fc2ブログ
topimage

2023-05

「白鯨との闘い」 - 2017.04.04 Tue

くじら、こうやって捕っていたのか~。たいへんだ。

「白鯨」を書くために、メルヴィルが捕鯨船の生き残りに話を聞きにくる、という設定。
30メートルの巨大な鯨に船が攻撃されるところは迫力。
でも、メインは直接的な「闘い」ではない。(そもそも「闘い」にもなっていない。まるで、かなわない。)
その後の話も長く、大きな問題が提示される。

ほげー

捕鯨のシーンを見ると、やはり残酷だと思うが、生き物を殺して、そこから何かをもらって生きているのが人間なのだ。
人々の運命を左右する白鯨は「神」を象徴するようなものなのだろうなあ。

(3月30日)

IN THE HEART OF THE SEA
2015年 アメリカ作品
監督 ロン・ハワード
出演 クリス・ヘムズワース、シャーロット・ライリー、ベンジャミン・ウォーカー、トム・ホランド、ベン・ウィショー

好き度☆☆☆(3点。満点は5点)


ちゅー

(c) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.

ブログパーツ

● COMMENT ●

白鯨といえば…

「吐く、ゲー」
(と、ボーさんがいつも言っている。笑)

「ゴジラ」って「ゴリラ」と「クジラ」を合わせたんじゃなかったっけ? まあ、敵わんでもおかしかないよね。

>ふじき78さん

そう聞きますね。クジラは、「でかい」のイメージで、海で、でかいのに出会ったら、やっぱ怖いと思います!

食文化の違い

クジラを食べなくなって久しくなりました。まぁ、食べなくても別に困りませんけどね(笑) 当地・九州では昔からクジラを食べる文化というか習慣がありました。クジラベーコンとかね。あくまでも牛肉や豚肉の代用という感が強かったですけど。

この作品も「録画したまま」です(笑)
原作の「白鯨」は二度読みました。今回再読して、極めて重要なことが書いてある文章を発見しました。
 そこには、今や「反捕鯨」団体、シー・シェパードを支援しているオーストラリアもかつて捕鯨が主要な産業だったこと、初期の移民の飢餓を救ったのは捕鯨だったと書いています。
 まぁ、彼らはワニやカンガルーを食べるそうですけど(笑)
犬を食べる民族もいます。私はウサギやハトを食べる方が残酷な気がします。

各民族にはそれぞれ「食の禁忌」というものがあり、これは「宗教」なんですよ。学校で習いましたが、ユダヤ教では「うろこのない」魚は食べてはいけないと教えています。日本には「食の禁忌」みたいなものはないですよね。宗教の違いは厄介です。分かり合えるはずがない。

捕鯨できなくなってだいぶ経ちましたが、クジラは増えすぎてもまずいと思いますよ。その分魚を大量に食べますから、当然漁獲量が減ります。
クジラとイルカだけを特別視するのはエゴだと思うんですけどねぇ。残念ながら日本の立場は少数意見みたいで.....

たしか「クラウド・アトラス」にも「白鯨」に言及する場面があったような。

>又左衛門さん

くじらは給食で出た気はしますが、個人的にはあまり食べなかったです。
昔、捕鯨してた国なのに、いまは反対して、捕っている国を責める。よくある理不尽のようなものですね。先進国が今まで享受してきた様々なことを、地球環境などのせいにして、開発国に制限を求める例は、くさるほどあります。

イルカは可愛いから、保護したくなっちゃいますね!

視聴完了

「白鯨との闘い」。今日視聴終えました。
さすがにロン・ハワード監督作品。上手いです。エセックス号事件、実話らしいですね。メルヴィルの「白鯨」には描かれていない部分が悲惨というか、実話の重みがあります。

 冒頭の出港する場面は、CGでナンタケットの街の雰囲気を醸し出していて、ちょうど「キングコング」を捕獲するためにでかける場面を連想しました。
 途中の嵐に遭ってからは、「ジョーズ」や「タイタニック」を思い出しました。未熟な船長とベテランの航海士の対立は、実力よりも家柄を重視する封建的な土地柄と時代を感じました。

 CGによる白鯨の出来が迫力あります。スピルバーグもきっと「白鯨」の影響受けて「ジョーズ」作ったと思いますよ。後半の悲惨な物語は、まるで「ライフ・オブ・パイ」みたいです。そう感じた観客も多いんじゃないかな。

ラストに石油が発掘された話が描かれていますが、意外と最近なんですね。
それで捕鯨の役割が終わりを告げるという意味でしょう。
所詮、白人にとって捕鯨とは「鯨油」を取るための手段であり、食糧としてではなかったわけです。
 ドラマ版の「白鯨」も去年だか観ました。

>又左衛門さん

あんなにでかい鯨が襲ってきたら、絶望的な気分になりますね。
海の上では、どうしようもありません。
鯨の体の中にもぐっていって、油をとってくるとは、はじめて知って面白かったです。
鯨肉はあんまり食べなかったんですかねえ。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3216-3b4d1fee
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

映画評「白鯨との闘い」

☆☆☆★(7点/10点満点中) 2015年アメリカ映画 監督ロン・ハワード ネタバレあり

『白鯨との戦い』を丸の内ピカデリー3(旧丸松)で観て、いやあロン・ハワードだふじき★★★

五つ星評価で【★★★相変わらすロン・ハワードどんな物でも娯楽映画にしてしまう豪腕っぷり・・・ではあるけれど】 物語として特に飽きないし、面白いし、隠された真実はあるし ...

