「壮烈第七騎兵隊」 - 2017.06.13 Tue
フリンが、カスター将軍を演じる。陸軍士官学校(?)に入学するところから、南北戦争を経て、第七騎兵隊を率いて先住民と戦い、戦死を遂げるまで。
なかなか、かっこいい好漢に見えて、人気があったのも、うなずける。
オリヴィア・デ・ハヴィランドさんとは、本作をはじめとして、共演が多かったらしい。
おもしろいのは、ハティ・マクダニエルさんも出演していることで、彼女とオリヴィアは2年前の「風と共に去りぬ」でも共演していたのを忘れようったって誰が忘れるものですか。

左から、ハティ・マクダニエル、エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド
もうひとつ、記録しておきたいのは、カスターがミシガン州モンローで育ったこと。はじめて知った。
いや、だから、マリリン・モンローさんのファンにとっては「モンロー」というだけで、おうっ!と反応するんですよ!!
それから、先住民のクレイジー・ホース役で、アンソニー・クインが出ている。
第七騎兵隊の連隊歌であり、愛称にもなった「ギャリーオーウェン」も聴ける。
学校では学業成績最低、違反が多く、南北戦争時にも自由奔放、命令も守らないように見えたカスターが、第七騎兵隊の長になった途端に、規律を自覚して部下にも守らせるように描写されているのが、ちょっと不自然には思える。
史実への脚色は多いらしいが、140分の長さを、総じて、飽きずに見られた。
(6月10日)

THEY DIED WITH THEIR BOOTS ON
1941年 アメリカ作品
監督 ラオール・ウォルシュ
出演 エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド、アーサー・ケネディ、ハティ・マクダニエル、アンソニー・クイン
好き度☆☆☆(3点。満点は5点)
(c) 1941 Warner Bros.
● COMMENT ●
昨晩観ました
>宵乃さん
長いけど大丈夫でしたね。学校に入学してから亡くなるまでをやったから、自然と長くなったのでしょう。
ハティさんは「風と共に去りぬ」では、スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)の家の女中で、本作のオリヴィアさんとの共演シーンはあったか、なかったか、思い出しませんが。
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しかし、あの女中さん、どこかで見たことがあるなと思ったら「風と共に去りぬ」にも出演されてましたか。そっちでも女中だか乳母だかをやってましたよね、たしか。
この作品でいちばん可愛らしい役でした。