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2023-06

「新感染 ファイナル・エクスプレス」 - 2017.09.26 Tue

どこまで行くか、まだ行くか、と観ていて満腹のエクスプレス。

評判がよろしいので、見ましょうね、と最近めったに行かない新ピカ(新宿ピカデリー)まで足を運んだ。
ここも含めて、いつも思うのだが、映画館って、すわって待つための椅子が少ない。待つなら当然立っていなさい、または、早く来るな、とでも?
スペース的にも何百個も椅子を置くわけにもいかないのでしょうけれどねえ。

逃げろや

話は簡単で、ゾンビ系感染者が特急に乗り込んでしまい、密室空間で、いかに逃げ延びるか。
逃げ場がないと思われた電車内でも、感染者の習性によって、ある「歯止め」が可能になるあたりは上手い脚本
感染者がいる車内を突破して、別の車両に行かなければならない状況をつくるところも上手い。
車内だけでなく、駅でのアクションも入れてくるので、飽きることはない

父娘、恋人同士、姉妹など、さまざまに愛情や信頼関係のドラマがある。
しかし、なかには、他人を蹴落としてでも何が何でも助かりたい!と、主張し行動する、自分勝手感100%の男もいて、ひとりのせいで何人感染したことか。
でも、こういうヤツの意見に乗ってしまう人々もいるわけで、自分だってあの場にいたら、同じじゃないかと思う。
ちなみに、この自分勝手男、笑っちゃうほど、ひどいヤツだが、最後は哀れでもあり、逆に超重要キャラなので、演技者としては、やりがいがあるはず。

突破せよ

主人公、大沢たかお! かと思いましたよ。(違うのねえ。)
妊婦さん、走りまくるわ、狭いところ通るわ、もろもろで流産するのか、途中で産まれちゃうのか、心配しました!
で、「新感染」とは、よくネーミングしたもんだ(笑)。原題は「釜山行き列車」なんだけど。
ほとんど見ないが、韓国映画、やはり、熱い、濃いイメージが変わらない。

(9月24日 新宿ピカデリー)

TRAIN TO BUSAN
2016年 韓国作品
監督 ヨン・サンホ
出演 コン・ユ、キム・スアン、チョン・ユミ、アン・ソヒ、マ・ドンソク

好き度☆☆☆☆(4点。満点は5点)


(c) 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.

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● COMMENT ●

>、大沢たかお! かと思いましたよ。

えー似てない!笑
あっさりな奥二重だからかな?

韓国のゾンビだと、ゾンビ嫌いな人でも観るんだーと
なんだか複雑です 笑
本当のゾンビは確かにもっとグロいけど、
根本は深いんですよー

>migさん

んー、なんとなく似ている気が。イメージ的に!? ほかにも、似ていると書いているブロガーさん、います!(たぶん)
私は、ロメロのゾンビも見ましたし、日本の「アイアムアヒーロー」とか、けっこう見てますが、韓国映画をあまり見ていない…。
本作のは、ゾンビっぽく見える感染症、でしょうかねえ。

そうそう。密室の列車内パニックという状況下で、移動したり逃げたりのシチュエーションづくりが上手かった。
さりげない人間関係の描き方もよかったし、面白かったです。

>pu-koさん

列車内パニックというと…なぜか「カサンドラ・クロス」ぐらいしか思いつかないのですが(ほかにあったとしても見ていないのか)、よく考えられていますよね。
乗り込んだあとは最後まで怒涛の展開で、人間関係も忘れず、お見事でした。

こんにちは

韓国のお家芸のような濃いヒューマンドラマが、
駆け抜けるような感染パニック映画にあわさって、
意外とこれいいんじゃない?みたいな
要は面白かったってことですね!
娘との絆が薄い主人公が、最後には娘を守るために
ってところは、やはり感動のポイントでしたし
ラストのアロハオエがまた感染者ではなく人間だとわかるポイントになるというのも、凄く良かったです
個人的には殴りまくりのマ・ドンソクが格好よかったですね。
こわもてだけど、言ってることは誠実でしたし

>makiさん

こんばんは。
とにかく、ノンストップというにふさわしい怒涛の展開でした。
こんなに濃くして、これが普通なの、韓国映画? と思ってしまうほど。(ふだん韓国映画を見てないから。)

アロハ・オエは、うまかったですねー。こういうアイデアのある映画は、印象がよくなります。
あの、おっちゃんですね、たんに性格が荒いのかと思わせといて、じつは、と。いい役でした。

こんばんは。

これは面白かったですね。
襲ってきたり突破するバリエーションも豊富で楽しめました。
あの身勝手の極致の男はとんでもなかったですけど、それに乗る人たちの存在も怖かったですね。

タイトルは原題でよかったような気がします。
B級映画には、これはこれで面白いタイトルなんですけどね。(^^;

アロハ・オエの使い方は私も上手いと思いました。(^^)

>白くじらさん

おはようございます。
おもしろかったです。
そうそう、自分の身を守ることを最優先しがちなのは、自分もそうするんじゃないかと思って、人のことは言えないなーと観ながら考えていました。

釜山行き列車、でもいいですけど、客寄せのためにはボツになるのでしょうね。

私も、こんな場合には「アロハ・オエ」を歌おうと思います!

新宿ピカデリーは待つ間座るところないですね~たしかに。
上京したときに二度ほど行きましたが、そう思いました。
田舎の映画館はゆったり座って待てるんですよ。人間少ないからね。

この映画、評判通りの面白さで
列車内をクローズドサークルみたいな設定にして
ゾンビから逃げ回るというのが新鮮でしたね。
泣かせるところはしっかり立ち止まって泣かせる、ここらは韓国映画らしかったです。

>ななさん

新ピカは、たいてい、椅子が人で埋まってます(笑)。

そうそう、列車は密室みたいなものですから。外へ逃げられない。
駅で外に出て、大きな動きを出したのも、上手だなあと思いました。


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