング、でかいし、強い。
部下をやられた隊長のサミュエル・Lは、コングに復讐心をたぎらせる。
コングとサミュ、交互に画面に映ると、同じような顔だから、どっちがどっちだか、やがて分からなくなる!
コングと対決できる人間は、サミュエル・Lしかいない、と確認できる、すぐれたショットだ(笑)。

コングをはじめ未知の生物に対して、人間、あっけなく、やられる。
ぶっ飛ばされ、踏みつぶされ、刺され、喰われ。
大物俳優といえども、どこで退場になるか分からないよ。
決死の覚悟で向かっていって、無駄死にになったりもして、あっけなさが、かえって、すっきり。
一方で、心の通い合いもあり。
コングは島の守り神なのだ。優しく接すればOK。
ヒロインのブリー・ラーソンさんを、ちゃんと守って手のひらに乗っけるのは、過去作品の継承か。
こうでなくちゃね。
そうそう、そのブリーさん、薄着で胸どーん!なのは、うれしい。
ジャングルで蚊やなんかに刺され放題の危険に陥ろうとも、なんのその、観客サービスでしょうか? ありがとうございます。

研究者の役で、中華系の女性が出ていたけど、中華系プロダクションの名前があったから、さもありなん、と思いました。
怪物や人間のバトルに、ほぼ注力するせいか、B級っぽいイメージになるが、これはこれで、カンペキに近い、楽しさ。
今回の「キングコング」、ムダなものが、ほとんどなくて、スキッとしてる。
好感度は大だ。楽しめる。映画館なら、もう一度観てもいい。
しかし、だいたい、「髑髏島」なんて難しい漢字をタイトルにつけるか!?
見本の字を見ながらでないと、書けないじゃないか。髑髏なんて字を覚えても、うれしくないし。
エンドロールのあとに、マーベル映画よろしく、おまけがある。
続編がらみのはずで、日本人としては、すごく楽しみになる!
おまけシーンって、エンドロールの前に入れるわけにはいかないの? エンドロールを見てほしいからか?

(3月26日 丸の内ピカデリー1)
関連記事:「キングコング:髑髏島の巨神」(2回目)
KONG: SKULL ISLAND
2017年 アメリカ作品
監督 ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演 ブリー・ラーソン、トム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン、ジョン・C・ライリー
参考:キングコング:髑髏島の巨神|映画情報のぴあ映画生活
好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)

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● COMMENT ●
こんにちは
>yukarinさん
きっと髑髏島は生態系も変わっていて、刺す虫がいなかったりして? あのトカゲが、みんな食ってしまったとか(笑)。
サミュエルもコングも、類人猿みたいなものなんだなと思いました。笑えて楽しいですよねー。
最高!
B級感たっぷりなのに、しっかり面白くてメッセージ性もあって楽しめました。
ブリーさん、ジャングルの中で蚊どころか何か判らないものにもやられそうなのに、タンクトップ1枚で本当に頑張りましたね!
>ノルウェーまだ~むさん
きっと、暑くて、虫どころじゃなかったのですね! それとも、刺されて快感な虫だったとか(笑)。
こんばんは。
ほぼ全編クライマックスのようなアクションでとても面白かったです。(^^)
今までのコングとはかなり違いましたが、女性に…というところは同じですね。
決死の覚悟の無駄死に…そういう人には見えなかったのに、呆気にとられてしまいました。
続きが気になりますねー。
ゴジラだけではなく、他の怪獣たちも出てきそうですね。
トラックバックさせて頂きました。
>白くじらさん
期待はしていなかったのですが、とてもおもしろくできていました。
敢えて食われてやろうと企んだのに、あてがはずれて、というのは、脚本よく考えたなーと拍手喝采。(人間側からは残酷、非情ですが。)
最後は、まさか、あの怪獣も!? と楽しみになりますね!
面白かったです☆彡
>さえさん
2回目を観たときは、何回もキングコングがいきなり現れるので、その前に気づかないんかい、でかいのに神出鬼没やな、とは思いました!
今回のコングは巨大になったらしいのですが、以前の作品と、そんなに違うのかな?と。
あ、ゴジラのパート2は2年後ですか。コングと対決?がパート2ではないんですね~。
>ふじき78さん
希さんがゴジラ側のヒロイン、ブリーさんがキングコング側で。
>SGA屋伍一さん
こんにちは
部隊に中国人姉さんもいるし
現地民は中国人っぽいし…
ピージャクのキング・コングが好きだっただけに
今回のコングは残念でした
巨大化のおひろめ映画と考えればそれはそれでまあ面白いのかもしれないのだけど。
>makiさん
ハリウッドのエンタメ映画、最近の中国資本の提携ぶりは目立ちますねえ。
今回、怪獣と戦うための前フリとしてもできていたようなので、でかくて強いので、いいんじゃないかなということですね。
TBが入るようになり、めでたしめでたし
TB機能を停止するブログが増え、ブログに冬の時代が訪れているだけに、できるところは繋がってもらわないと困ります。
>中国資本の提携ぶり
ハリウッドは人口が圧倒的に多い中国をターゲットに映画を作りたく、中国はあくまで世界で目立ちたい(かつアメリカ映画の名の下で儲けたい)という相互の目論見が一致しているからでしょう。
昔は第一の輸出市場は日本でしたが、人口減少で中国に鞍替えされました。
>オカピーさん
gooからのTBがなくなったので、量的に、ずいぶん減ってしまいました。
映画の最初にプロデュース会社のロゴが出るので、中国系がからんでいるかどうか、すぐわかりますね。
おもしろい作品をつくってくれれば文句は言いませんが。
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それも含めて楽しめました。
コングvsサミュエル...似たような顔なのでアップになると笑ってしまいました。