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2018-05

読書記録(2018年1月) - 2018.02.06 Tue

1月の読書記録。

つぶ
「つぶやきのクリーム」 森博嗣
何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである。などの「つぶやき」100個。解説つき。電子書籍がよさそうだという話のほかは、もう、ほとんど忘れちゃった。(1月11日読了)

みせ
「未成年」 イアン・マキューアン
信仰により輸血を拒む少年の事案を、女性裁判官がどう判断するか。話はそれだけでは終わらず、それぞれの生き方を描き、すばらしい。(1月20日読了)

こい
「小泉放談」 小泉今日子
雑誌「GLOW」で25回にわたって連載した対談をまとめたもの。雑誌のときは写真もあって話し手のイメージがわくけど、文字だけだとそれがない。短めのエッセイを追加収録。対談相手の最初はYOUさん、最後は小池百合子さんだ!(1月30日読了)


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● COMMENT ●

ビブリア古書堂の事件手帖

私が好きなTVドラマのひとつに、かつてフジテレビ月9でオンエアされた、「ビブリア古書堂の事件手帖」があります。残念ながら評価はイマイチでしたが、それでも私には関係ない。確かに剛力彩芽の演技は大したことないし、セリフも聞き取りにくいのは事実。ただ古書にまつわる、数々の蘊蓄が興味深くて、しかもミステリー仕立ての展開。それもそのはずで、原作者の三上さんは古書業界にいたそうで、実に詳しい。「せどり屋」という独特の職種もこのドラマで初めて知りました。

BJさんは、このドラマご覧になりましたか?
でもフジテレビはなかなか再放送しない。BSでもCSでもです。観たい人はDVDを買えと言わんばかり。ネット上では韓国のサイトで観れます。画質は悪いし、ハングルの字幕がうざい(笑)けど、他には観る手段が無いので。

なんと今年この作品が映画化されるそうですよ! 黒木華さんの主演で。

私は今、太宰治全集の第1巻「晩年」を読んでいるのですが、この「晩年」の初版本をめぐるサスペンスは第6話に入っています。他には「時計仕掛けのオレンジ」の原作本、結末が2種類ってこのドラマで知りました。

>又左衛門さん

見ていないですねー。
テレビドラマは、キョンキョンや深キョンやすずちゃんなどが出ないと見ませんから。
あ、NHKの大河ドラマ、連続テレビ小説は見ていますが。

放送していたのは知っています。再放送は、あてになりませんから、これは!と思えるのは最初から録画しておくしかないですね。

江戸川乱歩

このドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」は全11回あり、最後の10~11回は江戸川乱歩にまつわるミステリーです。この2回だけは数年前にもネットで観ており、今回が3度目の視聴になります。それくらい面白い。乱歩にまつわる蘊蓄が盛りだくさん。乱歩がデビュー前に古書店を経営していたことや、ホントの処女作は「二銭銅貨」じゃなくて「火縄銃」だということ。※この後に「火縄銃」を探して読みました。

 亡くなった乱歩コレクターの残した金庫を開ける暗号を、どうやって見つけるかが文字通りの鍵になります。その書斎に残した乱歩の貴重な古書の数々(よく再現してあります!)を見るだけでも溜息が出てきます。

映画化の話。とっくにクランクアップしたらしいですが、公開は今年の秋らしい。2時間物として、せいぜい4つのエピソードか。乱歩の物も入っていることを期待するばかり.....

>又左衛門さん

「二銭銅貨」じゃなくて「火縄銃」? それは、また。初耳です。
頭に置いておきます。
映画の公開、楽しみですね!

久世光彦さん

久世光彦(くぜてるひこ)さんて、ご存じですか?

元TBSの敏腕プロデューサーで、多方面にその才能を発揮されました。
彼が手掛けたのは、「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」などの高視聴率番組の数々....脚本を書いたのは、あの向田邦子さん。
その久世さんが書いた本の中に、「一九三四年冬-乱歩」があります。

実は、約20年前の冬、ちょうど今頃の2月、私は糖尿病と診断され、初めての「教育入院」を体験しました。わずか2週間ですが、退屈を紛らすために持ち込んだのが一冊の本。それがこの「一九三四年冬-乱歩」です。

中身は、「悪霊」という作品を「新青年」という雑誌に掲載中に、どうにも行き詰って雲隠れした時期の乱歩の謎に包まれた日々を、空想で書いたフィクションです。しかも中には「梔子姫(くちなしひめ)」という、架空の作品まで入っています。とにかくこれのお陰で、退屈せずに過ごせました。あとは立川談志の落語のCDのお陰です(笑) この本が最近行方不明で、ようやく今日再会しました。
BJさん、未読でしたら是非お勧めしますよ。山本周五郎賞受賞したくらいの面白い傑作だと思います。

ところで、何故ここで久世さんのことを書いたかと言いますと、久世さんは向田邦子さんとよく仕事をされていて、小泉さんも向田邦子さんがお好きだと知ったからです。久世さんの生前の写真を検索してたら、なんと小泉さんとの2ショット写真が見つかりましたよ! つながりましたよ!

