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「マリリン・モンロー 最後の年」 セバスティアン・コション - 2017.07.05 Wed

マリリンの「取り巻き」12人それぞれを、章ごとに「主役」に取り上げて語るのがユニーク。

マリリンの晩年に、彼女の近くにいた人物たち。
家政婦:ユーニス・マリー(マレーの表記がおなじみだが本書ではマリー)、メイク係:アラン・“ホワイティー”・スナイダー、秘書:シェリー・レッドモンド、マッサージ師:ラルフ・ロバーツ、会計係:イネス・メルソン、演技コーチ:ポーラ・ストラスバーグ、ヘア・ドレッサー:アグネス・フラナガン、スタンドイン:イヴリン・モリアーティ、助手:メイ・リース、精神分析医:ラルフ・グリーンソン、写真家:ローレンス(ラリー)・シラー、広報担当:パトリシア(パット):ニューカム。

最後の年

12の章ごとに各人物を主役にして話を進める。この人は、どういう人なのか、何をした人なのかを知ることができるのは、ありがたい。
マリリンの言動についても、多々書かれているので興味は削がれない。
「最後の年」の彼女の周囲の状況について知るには良い本だと思う。

ただ、マリリンについて書かれた本で、よく思うのは、誰がどう考えたのかなど、著者が知っているのか? インタビューでもしたのかい? ということだ。
調べたことから想像して、物語的に作っているのかもしれないが、どこまで本当なのか、わからない。しかし、それは仕方がないことともいえるのかもしれない。
本作の著者は、紹介文によれば『作家、コレクター、マリリン・モンロー研究者。フランスのテレビ局「アルテ」や「キャナル・プリュス」で働いた後、フランス映画を海外で展開する機関「ユニフランス」で広報活動に従事している』とあり、ローレンス・シラーとパトリシア・ニューカムにはインタビューしたようだが。

訳文で気になることがあった。「~(する)だろう」という文章が時々出てくる。普通なら「~することになる」とか「~になるのだ」などになるのでは、と思った。いまでは、すでに結果が分かっている内容なのだから。
原文が、そのようになっているのかもしれないが、文章にクセのある部分だった。

(6月30日読了)


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マリリン好きな人はいないのか。コメなし。

まだ出たばっかだから読んでないんだろ。


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