「襲われた幌馬車」 - 2018.04.02 Mon
リチャード・ウィドマーク主演の西部劇。
「幌馬車」がタイトルにある映画は、いくつかあるのでまぎらわしいが。(「戦う幌馬車」とか「燃える幌馬車」とか。)
ウィドマークが保安官たちとドンパチやって、相手を殺して捕まって、とくるから、悪党なのかと思いきや、見ているうちに、あ、そうでもないのかな?となっていく。

ぼくね、ウィドマークじゃないよ、レティッグだよ。
悪党であるらしきウィドマークに対して、なぜか、なついて話しかける少年が、な、な、なんとトミー・レティッグだ!
そう、マリリンの「帰らざる河」でマリリンとピッタリと共演した、うらやましすぎる子どもなのだ!
マリリンと一緒、から2年後の映画。2年たつと、だいぶ成長するね。
悪党(?)のウィドマークが、どうやったら話の中心になるのか。
映画は、やはり脚本がうまいのが一番です。
娘ふたりと父親の関係を、ちょっとした会話で一気に説明してしまったあたりでも、うまいと思ったし。
拾い物。
(3月20日)
THE LAST WAGON
1956年 アメリカ作品
監督 デルマー・デイヴィス
出演 リチャード・ウィドマーク、フェリシア・ファー、トミー・レティッグ、ステファニー・グリフィン、スーザン・コーナー
好き度☆☆☆★(3.5点。満点は5点)
(c) 1956 Twentieth Century Fox, All rights reserved.
● COMMENT ●
良かったですよね
この作品の良心である姉弟の画像に癒されました。
>宵乃さん
ご覧になっていましたか!
最初は悪者だと思って見ているのですが、じつは…という点も、うまいですね。
少年、もう、最初にトミー・レティッグと名前が出たときに、おおっ!と驚き、喜びましたよ。
感じの悪かった女子まで、ラストでは、よい娘になって、みんな成長しました。
トラックバック
http://bojingles.blog3.fc2.com/tb.php/3407-d06bae7a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)