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2023-05

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」 - 2017.07.06 Thu

叔父と甥の会話(言い合い)が、なかなか笑える。ユーモアがあっていい。

もっと、ミシェル・ウィリアムズさんの出番があるのかと思ってたら、少しでしたね。
終盤の、道端でのセリフは、感情が爆発しすぎのように思えた。やりすぎでは? と。
そこまで抑えていたものがあったとしても、それまで描かれてきていないから、いきなりすぎて驚くほど。

元妻

甥のほうは、二股かけてるし、バンドやったり、けっこうイマドキですか?
甥の母親役でグレッチェン・モルさんとか、彼女の彼氏役でマシュー・ブロデリックとか出ておりました。

後悔してもしきれないことは起こりうるし、傷を癒やすのは簡単じゃないけれど、人は自分でなんとかして生きていかざるをえず、やがては希望も生まれてくる…かもしれない。
人生ですね。

マンチェスター・バイ・ザ・シーというのを、イギリスの地名マンチェスターだと、すっかり思い込んでいた。海のそばのマンチェスター、という意味かと。(しかし、地図を見てみれば、イギリスのマンチェスターは海のそばではないと分かる。)
ところが、映画の中で、ボストンから1時間半というから、おかしいなとは思っていた。では、イギリスにもボストンという地名があるのかと考えた。
あとから調べると、アメリカにちゃんと、マンチェスター・バイ・ザ・シーという地名があるのだった。勉強になった。

(7月5日 シネスイッチ銀座)

今甥

MANCHESTER BY THE SEA
2016年 アメリカ作品
監督 ケネス・ロナーガン
出演 ケイシー・アフレック、ルーカス・ヘッジズ、カーラ・ヘイワード、アンナ・バリシニコフ、ミシェル・ウィリアムズ

好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)


(c) 2016 K Films Manchester LLC. All Rights Reserved.

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● COMMENT ●

締めくくりが意外なのが効いてるよな。

こういうのが、人間のきれいごとではない生活じゃないかな。

そうですねぇ。確かにミシェルのあのシーンは爆発気味でしたが、彼女は自分が苦しみを乗り越えたからこそ、リーを傷つけたことへの後悔を激しく感じられるようになったんだなぁと。リーの背景と時の流れをあの表現から理解できた思いでした。

>pu-koさん

私には、やりすぎに思えましたねえ。
しゃべるうちに激していく人は、いますけど。
エンディングをビターにするなら、ここも、こんなに物分りよくすることないじゃん、という気も、私は、します。


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映画評「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

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映画感想の「好き度」について。
☆☆☆☆☆(5)…GREAT!文句なし!
☆☆☆☆(4)…FINE!かなり、いいぞ!
☆☆☆(3)…GOOD.観て損はないかな。
☆☆(2)…NOT SO GOOD.ちょっとなあ…。
☆(1)…BAD!いいかげんにせい!
という感じ。★を0.5点とします。星5つは、ほとんどつけませんから、4.5点なら最高と言えます。 自分にとって面白いかどうかが重要で、世間の評判や、意義がある映画である等々は重要視しません。
好きだなあと思ったら3.5点に星が到達。


クリックで救える命がある。

小鳥頭
忘れっぽい人の同盟。
クリックしたら説明があるかもしれない
(忘れた)。


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ボー・BJ・ジングルズ

  • Author:ボー・BJ・ジングルズ
  • HP「シネマ停留所」の管理人でもある。♂。単純に映画が好き。綺麗な女優が好き。マリリン・モンローさんは、わが永遠のミューズ。

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