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2017-05

「ムーンライト」 - 2017.04.22 Sat

いろんな人生があるものだと。

本作のタイトルを覚えられない。興味がなかったせいなのか。あ、あのアカデミー作品賞をとったヤツ、としか。
ただ、映画を観たあとは、月明かりの下の(人生の)イメージで、多少、思い出せるようになった。


モネイ
恩人のヤクの売人の彼女役、ジャネール・モネイさん。歌手でもある。

ネタばれあり。
こうした境遇に自分はいないから、見ていれば分かるところはあるが、深くは心情を理解していないのではないかと思う。
母は麻薬づけ。いじめられっ子。
でも、ヤクの売人に優しく見守られ。
後見人みたいな人が現れるだけでも、えらく幸運ではないか。
売人が海で主人公の体を手に抱くシーンは、まるで洗礼だ、と見た。だからどうした、とは思いつかない(苦笑)。

彼の性的嗜好については、その気づき(初体験)以外には、ほとんど具体的な描写はなく抑えられている。
そうしたことも含めて、静かな作品で、途中、寝そうにもなったことは内緒にしておく。

いじめの張本人を、机でぶん殴ったのには、見ていてスカッとしたけれど、それだけで逮捕されて、おいおい何でだよ、もともと悪いのはヤツだろ?と思うのは観客全員だろう。
でも、ヤクの売人になっちゃって、たぶん自己防衛も兼ねてマッチョに鍛え上げて金歯も入れて、それでいいのか、それしかないのか。
昔の恩人が売人だから、そうなりたくない思いというものは少なかったかもしれない。逆に、なりたかった? 自分のやり方しだいで、ちゃんとできると考えている?


ハリス
母親役、ナオミ・ハリスさん。

最終章で、ふたり、悲劇に終わるのではないかと、どこかヒヤヒヤして見ていたのは、なぜだったのか、自分。
いちおうハッピーエンドだろうけど、売人を続けていて、だいじょうぶなのかとは危惧する。彼の恩人はハッピーに亡くなったのだろうか。

(4月22日 イオンシネマ 大井)

MOONLIGHT
2016年 アメリカ作品
監督 バリー・ジェンキンズ
出演 トレヴァンテ・ローズ、アシュトン・サンダーズ、アレックス・ヒバート、ジャネール・モネイ、ナオミ・ハリス

好き度☆☆☆(3点。3点と3.5点の中間だが好きかどうかでいえば3点。満点は5点)


(c) 2016 A24 Distribution, LLC

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● COMMENT ●

主演じゃないけど、女優さんの画像だけを載せるって、さすがはボーさんだ!

アカデミー賞作品賞だから、なおさら反骨精神が出たな?

内緒ですが私も途中眠かったです(笑)
前科者で学もないマイノリティの主人公、おそらく小さな仕事は移民たちに奪われ、生きるためにあの道を選んでしまう現実ってのがあるんだろうなぁと。
でも最後に小さな希望を感じられたのが良かったです。

>pu-koさん

世話された仕事だからと言っていましたが、恩人がやっていた仕事だから選んだという面もあるのではないかと思いました。なじみもあるでしょうし、今度は俺も、という意味でも。
最後は少し安らぎがありましたよね。これから、どうなるのか。


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☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
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好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


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ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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