「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」 - 2018.03.03 Sat
空からの監視、「ゼロ・ダーク・サーティ」でも見たような記憶が。
鳥や昆虫の形をして、しかも飛ぶカメラ! 現代は、鳥や虫を見ても、これカメラじゃないのか?と疑うしかないのか!

逮捕対象人物を監視していると、そこでテロを準備しているのを発見。
その家をドローンで爆撃しようとするが、少女が家のそばでパンを売っている。
彼女を家から引き離したいが、思ったようにうまくいかず…。
軍人は政治家に作戦の了承を得ようとする。現場の軍人と、現場にいない政治家の立場の差。加えて、政治家は責任を負いたくないということもある。
その、やりとりもおもしろい。
本作は、ひとりの少女の命を考えているが、現実の戦場で「そんなこと」が考えられているのかは、はなはだ疑問。
しつこく言うが、親切な説明過剰の押し売りの副題は不要。
(2月25日)

EYE IN THE SKY
2015年 イギリス・南アフリカ作品
監督 ギャヴィン・フッド
出演 ヘレン・ミレン、アラン・リックマン、バーカッド・アブディ、アーロン・ポール、フィービー・フォックス
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) eOne Films(EITS)Limited
● COMMENT ●
>fjk78deadさん
この副題の意味をなさないことったらないです。
少女の命を強調することで、他人事と思いがちな(←申し訳ない)空爆が、より現実的なものとなって緊張感が高まり、役人たちの議論にも興味が向いた気がします。
でもって、一番印象的だったのはカメラ搭載の昆虫型ロボットですねぇ。
はい、昆虫見たらカメラを疑い、リモコン操作してるやついないか確認せねば(汗)
いやマジ怖い時代です。
>pu-koさん
昆虫カメラに限らず、監視カメラは街中にたくさんあったり、盗聴手段も多様にあったり、電波ジャックされたり、パソコンデータも盗まれたり、気をつけませんとね。
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