「マイ・ラスト・ソング」 - 2018.03.21 Wed
故・久世光彦さんのエッセイ『マイ・ラスト・ソング』の世界を、朗読と歌でステージにしてきた、この公演は、2008年から続いている。
だが、じつは、私は初めての参加になる。小泉さんの歌のライヴなら断然観たい(聴きたい)けれど、朗読なら、まあいいか、くらいの気持ちだったのだ。
ビルボードライブ東京は、2012年9月4日の小泉さんのライヴ以来。
ライヴが始まる50分前には行って、順番が呼ばれるのを待っていなければならず(自由席)、入ったら入ったで、今度は席で飲食するなりして待っていなければならない。
これ、連れがいるならいいけど、今回ひとりで行ったので、待ち時間が長い。ここは2名以上で行くに限るな。

16時半にライヴが始まった。
まず浜田さんひとりが出てきて歌う。伴奏は自分で弾くピアノのみ。
やさしい声、力みがない、伸びやかな声で、スローに歌うのが、心にしみてきて、1曲めから泣けてしまうではないか!
この方の歌は、もしかして聴いたことはなかったかもしれないが、すごい! うまい!
1曲終わって、小泉さん登場。
朗読以外に、ちょっとしたおしゃべりも交えて、たまに笑わせてもくれる。
そういうのは、コンサートのときのトークで場数を踏んできているからね。
浜田さんがデビュー20周年、小泉さんがデビュー36年(3月21日はデビュー当日です)ということで、え、浜田さんの年齢って? と思って調べたら、浜田さんは小泉さんより1歳4か月ほど年上なのですね。デビューが遅かったんだ。(すいません、歳を調べちゃって。)
浜田さんが歌っているときは、小泉さんは座って聴いているわけで、お客に見られながら、ただ座っているだけ(スポットライトは暗くなっているけど)って、どんな気持ちなんだろうと思った。
でも、観客に見られるのも慣れているのでしょうし、気にしていたら、やっていられないよね。
最後の曲「街の灯り」で、うしろのカーテンが開き(2012年のライヴのときも、そうだったよね)街の灯りも見える。小泉さん、外を見て、雪がやんでいることを教えてくれた。
この日、東京でも雪が舞ったのだった。桜の開花宣言のあとなのに。
やさしい、おとなの時間。
約1時間半、楽しかったです。満足。
WOWOWあたりで放送してくれないかな。
4月14日、15日、追加公演があります。発売は3月23日10時から、チケットぴあなどで。
また、3月28日、小泉さん発案の音楽番組「マイ・ラスト・ソング 人生の最後に聴きたい歌は」がNHK総合で放送されます。
参考:
「マイ・ラスト・ソング」公式ウェブサイト
「マイ・ラスト・ソング 人生の最後に聴きたい歌は」
ビルボードライブ
● COMMENT ●
ありがとうございます
>moonstarさん
小泉さんの歌のライヴではないせいなのか、チケットがすぐに買えました。
私は逆に、いままでは見過ごしていましたが、今回初体験。
これもまた、いい経験でした。
NHKの放送で、また雰囲気を味わいたいと思います。
>ボーさん
シリーズ化して、また放送してほしいものです。
>moonstarさん
歌が1番だけになったりしたのは、ものたりないですが、それもまたテレビ用、ということで。
季節ごとの放送なんかでもいいですよね。
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マイラストソングは関東開催の時は、毎回行っていましたが、
今回はついついパスしてしまいました。
# 今年は舞台などあり、出費増なので。。。
小泉さんは朗読もいいですよね。
基本的な構成はおそらくいつもと同じだと思うのですが、
毎回、少しずつ違うんですよね。
NHKの放送を楽しみに待つことにします。