「ビブリア古書堂の事件手帖」のドラマの乱歩編(11~12回)には、乱歩ファンとして夙に有名な佐野史郎さんも登場し、楽しませてくれます。彼はあの乱歩の「貼雑年譜(はりまぜねんぷ)」の復刻版(2001年)を買ったそうです。なんと¥595000!だって! 私は市の図書館で一度だけ閲覧しました。

>又左衛門さん

久世光彦さんは、小泉さんをデビュー1年たたない頃から起用していました。
最初は「あとは寝るだけ」(1983年)でしょうか。
「花嫁人形は眠らない」やら「センセイの鞄」やら、ありましたね。
小泉さんも、相当きびしく演出されたのを、ありがたく、なつかしく思っているようです。

「一九三四年冬-乱歩」は読みました。それこそ、小泉さんつながりの久世さんが本を書いていて、しかも乱歩だというので。
ただ、ほぼ忘れているので、また読んでもいいかなとも思います。

「探偵小説四十年」

>「一九三四年冬-乱歩」は読みました。
  失礼しました。

  この舞台となっている「張ホテル」。てっきり架空のホテルかと思ってたら、確かに実在してたんですね。しかも乱歩がお気に入りの定宿だったとは。
「探偵小説四十年」の中に、昭和九年一月、麻布の張ホテルに長期滞在したが、何も書けなかったとありますね。ホテルの詳しい内装や調度品の類まで書いてある。お世辞にも高級ホテルとは呼び難い、言わば「しけた安ホテル」。でも乱歩には「隠れ家」的な安らぎを与えてくれる場所だったようですね。これらのことを頭に入れて読み返すと、当時の乱歩の心情がよく理解できるかもしれません。

「悪霊」の度重なる休載から中絶に至る、乱歩の苦悩。そして盟友とでもいうべき横溝正史の「乱歩への罵倒文」が発表されて、衝撃を受けた乱歩の落ち込みは相当なものだったろうと想像できます。

また「ビブリア古書堂の事件手帖」のドラマの乱歩編のことを蒸し返しますが、金庫に隠された「お宝」が、「押絵と旅する男」の初稿ではないかと、皆が色めき立つのですが、それは「探偵小説四十年」の中で、名古屋の大須ホテルの便所に捨てたと書いてある(昭和四年)、まさにその原稿のことなんです。
真相は如何に.......

願望を言わせてもらえば、「一九三四年冬-乱歩」の映像化作品をいつか観たいものだと。「Rampo」で乱歩自身を演じた、竹中直人氏が自分で主演兼監督やってくんないかなぁ.....最近NHKが乱歩作品の映像化に熱心なのは、今後も期待してもいいかも....

>又左衛門さん

NHKなどに、ドラマ制作希望! とか出してみるのもいいかもしれませんね。

私は、どこかの映像制作会社に、小泉さんのアイドル期の歌のテレビ出演VTRを集めたDVDを出してもらいたいですが…。

乱歩三昧

今や、私の中の「マイブーム」(笑) はまっております。

映像化作品が観たくなって、いくつか観ました。
まずは映画「Rampo」(奥山版)
竹中直人氏が乱歩自身を演じるという、画期的な作品ですが、映画自体は破綻していて、DVD化もされなかった。だからビデオをDVDに焼いたもの。でも私には貴重なんです。特に冒頭の「お勢登場」のアニメがいい。また故平幹二朗さんの怪演が凄い(笑)

ドラマ版をいくつか。
明智小五郎のドラマというと、まず天知茂さんの「美女シリーズ」が有名ですが、全25話録画済み。次に陣内孝則氏の4本(「地獄の道化師」「化人幻戯」「暗黒星」「吸血鬼」)も同様。西郷輝彦版は2本。「吸血鬼」と「白髪鬼」。これも同様。北大路欣也さんのは6本あるのですが、私は「押絵と旅する男」のみ。残りはいずれ録画するつもりです。

「地獄の道化師」は天知版もあるのですが、陣内版は微妙に違います。原作と違い、真犯人は自殺しない。陣内版がいいのは、妻の文代を演じる森口瑤子が色っぽくて、美人だという点(笑) 天知版の五十嵐めぐみや高見知佳はまだ子供だもんね。

番外とでも言うべき、満島ひかり版は3本中2本録画。

あとマイナーですが、特番で放送した「乱歩-妖しき女たち」という4つの短編のオムニバスドラマ。今回初めて通しで観ました。「接吻」「人間椅子」「魔術師」「断崖」のドラマ化で、滅多に映像化されていないのが「接吻」と「断崖」。4つとも佐野史郎さんと豊原功補さんが出演。女優は常盤貴子、川島なお美、小川範子など多彩。

今は映画の「D坂の殺人事件」を観ています。実相寺監督版。
D坂だけじゃ短すぎて映画にならないので、「心理試験」とドッキングしたようなストーリーで、エロもたっぷり(笑)

「一九三四年冬-乱歩」の再読もゆるいペースで始めました。

>又左衛門さん

まー、私のなかではブームじゃないので、いま興味ないですよねえ。


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