さよなら日劇ラストショウ - 2018.02.05 Mon

ビルの外側の看板。

1階のチケット窓口上の掲示。

9階の劇場スクリーン2、スクリーン3の入口前。11階にいちばん大きいスクリーン1があるが、きょうはそこでは観ない。

まず、スクリーン3で「アナと雪の女王」(吹替版)を観賞。何度も観ているが、久しぶりなのと、大きなスクリーンと劇場のスピーカーの音声での観賞は、やはり感激する。ただ、お客は半数ほどに思えた。終映後、少しだけ拍手が。私も含めて。

知人のご夫妻と合流して、お昼ごはんのあと、スクリーン2で「ゴジラ」。東宝といえばゴジラだし、宝田明さんの舞台挨拶があるし、最終上映映画になるし、で、満員。始まると、タイトルその他、ところどころで拍手が起きる。

上映後に宝田さんが登壇。マスコミ用のフォトセッションになってからの写真はOKとのことで、遠くからボケボケだけど撮った。映画のときは20歳、今年で84歳になるとのことで、お元気! ずっと、しゃべり続けるのではという勢い。ユーモアも交えて。ギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA ゴジラ」で、入国審査官の役で撮影されていたことをお話しされて、私は初耳で驚いた。でも、映画が長くなったのでカットされたそうで、なんとも残念。
映画.comの記事が、詳しいです。
映画館は日比谷に移り、「TOHOシネマズ日比谷」として、3月29日にオープンする予定。
● COMMENT ●
偉大なる小林一三翁
この人はホントに時代に先駆けて、鉄道敷設事業と、その沿線の住宅開発・販売、日本で最初のターミナル・デパートの創業、また宝塚歌劇団の創設と、次々に凄い事業を成功させてきました。テニスの松岡君の曽祖父にあたる人です。
今や映画界における東宝は「独り勝ち」状態ですもんね。大映も日活も経営的には失敗し、大映は角川になりました。
今、昼のテレ朝で「越路吹雪物語」のドラマ観てますが、小林一三という人は、商売上手ですよね。そしてエンターテインメントの力というものを信じていたんだと思います。多数の人が集まる、興味を持つものを開発すれば、お客はおのずと集まってくる。それが歌劇であり、映画だと。いつの時代でも人は娯楽を求めている。
私は学生時代、神戸の阪急沿線に住んでいました。
1970年代初めに、もう「自動改札」が導入されていました。おそらく日本初だと思います。
>上映後に宝田さんが登壇。
ご本人が観れたなんてラッキーですね。
>ギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA ゴジラ」
この映画に出演した、渡辺謙さん。オリジナルの「ゴジラ」観たことないとか。不勉強にもほどがある.....
ところでこの日劇跡地は何になるんでしょうか.......?
>又左衛門さん
東宝は映画製作も映画館も、確実に商売していますね。
映画館だけ見ても、松竹系、日活系より、ずいぶん充実しています。
松岡修造の曽祖父でしたか! それは知りませんでした。違うほうへ才能を伸ばしたのですね。
渡辺謙。ゴジラ映画に出るのに「ゴジラ」を見ていないとは。見る手段がなかったのでしょうかね。見ても見なくても関係ないと思ったのでしょうか、西郷どんのお殿様、斉彬…。
松岡功氏
お父さんの松岡功氏(元東宝会長)も有名なテニス・プレーヤーでデビス・カップ日本代表までなったそうですよ。修造氏はお父さんの血を引いたんですね!
しかも偶然ながら、私の母校の大先輩でもあります。
>又左衛門さん
ニュースかなにかで偶然見るか、調べなければ、わからないでしょうけど、興味がないと、知らないままですね。
日本劇場の名前はどこかに残してほしかったですよね
>さえさん
エレベーターで一気に上下できますが、エスカレーターだと時間がかかるし、ましてや階段では…。
都内には、バルト9とか新宿ピカデリーなど、かなりの高い階にスクリーンがある劇場が増えましたけれど。
TOHOの六本木も、最初はヴァージンシネマズだったのですよね。
スバル座! めったに行きませんが、続いてほしいですね。「老朽化のため…」と言われるのが怖い。
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3374-448f107a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)