「すばらしき映画音楽たち」 - 2017.07.23 Sun
ハンス・ジマーは…ジョージ・ケネディのような(といっても若者は誰のことか知らんだろ)。

ジョン・ウィリアムズをわりと大きく取り上げていて、「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「スーパーマン」「インディ・ジョーンズ~」と、さすがに耳馴染みのある曲ばかり。
「E.T.」のラストシーンが流されていて、見ていて泣いてしまったよ。ふだん子ども向けと思って「ふふん」と鼻であしらっている映画なんだけど。
ジョン・ウィリアムズが、映画「ウエスト・サイド物語」の中の曲でピアノを弾いている、と聞いて、マジかよ!と驚いた。ホントなの?
アビー・ロード・スタジオでのオーケストラ録音の様子なども興味深い。オーケストラのメンバーは、楽譜を初見で演奏するんだって!?
ロンドンでは柔らかい音、ロスでは力強い音が録音できるとか。

サイレント映画でのオルガン演奏から、「キング・コング」のマックス・スタイナー、金管・木管楽器のオーケストラが特徴のアルフレッド・ニューマン、ジャズを導入したアレックス・ノース。
ほかに、マルコ・ベルトラミ、ジョン・バリー、エンニオ・モリコーネ、バーナード・ハーマン、ジェリー・ゴールドスミス、ダニー・エルフマン、トーマス・ニューマン…。
しかしまあ、よく、こんなに映画に合わせた音楽をつくれるよね、みなさん。
ジェームズ・キャメロン監督は、音楽がダメなら、どんな映画も台無しだ、と語る。まったく同感。
(7月23日)
SCORE: A FILM MUSIC DOCUMENTARY
2016年 アメリカ作品
監督 マット・シュレイダー
出演 ハンス・ジマー、ジョン・ウィリアムズ、ダニー・エルフマン、レイチェル・ポートマン、ジェームズ・キャメロン
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) 2017 Epicleff Media. All rights reserved.
● COMMENT ●
録画したまま.....
こういう作品って、ありそうでなかなか無いですね。映画音楽の作曲家って、どうしても「裏方」って見られてしまう。実は音楽が映画の中で占める割合って、すごく高いと思います。いくら映像や演技が良くても、音楽が合わないと失敗です。ミュージカルじゃなくても。印象に残っている映画って、場面よりも音楽がまず浮かぶ場合が多いんじゃないのかな?
単なる場面の伴奏というよりも、「映画音楽」というひとつのジャンルが確立されています。同じ映画を何回も続けて観るのは現実的じゃないけど、映画音楽なら何回聴いても飽きないですね。今頭に浮かんできたのは、「カサブランカ」の有名な場面で、バーグマンがピアノの伴奏に合わせて「ラ、ライラ、ライラ、ライ」と口ずさむ場面。
実は昼間やっているドラマ「やすらぎの郷」で出てくるバーの名前が、カサブランカなんですよ。倉本先生もお好きなんだろうなぁ(笑)
このドラマ、TV界にかつて功績のあった俳優・女優・脚本家たちのための老人ホームが舞台なんですが、元ネタは、おそらくデュヴィヴィエの「旅路の果て」だろう。
>又左衛門さん
どんな顔してるのかさえ知らないですし。
音楽がいい映画が、好きな映画になる確率は、私の場合は高いように思います。
(そもそも、ミュージカル好きですし。)
たいしたことない映画でも、音楽でグンと有名になったものがあるでしょうし。
本作、観て損はないと思います。
余談ですが.....
民放、つまりCSでよくやっているラインナップとあまり変わらない。昔「世界名画劇場」という枠がありました。モノクロでモノーラルの音声でも名作は沢山ありました。NHKの倉庫にはこういう名作がたくさん眠っているはずなんですよ。「旅路の果て」もそのひとつ。これ今DVD買うとバカ高いんですよ。ビデオで長いこと保存していましたが、とうとうダメになりました。NHKのHPで投書してみるかな。
>又左衛門さん
古い名画を見る機会が、本当に減りました。NHKこそ、視聴率とか気にせずにやってほしいですね。国民から銭とってるんですから、いい映画を放送するべきです。
ジャンヌ・モローさんの訃報
ご冥福をお祈りいたします。
>又左衛門さん
凛としたところが魅力でした。「マドモアゼル」など見たい作品があるので追悼放送してほしいです。
サム・シェパード氏も....
「ライト・スタッフ」好きだったなぁ。劇作家でも有名なんですね。
>又左衛門さん
ご冥福を。
>fjk78deadさん
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