白鯨との闘い

 アメリカ文学の傑作「白鯨」の元ネタの一つとなった「エセックス号事件」の映画化。原作本は未読ですが、映画はさまざまな要素を忠実に反映しようとするあまり、全体的に薄味で何に力点を置きたかったのかが不明瞭になった印象です。  作品情報 2015年アメリカ映画 …

白鯨との闘い

公式サイト。原題:In the Heart of the Sea。ナサニエル・フィルブリック原作、ロン・ハワード監督。クリス・ヘムズワース、ベンジャミン・ウォーカー、キリアン・マーフィ、ベン・ウィシ ...

劇場鑑賞「白鯨との闘い」

人間の極限… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201601160000/ 【楽天ブックスならいつでも送料無料】白鯨との闘い [ ナサニエル・フィルブリック ]価格:842円(税込、送料込) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】白鯨(上)改版 [ ハーマン・メルヴィル ]価格:7...

映画:白鯨との闘い In the Heart of the Sea 富を求め危険な旅に出る男たち

時代は19世紀。 くじらから取れる「鯨油」がダイアモンド級に貴重な時代。 その富を得るべく、無謀な船旅に出る荒くれ者達が多くいた。 主人公(=クリス・ヘムズワーズ)の乗る、“エセックス号"も、そんな一隻。 米 ナンタケット港を新米船長と共に出港し、鯨を捜し求める旅に出る。 ところが... 噂には聞いていた死を呼ぶ...

白鯨との闘い

1819年、鯨油を入手するためアメリカ・マサチューセッツ州のナンタケット島を出港したエセックス号のクルーたちは、トラブル続きの航海で思うように鯨を捕らえることができず、焦りばかりが募っていく。 寄港地で鯨の群れの情報を聞きつけた一行は、南米大陸の西3700キロで白い化け物のようなマッコウクジラと遭遇。 一等航海士オーウェン・チェイス(クリス・ヘムズワース)をはじめとする乗員たちは、強...

海へ~『白鯨との闘い』

 IN THE HEART OF THE SEA  1850年。小説家ハーマン・メルヴィル(ベン・ウィショー)は、かつて商業 捕鯨の中心地だったニューイングランド州ナンタケット島を訪れる。30年前 に伝説の白鯨との闘いに破れ、海に沈んだエセックス号の最後の生き残り、 トム・ニカーソン(ブレンダン・グリーソン)に会うために。メルヴィルは彼から、 遭難の...

極限の中の闘い、決断

19日のことですが、映画「白鯨との闘い」を鑑賞しました。 1819年、エセックス号のクルーたちは鯨油を入手するためにナンタケット島を出港 一等航海士オーウェンら乗員たちは 太平洋沖4,800キロメートルの海域で白い化け物のようなマッコウクジラと遭遇 彼らは必死で抵...

『白鯨との闘い』('16初鑑賞07・劇場)

☆☆☆★- (10段階評価で 7) 1月16日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター7にて 15:55の回を鑑賞。2D:字幕。

白鯨との闘い3D ★★★★.5

ハーマン・メルヴィルの「白鯨」の裏側に迫るナサニエル・フィルブリックのノンフィクション「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」を基に描く驚異のサバイバルドラマ。19世紀を舞台に、白い大型のマッコウクジラと捕鯨船の乗組員たちとの壮絶なバトルを描く。主人公を『アベンジャーズ』シリーズなどのクリス・ヘムズワースが演じ、『ダ・ヴィンチ・コード』などのロン・ハワードが監督を担当。大海原で繰り広げられる...

白鯨との闘い

1819年、捕鯨産業が盛んだった頃のアメリカ、ナンタケット島。 一等航海士オーウェン・チェイスは、船長のジョージ・ポラードらと捕鯨船エセックス号に乗り、太平洋を目指すことに。 太平洋沖4800km、死の海域で21人の乗組員達を待ち構えていたのは、体長30メートルにも及ぶ巨大な白い鯨だった…。 世界的名著『白鯨』の原点ともなった海難事故の実話物語。

白鯨との闘い

【監督】ロン・ハワード 【出演】クリス・ヘムズワース/ベンジャミン・ウォーカー/キリアン・マーフィー/ベン・ウィショー/トム・ホランド/ブレンダン・グリーソン 【公開日】2016年 1月16日 【製作】アメリカ 【ストーリー】 1819年。一等航海士オーウェンは、21人の仲間達と捕鯨船エセックス号に乗り太平洋を目指した。妻とまだ見ぬ子に『必ず帰る』と誓って。しかし、彼ら...

白鯨との闘い

【IN THE HEART OF THE SEA】 2016/01/16公開 アメリカ 122分監督:ロン・ハワード出演:クリス・ヘムズワース、ベンジャミン・ウォーカー、キリアン・マーフィ、トム・ホランド、ベン・ウィショー、ブレンダン・グリーソン 伝説の白鯨との死闘。生き延びる為に、男たちが下した...

「ボーダーライン」 «  | BLOG TOP |  » 「ドノバン珊瑚礁」

おなじみの映画ブロガーさんの多いgooブログもTBを廃止。多くのブログがTB廃止の事態になってきた。こうなると、TBから記事をたどることができないブログが多くなる。ブログのURLをお気に入りなどに登録して、何を書いているのかなと、いつも見回りに行くしかない。

マリリン応援+映画雑文などのブログ。
下のほうにアクセスランキング、ツイッターがあります。



このブログのトラックバック・ポリシー (2009年1月10日、修正)

過去の記事の一部には「ブログランキング参加中~」という文面がありますが、現在はブログランキングから離脱しています。該当するすべての文章を削除することは大変なので、そのままにしてあります。

映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


プロフィール

ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

ブログ内検索

最近の記事

最近のコメント

最新トラックバック

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング(30日分累計)

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード