読書記録(2018年2月) - 2018.03.05 Mon

「十五少年漂流記」 ジュール・ヴェルヌ
年長の子たちのリーダーシップ、対立、無人島でいかに生き延びていくのか、具体的で丹念な描写、最初は長いなあと思ったけど、おもしろい! 小学校低学年あたりには、簡単に編集したものでないと難しいでしょう。訳者は椎名誠の娘である渡辺葉。椎名誠自身も手伝っている。(2月9日読了)

「ノーマジーン」 初野晴
ノーマ・ジーンとは、マリリン・モンローさんの実名なので。当然、興味がわくわけです。近未来の話で、しかし、ノーマジーンは赤毛の猿? らしい。ヒロインと暮らすなかで「お熱いのがお好き」を見るシーンもあり。なんか、ゆるいというか、ぬるい感じだが、最後の結論は好き。(2月16日読了)

「スナーク狩り」 ルイス・キャロル、トーベ・ヤンソン、穂村弘
ルイス・キャロルの作品に、トーベ・ヤンソンが絵を描き、穂村弘が五七、五七…七の長歌形式でテンポよく大胆に翻訳した、ノンセンス叙事詩。ヘンリー・ホリデイ挿画版も以前にある。…まあ、ナンセンスですわな。人生と同じように、ただ、そうなっているだけなのか。(2月24日読了)
● COMMENT ●
気になる…
>ゆうさん
早く読めばいいってものではありませんから、いいんです! 読んで何かが残る(かもしれない)、というのが大切なんです。(人生相談)
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しかし、本読むの早いですね(*´o`)
わたし、読むのが遅くて、それが悩みです…涙